TraJanさんと
長野合宿で3年越しの約束だったハンニバルをやりました。TraJanさんとの対戦なので、いつもと違ってルールブックどおりです。TraJanさんがカルタゴを持ちます。
アルプスに迫るハンニバルに対し、平ルールでの定跡どおり、ローマはガリアからの入り口に、大戦力で壁を作ります。ハンニバルはすぐにはアルプス越えをして来なかったので、アルプスの手前まで前進したいところでしたが、指揮官とカードが悪く見送ります。
その後少ない損害でアルプスを越えたハンニバルは、戦力を貯めた後、ローマ軍の壁に攻撃を仕掛けます。しかしただでさえ戦力差がある上に、象の暴走も出され、戦闘中撤退も失敗して、ハンニバルは敗走します。
その後はガリアの守備をハスドルバルに任せて、ハンニバルがイスパニアに戻ると、互いにほとんど動きがとれなくなります。最終ターンまでの唯一の目立った動きは、ローマがハスドルバルの迎撃を破って、ガリアシスアルピニアの支配を奪取したこと位です。
そして最終ターンの初めでは、ローマが支配地域数で1勝っており、シシリー、サルジニアも戦力を蒔いて、反乱防止も万全です。この時点では有利かと思っていました。
ところがよりによってこのターンのコンスルは、ロングス、ヴァロの最弱コンビ。再びアルプスを越えてきたハンニバルを、マルケラスは迎撃し損ない、ロングスが破られてシスアルピニアの支配はカルタゴに移ります。
しかもイスパニアに渡ったスキピオは、脇を通るマゴーネをみすみす2回も見逃して(確率1/6)、支配のために残した戦力をオーバランされる始末。
そして止めはシラクサイの寝返り。この状態でカルタゴに有効なカードはこれ一枚しかないのに、きっちり引かれていました。こちらは反乱・外交等有効なカードは何枚もあるのに、一枚も来ておらず、これで私の負けが決しました。
やはりオリジナルどおりのルールでは、途中の動きがほとんどなく、最終ターンのイベント勝負になりやすいようです。そのため考え所もあまりなく、いつものルールで最終ターンまでやると7時間くらいかかるのが、今回は4時間程度で終わってしまいました。
それにしても前回のアップフロントといい、今回といい、TraJanさんの土壇場で運を呼び寄せる力は神業的です。
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