銀河大決戦
今日はEclipseを、下の子エリダニ帝国、上の子オリオンの覇権、私テランでやりました。バランスルールBの調整も十分取れて、今回はどうなるか?
好景気
第1ターン、今回エリダニは、大量の初期資源をいきなり使い尽くす覚悟で大探査を展開。ただ取り2個植民星域2つに加え、1個植民+進化経済スクエアの星域も2つ見つけます。これで次ターンには、自身の経済進化購入ボーナスを利用して、大きな経済発展が可能になります。テランは、敵のいない発見星域ばかり引いて、イオンタレット、最低技術開発、金と、金以外は微妙な引き。金のおかげで最後にやっと2個植民の星域を見つけ、なんとか無発展は免れます。オリオンはクルーザー2個で内周星域の古代艦隊を倒して、2個植民と技術遺産の獲得。
第2ターン、オリオンは進化ロボットと改良船体の開発アプグレード。テランも進化ロボットを開発し、技術遺産と2個植民星域を見つけてけっこういい感じ。そしてエリダニは予定通り進化経済を開発し、さらに2個植民星域も見つけ、植民数を5伸ばして絶好調です。
第3ターン、オリオンは戦艦とクルーザーを持って早くも銀河中心を占領し、資材も発見します。エリダニは少ないアクションの中、進化研究所を開発し、影響アクションでまたも植民数を5伸ばして、総植民数15の大発展です。テランも進化採掘を開発した上で、イオンタレット搭載のインターセプター3個を生産して古代艦隊を倒し、植民数を5伸ばすのに成功しました。三者ともそれぞれの強みを生かして順調で、良い勝負になっています。

迫る危機
第4ターン、テランが外周を探査すると、幸運にも2個とも2個植民の星域。テランはさらにオリオンに備え、インターセプターをもう3つ作って、珍しい大インターセプター艦隊を構築します。エリダニは大発展が一息つき、進化ロボットを開発して、探査でコンフォーマルドライヴを発見した程度。オリオンも内政に転換し、豊富な資材を生かして、オービタルを開発生産します。
第5ターン、エリダニは巨大な技術生産力を生かして、改良船体、フュージョンドライヴ、クォンタムグリッドの連続買いで、技術大躍進。特にクォンタムグリッドの開発は、エリダニのアクションの少なさを埋める重要技術です。また探査で金を発見したことにより、アプグレードも進みます。一方オリオンは、進化採掘を開発した上で古代艦隊の星域を攻め取り、総植民数14とエリダニに迫ります。そしてテランもオービタルを完成させ、黄金の道に突入して総植民数18のトップに立ちます。
第6ターン、テランはオービタルとクルーザーを生産すると、ついにプラズマミサイルの開発積載を始め、戦争準備開始です。オリオンもまたオービタルを生産し、フュージョンドライヴを開発搭載して戦争準備を進めます。そして資材生産の少なかったエリダニも、ついに完全武装の戦艦2ユニットを完成し、1個で外周の古代艦隊を制圧。そしてタキオンソースも開発します。もう一触即発の状態です。
最初の火花
第7ターン、テランはニュートロンボムとグルーオンコンピューターを開発。高性能ミサイルクルーザーを完成させると、これで外周の古代艦隊を倒します。またオリオンもタキオンソースを開発し、戦艦を建造して外周2個古代艦隊の星域を攻め落とします。
ここでエリダニは、ポジトロンコンピューターと反物質砲を開発。そして戦艦にコンピューターだけ積み込むと、コンフォーマルドライヴによる長距離移動で銀河中心に突入。増援を送っても勝ち目の無いオリオンは撤退します。しかしエリダニも地上攻撃力が足りず、占領には失敗してしまいます。

第8ターン、未だモノリスもアーティファクトキーも全く出ておらず、各勢力はどうするべきか悩むところ。テランは交換レートを生かして、出てきたばかりのクォンタムグリッドを無理買いすると、次にモノリスが出てもいいように資材を37も貯めこんだまま、各艦種へのミサイルとグルーオンコンピューターの搭載を急ぎます。またオリオンも35の資材を残したまま、影響アクションによる星域支配し直しにより、生産力を経済に振り替えます。そしてポジトロンコンピューターと反物質砲を開発し、戦艦にフル搭載しました。エリダニはニュートロンボムとフェイズシールドを開発し、艦隊をアプグレードして最強化。最後に高速戦艦の強みで、中心から外周に戦艦を派遣して古代艦隊を倒し、銀河中心も制圧を完了します。全員最終決戦の準備万端です。
銀河大決戦
最終ターン、モノリスもアーティファクトキーもついに出ず。もう大戦争しかありません。各勢力最後の艦隊増強を行い、テランとオリオンはワームホールジェネレーターを開発して、戦争開始です。
まず移動に強いテランから動き、銀河中心には戦艦2とインターセプター3、エリダニ内周星域にクルーザー1、オリオン内周星域にインターセプター1、オリオン本星域にクルーザー1という、前代未聞の大規模の攻勢はテランならでは。現在一番VPの高そうなエリダニは防衛に専念し、銀河中心に援軍を送ります。そしてオリオンはテラン侵攻艦隊をクルーザーで迎撃すると、エリダニの辺境星域へクルーザー、そしてテランの内周星域にも戦艦2で逆襲に出ます。さあ全銀河を巻き込んだ大決戦の行方は?

まず防衛されていないエリダニ辺境星域は、自動的にオリオンが占領。オリオン本星のクルーザー対決は、テランのミサイルがダブル反物質砲に阻まれ、オリオン防衛成功です。エリダニ内周のクルーザー対決も、反物質砲迎撃と船体強度をミサイルはぎりぎり破れず、エリダニの勝ち。そしてオリオンによるテラン内周侵攻戦艦群は、クルーザー1、インターセプター2では歯が立たず、テランが一方的に全滅。負け続きのテランでしたが、ここでオリオン内周に侵攻したインターセプターが、何と迎撃を全て躱してミサイルを全弾命中させ、オリオンクルーザーを撃破します。
そして最後の銀河中心。どちらも戦艦2に加えて、テランはインターセプター3でエリダニはクルーザー1。全く互角の頂上対決。テランは大量のミサイルを一斉発射。エリダニも全砲門で迎撃し、生き残ったミサイルがエリダニ艦隊に迫る。そして着弾の閃光。爆炎が晴れてみると、エリダニ戦艦は全滅したが、クルーザーがぎりぎり残っていた。エリダニは際どい勝利を獲得し、テランは戦艦撃破の戦果だけを持って撤退していく。こうして全ての戦いが終わりを告げました。
そしてVP計算。オリオンは支配11、技術2、発見4、名声15で32VP。エリダニは支配14、技術7、発見4、名声11で36VP。そしてテランは支配14、技術3、発見4、名声14で35VP。ぎりぎりエリダニ帝国の勝利です。最後の大決戦では多くの際どい戦闘が起こり、誰が勝ってもおかしくない勝負でした。
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