グラントの反復消耗攻撃
 
 For the People (GMT初版)の将軍能力改正がうまくできたので、子供ともやってみました。4ターンまでの練習を1回した後、子供が北軍、私が南軍です。


 第1ターン、北軍はテキサス上陸、クリテンデンの妥協。南軍はリトルロックに砦、東部戦力引き揚げ、ケンタッキーに孤児旅団創設。
 第2ターン、北軍はさらにマイナーキャンペーンでテキサス支配とフィリップ/ジャクソン要塞攻略を狙いましたが、テキサスはぎりぎり守り切られました。北軍は2枚目のマイナーキャンペーンも持っていたものの、南軍は丁度「リッチモンドに進め」でこれを引いてキャンセル。
 第3ターン、北軍には3カード3枚とポーター提督が来て、海に陸に積極攻勢。西岸に加えて東岸まで封鎖し、ケンタッキーにも兵を進めて来ます。南軍には使えるイベントも無く、兵力も少なく、苦しいターンでした。


 第4ターン、リー登場のこのターンに、南軍にはキャンペーン3枚。本来なら非常に良い話なのですが、テキサスとケンタッキーで攻め込まれていて、戦力が少ないこの状況で、これをどう生かせばいいのか難しい。結局リーは一旦テキサスに行って北軍支配を阻止した後、急ぎケンタッキーに戻って、最終的にイリノイ侵攻を果たしましたが、これは果たして良かったのか。北軍は南大西洋で2か所沿岸要塞を占領し、上陸修正も1上げました。
 第5ターン、リーがいるにもかかわらず、北軍は果敢な攻撃を繰り返し、奴隷解放を宣言します。南軍は北部侵攻で2戦力に対する攻撃を繰り返し、テキサスでも消耗戦を強いられた上、2海域も封鎖されているので戦力が足りなくて、マクレランが来ていないにもかかわらず、北侵を拡大する余裕がありません。結局このターンも1州侵攻に留まりました。
 第6ターン、互いにカードが良く、北軍はフロリダ侵攻やマクレランのリッチモンドへの前進、南軍は北侵拡大を主に進めます。そして南軍はキャンペーン2枚が効いて、2州北侵に成功し、フロリダ脱落もぎりぎり食い止めました。


 第7ターン、グラントが登場し、北軍はマクレランも呼び寄せて、リーを追い出しに掛かります。グラントは敗北時の戦意損失軽減能力を生かして、徹底的な反復消耗攻撃。これは思っていた以上に南軍にきつく、消耗したリーは後退するしかありませんでした。
 このままだとまずそうな南軍は、リーを東部に転進させてみますが、北軍も十分な3のカードを持っていて、マクレランが駆けつけます。しかたなくリーはまたケンタッキーに戻り、一方北軍は上陸修正が2上がった上、フロリダを脱落させ、南大西洋の封鎖も完了しました。
 第8ターン、南軍は増援が細っていくのに対し、北軍は大量の兵力を集めてグラントでさらに消耗攻撃を続けます。リーは勝っても勝っても割に合わない戦意しか稼げず、また東部に活路を見出そうとします。すると北軍はケンタッキーを支配し、ナッシュビルとメンフィスまで破壊してしまいました。
 一方リーはマクレランに阻止されて東部では何も得られず、テネシーに広がった北軍をオーヴァーランしようと戻ります。北軍はこれに対応しますが、南軍は1戦力だけ残したボーレガードの軍団で、なんとか最後にオハイオ州侵攻を達成しました。


 第9ターン、北軍は再びマクレランを西に呼び寄せて、テネシー州へ本格侵攻します。リーもできるだけ戦力を集めて対抗するものの、2つの軍で攻められては持ちこたえられず、徐々に押し出されていきます。それでも南軍は最後番を使って、ぎりぎりテネシーの脱落を食い止めましたが、戦力の消耗は激しく、オハイオ侵攻も失いました。
 第10ターン、南軍はもう戦力が足りず、西部ではアトランタを守るのが精一杯。北軍はリーの前面をマクレランで押さえると、グラントがミシシッピ州を進撃し、これを止めようがない南軍は、取り残された部隊を師団移動で逃がすしかできません。
 そして最後に北軍は、マイナーキャンペーンでリッチモンド攻撃。南軍はリッチモンドへの攻撃を、ジョー・ジョンストンと6戦力の軍で止められると思っていました。しかしキャンペーンを使うと、まず1戦力の軍団で削って5戦力に減らしたところへ、15戦力で3対1攻撃ができてしまいます。この作戦は見事成功して、リッチモンドは陥落。こうなると南軍の戦意は最終ターンまで持たないので、北軍の勝利です。



 少ない戦意損失で消耗攻撃を掛けられるグラントの能力は、徹底的に使われると想定以上の威力でした。色々な場所で多様な戦いが繰り広げられて非常におもしろくなっているのですが、2回とも北軍が勝った事を考えると、この能力は少し強過ぎだったかもしれません。そこで次回は、戦意変化半減の効果を(マクレランのも含めて)端数切り上げとし、グリアーソンの攻撃修正を2から1に下げてみます。
 それから少なくともシャーマンが東部に出てきたら、南軍はロングストリートと騎兵をリッチモンドの隣に用意し、迎撃で戦力を加えてキャンペーン連続攻撃に耐えられるようにするべきでした。
 また指揮官能力改正前と違って、南軍が北部侵攻でサドンデスできる可能性は低くなったので、長期戦になりやすくなっています。そのためテキサスに上陸されている場合、封鎖による損失が大きく影響しやすいので、リーはまずこれを叩き出しておいた方が良さそうです。
 
インデックスへ