どこまで行けば足りるのか
 
 エクアドル・ペルー戦争(Equatorial Clash)を子供ペルー、私エクアドルでやりました。

 今回ペルーは沿岸側から先に攻撃。戦車も入れた最精鋭の侵攻なので、エクアドル軍は撤退します。そしてペルーは道路を建設し、エクアドルはアレニージャスに精鋭を集めました。そして第2ターン、全航空機も投入したペルーの攻撃にアレニージャスは陥落。海戦で駆逐艦を失った以外はペルー好調です。


 その後エクアドルは残った軍をサンタ・ロサに下げて回復させ、次の防衛線を構築。ペルーは損耗した軍をアレニージャスで回復させた後、山岳部に残ったエクアドル軍を包囲殲滅しました。その後ペルー軍は再び精鋭を集め、第7ターンにサンタ・ロサを攻撃。これも一発で破ってしまいます。しかもアマゾン戦線でもペルーは目が良く、何も送っていないのにここで完全勝利してしまいました。


 そして第9ターンには最後の要衝マカラに侵攻するペルー軍。これで勝負は決まってしまうのかという所で、エクアドル軍は反攻に転じ、マカラに攻め込んだペルー軍を包囲します。包囲そのものは直接ペルー軍に損害を与えるものではないのですが、この状態でペルーがマカラを攻撃すると、損害を受けて退却した部隊が除去されてしまうのです。さすがにそれはリスクが高すぎるので、ペルー軍は解囲のために後続の部隊を送り込みました。


 第10ターンにペルーは、解囲とマカラ攻撃を同時に行いますが成功しません。するとエクアドルは援軍の溜まっているボリバール港から新手を送り込み、後退した部隊はボリバール港で回復を繰り返し、ペルーの攻撃は泥沼化。
 第11ターン、ペルー軍は余力を注いで再攻撃しましたが、隣ですぐ回復して戻ってくるエクアドル軍を攻めきることはできませんでした。しかもエクアドル軍は戦力を送り込んだマカラ・ロハ戦線で大勝し、アロヨ大統領トラックは6までしか進んでいません。そのためペルーのVPは思ったより少なく、マカラを落としてもペルーは勝てませんが、ペルー軍は沼地にはまって回復もままならず、もはやマカラを再攻撃することすらできません。エクアドルの勝ちです。
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 ペルーは目も良くかなり順調に進んだように見えましたが、ペルーに課された条件が思った以上に厳しいものでした。おそらく山岳部のエクアドル残存部隊に対しては守備隊を残して放置し、ペルー軍主力は前進を急ぐとともに、辺境戦線にも部隊を送るべきだったのでしょう。しかしそれでも多分引き分けが精一杯で、ペルー軍が勝つにはさらなる工夫がいるようです。

   
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