攻め過ぎたマクレラン
 
 改正For the People (GMT初版ベース)を、前回最後の極端な運で北軍が勝ったので、また子供が南軍、私が北軍でやります。ゲームバランス上は必ずしも必要ではありませんが、歴史的整合性のため、以下の調整を検討中です。

・マクレランは、第10ターンの増援後、まだゲームに残っていれば、自動的に解任され除去される。戦意のペナルティは通常通り適用される。
 歴史と違ってJジョンストンが重傷を負わなければ、強力な南部の2人の将軍に対抗する必要から、リンカーンとの関係が悪くともマクレランは解任されないでしょう。しかし南軍に対抗できるグラントとシャーマンが揃えば、リンカーンは敵対する民主党のマクレランを解任する、あるいは選挙に出るためマクレランが辞任すると、このルールでは想定しています。
・トーマスは12ターンでなく10ターンに登場する。
 前期の場合シャーマンとトーマスのコンビがマクレランの後任になるとの想定です。
 トーマスは10ターンころの時期から、既にシャーマン麾下の軍司令官として高い防御力を発揮しており、いつでも単独行動できる状況でした。これも過大評価されたシャーマンの帳尻合わせとして、不自然に遅い登場とされていたのでしょう。
 なおこの理屈からすると、1863年にグラント麾下のシャーマンも出して良いのではないかという疑問も出ます。しかしWikipediaによると、「1863年頃までに、グラントとの間に深い信頼関係を築く。ストレスに弱く、精神的に不安定であったとされるシャーマンと、アルコール依存症であったグラントは、精神的に低調であった際に互いにサポートしあったとされる。」と、この時期は2人合わせてようやく1人分の働きだったようなので、元のままとします。


 第1ターン、北軍はメジャーキャンペーンでテキサス上陸とミズーリ作戦をし、その後フロリダへ上陸しました。南軍は東部での戦力引き揚げとリトルロックの砦構築です。
 第2ターン、今度は南軍がメジャーキャンペーンを引いて、早くもケンタッキーの支配に成功しました。北軍はミシシッピ河沿いやフロリダ、テキサスで支配を広げます。
 第3ターン、北軍は封鎖を2段階上げ、マイナーキャンペーンでメンフィス攻略には失敗したものの、フロリダ脱落には成功しました。南軍はエリートユニットを手に入れます。


 第4ターン、ケンタッキーには既に砦も築いていたので、登場したリーは北部侵攻もしたいところでしたが、極西部でかなり攻め込まれていたので、まずテキサスとアーカンソーの討伐を行います。これは戦略的集中が効いて、アーカンソーでは多数のオーヴァーランに成功しましたが、引き換えにこのターンの北侵はできませんでした。一方北軍はその隙を突いて、メンフィスとチャールストンの破壊に成功しています。
 第5ターン、なんと北軍は2枚のマイナーキャンペーンを含む3のカードが6枚来て、とんでもない大攻勢を発動しました。軍団で3対1攻撃を掛けて勝ち、奴隷解放宣言。上陸して東岸海域を封鎖。そしてマクレランが東部で大々的に侵攻し、ヴァージニア支配を画策。南軍は必死で東部攻勢を防ぎ、なんとかヴァージニアを守り抜きましたが、そのためまた北部侵攻ができませんでした。
 第6ターン、マクレランはさらに東部で攻勢を続け、ついにヴァージニア支配に成功しました。代わりに南軍は西部で二州侵攻を達成し、さらに西部で北軍の増援を断ちます。しかし次ターンにマクレランとグラントが共同で攻めれば、すぐにこれを追い出せるだろうと、北軍は考えていました。


 ところが第7ターン、二個軍態勢で攻撃してもなかなかリーを追い出せません。グラントは北部の外に攻め込んでいる時しか、敗北のペナルティを軽減できないことにしています。そのためここで何度も大敗北する訳にはいかず、グラントは中規模戦闘で攻撃しますが、これではなかなかリーの戦力が減りません。
 しかし第8ターン、何度かのグラントによる攻撃の後、マクレランがマイナーキャンペーンでリーの補給を切っての大規模戦闘を仕掛けました。マクレランはこれに運良く勝利し、リーをイリノイに押し戻して、ケンタッキーへの入り口を確保します。しかし南軍はメジャーキャンペーンを持っており、北軍のケンタッキー侵攻を食い止めたばかりか、東部で逆襲して次ターンの北軍増援を減らしてしまいました。
 第9ターン、北軍は何度かグラントでリーを攻撃した後、マクレランがケンタッキーに入り、リーの補給拠点であるルイスヴィルの砦を攻撃します。これはリーが補給切れの中規模戦闘で、有利な形勢のマクレランが順当に勝ちました。
 しかし北軍は勘違いしていて、負けたリーが元の場所に押し戻される気になっていましたが、防御側は迎撃しても退却場所に制限はありません。丁度10SP残ったリーはケンタッキーの方に退却し、撒かれていた北軍1SPをオーヴァーランして回りました。しかも南軍はマイナーキャンペーンだったので、また東部で進入して東西の鉄道を切ってしまいます。マクレランは砦を攻めるのではなく、サマセットに残って迎撃できるようにし、リーの補給回復を阻止するべきでした。
 結局リーの軍を壊滅させることはできず、この時点で南軍の戦意は74もあり、いまだに北軍を上回っています。ここからあと4ターンで南軍の戦意を0にするのは無理と思われるので、北軍は投了しました。



 リーがオハイオまで攻め込んでしまうと、北軍がこれを叩き出すには大きな困難が伴いました。やはりマクレラン最大の役目はリーを食い止めることにあり、どんなに良いカードが来てもヴァージニア侵攻はマクレランがすべき仕事ではありませんでした。
 
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