プラズマミサイル対反物質砲
 
 Eclipseを、下の子プランタ、上の子オリオンの覇権、私メカネマでやりました。先日のバランスルールを適用します。


 今回はプランタ、メカネマとも、今までのようにまず内周には行かず、第1ターンは外周の探査を中心に行動します。その結果両者とも、1星域2か所の植民と、2個の遺跡を獲得します。一方オリオンは第1ターンからクルーザーを作って古代艦隊を攻め、やはり同様のものを得て、三者並んでのスタートです。
 第2ターンは、全員が古代艦隊を攻めて、オリオンとメカネマは奪取植民に成功しますが、プランタはアクションが足らず植民は次ターンに持ち越しです。
 第3ターン、全員が順調に支配を拡大し、皆4星域を支配します。しかしこのターンにオリオンは、進化経済を開発して人口を10とし、9のプランタ、8のメカネマに対して少し先んじます。しかもこれまでの遺跡探索で手に入れたのが、プランタはクルーザー2と高速ドライヴとVP、メカネマは強力コンピューターと資材6とVPだったのに対し、オリオンは金16、資材12と莫大な富を手に入れ、急成長が可能となっています。


 第4ターン、メカネマはまた古代艦隊を倒して5つ目の星域を支配しますが、人口は9。早く進化採掘技術が欲しい所ですが、出物がありません。一方プランタは進化経済を手に入れ、人口を13に伸ばします。そしてオリオンは金と資材にものを言わせ、戦艦を1つ倒されながらも銀河中心を占領し、やはり人口を13とします。
 メカネマは先取できないだろうと最初から銀河中心との接続を切っていましたが、プランタは引いたタイルの形から中心に繋がざるを得ませんでした。そこで5から6ターンにかけて、オリオンはそのルートでプランタ本星域を攻撃します。改良船体と反物質砲を持つオリオン戦艦に、一部プラズマミサイルを積み始めただけのプランタ艦隊は勝てずに撤退します。一方メカネマは、結局進化採掘が出なかったので、あきらめてオービタルを作りましたが、資材生産の少ない中では生産のバランスが良くありません。
 第7ターン、プランタはミサイルとポジトロンコンピューターで超強化された艦隊で固めます。するとオリオン今度は矛先をメカネマに変えます。接続が無いのを頼みに資材をオービタルにつぎ込んでいたメカネマは、全く守りようがありませんでした。ただメカネマは成長を技術に集中していたため、このターンに技術トラック2つを満杯にできました。


 第8ターン、オリオンをこのままにしてはおけないプランタ。ミサイルを最大積載した艦隊で、奪われた星域を奪回に向かいます。もちろんオリオンもこれを迎撃。大決戦が始まります。プランタ艦隊は無数のプラズマミサイルを一斉発射!これにそのまま撃たれたらひとたまりもないオリオンは、全反物質砲を持って迎撃します。それでも残る約半数のミサイルが次々に着弾。オリオンの戦艦は全滅します。
 しかしオリオンクルーザーは生き残り、勝ちきれなかったプランタ艦隊は、もはや攻撃力が無いので撤退します。そしてオリオンクルーザーの反物質砲もまたプランタ戦艦を捉え、これを撃滅。損害は両者痛み分けとなりましたが、オリオンは星域を守り切りました。

 そして最終ターン。今やオリオンの生産力は圧倒的です。メカネマもプランタに続いて艦隊をプラズマミサイルで強化していますが、艦数が少なく、しかも結局最後までニュートロンボムが手に入りませんでした。そのためせっかく手に入れたワームホールジェネレーターで侵攻しても、ミサイルでは地上を攻撃できず、何もできません。勝負はオリオンとプランタの最終決戦しだいとなります。
 プランタは全艦隊を持って本星域と銀河中心に攻め入ります。しかしオリオンはクォンタムグリッドを持っている上に、経済力もマックスになっているので、後番で自由に建造、移動して守ることができ、戦争では有利です。そのため、プランタのミサイル攻撃は強力だったものの、オリオン艦隊の優勢な反物質砲迎撃を受け、これを倒しきることはできませんでした。これによりオリオンの勝利となります。メカネマとプランタ同士は、メカネマが最後にモノリスを2つ作ったことで同じくらいのVPでした。


 ミサイル迎撃ルール適用後、初のプラズマミサイル対反物質砲の戦いとなりましたが、なかなか良いバランスでした。普通の砲戦であれば速度に劣るプランタは不利なのですが、ミサイルを積むことで互角の強さを持てました。
 オリオンは遺跡に生産物が多かったりして運が良かったのもありますが、真っ先に進化経済を取り、クォンタムグリッドもかなり早く取ったのが、戦闘力を生かして後番で攻められる良い戦略でした。
 
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