虚構を捨てて現実と向き合う(後篇)
マクレラン、グラント、シャーマンに加え、ジャクソンとフォレストの能力を調整し、グリアーソンを加えてやってみたFor the Peopleの続きです。
前篇
第6ターン、インディアナではリーとマクレランがにらみ合って互いに動きが取れず、北軍は2枚のエリートでマクレランを増強します。対して南軍は、ミシシッピ侵攻に向かっていたフッカーを、ジャクソンで追い返しました。すると北軍は最後に2枚の3カードを使い、フィリップ/ジャクソン要塞とサバインシティーへ連続上陸を掛けます。両方成功すれば西岸海域の封鎖も完成する所でしたが、サバインシティーへの上陸に失敗して成りませんでした。
そして南軍最後のカードはメジャーキャンペーン。これにより北大西洋の封鎖突破港を解放し、ウエストヴァージニアとミズーリ州の支配を完成して、南軍は大分不利を挽回しました。
第7ターン、北軍はミシシッピ州間近のイリノイ州カイロに、グラントとグリアーソンで軍を作り、南部侵攻に取り掛かります。しかし南軍はこれを阻止するためにロングストリートの軍団を派遣。グラントはロングストリートに攻防とも能力が劣るので、砦を迎撃する形で守られると、直接攻めるのは危険でしょう。
そこで北軍は、ニューマドリードから迂回して、側面からロングストリートを攻撃することにしました。まだ騎兵が来ていないので、ロングストリートが迎撃に失敗すれば有利ですし、迎撃されて負けても、グラントの能力で戦意の損失は小さくて済みます。さあ、どうだ?ロングストリート、迎撃、失敗、回避、失敗、戦闘の目、1。このロングストリートはとてつもなく弱かった。グラントは大勝利で戦意を稼いだ上、そのままコロンバスの砦を落として、さらにメンフィスの破壊にも成功しました。
屈辱のロングストリートはその後遅ればせながら、騎兵を呼んで軍を作り、再びコロンバスを奪還します。そして北軍もビューエルでテキサスに上陸し、ようやく西岸海域の封鎖を完成します。このターンの勝利は大きく、解放宣言も発動して、北軍は戦意で南軍を上回って、再び優勢になってきました。

第8ターン、ここが正念場と見た南軍はロングストリートだけでなく、途中からリーも投入して、グラントを全力で止めに来ます。防御修正の弱いグラントは回避に失敗し、大規模戦闘敗北(能力で軽減されるものの)を喰らって、ミシシッピ州から叩き出されてしまいました。しかしグラントもその前に上陸部隊を送って、リトルロックを攻略しており、ただやられただけではありません。このあたりの流れは、いろいろ違う所もあるものの、全体としては歴史と似た感じになっています。
ここで北軍はマクレランで空いているケンタッキーに侵攻したいところですが、リーがすぐに戻って来れることを考えると、あまり良い手が見当たりません。代わりに北軍は、テキサス支配に乗り出しました。リトルロックが陥落したことで、南軍はこれに手出しできなくなっているのです。南軍はチャクトーインディアンを持っていたものの、それでも救援できずテキサスは脱落してしまいました。
これにより南軍はさらに戦意が低下し、3海域が封鎖されてこれからも毎ターン戦意が大きく下がっていくことを考えると、最終ターンまで戦意を維持できないだろうということで、北軍の勝利としてここで終了しました。

将軍の能力改正はかなり良い感じになったと思います。リーの北部侵攻はマクレランでだいぶ制限できるようになり、かと言ってマクレランがどんどん攻めて行けることも無く、グラントが出てきて初めて本格的攻勢が始められます。しかしジョージョンストンは歴史と違って負傷せずリッチモンドを守り続けるので(これはマクレランが解任されないのとトレードオフですが)、リー・ジャクソン・ロングストリートはグラントを食い止めに行くのが自然です。歴史通り強いが動かしにくいマクレラン、歴史通り強さはそこそこだが負けも気にせずどんどん進めるグラントと、いつでも奇襲的にできる海上侵攻により、北軍はそれをどう破っていくのか、今までよりさらに戦略が高度になりました。
今回はキャンペーンとカード減らしの数では南軍が勝ったものの、早々に高くなった封鎖・上陸レベルが毎ターン少しずつ北軍を有利にし、それを有効利用した作戦が北軍の勝利に繋がりました。戦意、戦力、土地、封鎖、軍や砦の構築と位置等、その時々で何を重視しどのようにするか深く考えるという、将軍の能力が正しい上にとてもおもしろいゲームになりました。後は何度かやって、バランスを微調整していきます。
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