黒づくめ
 
 アメリカ独立戦争が早く終わったので、次に幕末維新始末をやりました。子供が徳川、私が薩長です。

 しょっぱなから徳川は外国人殺傷事件と宮廷の支持失敗で政権崩壊。しかも蝦夷に向かった船も支持に失敗し1隻が失われます。薩長はせっかく登用した坂本龍馬が中岡慎太郎ともども登場に失敗します。
 幸いにも徳川は第2ターンに新政権樹立を手に入れ、第3ターンには政権に戻ります。しかし第4ターンには薩長が摂播以西ほとんどの支持を得て順調に進みます。
 ここから薩長はカードを貯め始め、第8ターンには京師に主力を進めて開戦。無事幕府方を破って京師を手中におさめます。そしてこれにより再び日本は無政府状態に。
 年が明けると、待ってましたとハゲタカのように外国船が神戸に侵攻してきます。速く新政権樹立が欲しい薩長ですが、毎年外国公使が訪れてばかりで、なかなか引けません。そうこうしているいるうちに、土州も味方にしている徳川は兵力を統合し、戦力で薩長を上回ってきました。

 もうここで互角に近い決戦かという状況の2年目第5ターン。2度目の外国人殺傷事件発生。日本崩壊にリーチが掛かります。しかしこの絶妙のタイミングで薩長には大村益次郎登場。移動の主導権も取った薩長は、先手を取って尾州で決戦を挑みます。
 戦力では少し分のある徳川は、薩長の退路を断って決戦に挑み、際どい場面もありましたが、最終的にはさすがの指揮で大村が勝利します。残る問題は尾州の支配で、1を出すと大村の軍も解散となってしまうところですが、無事クリア。これで薩長は軍事的にも勝勢となります。
 さらに次のターン、薩長は宮廷工作を手に入れ、新政権樹立をどちらが引いても薩長が政権を取れる態勢となります。速く来い来い新政権。
 しかし残り少ない山札で、すぐ来るはずの新政権はまた外国公使の来日で流れます。何で無政府状態と分かっているのに、公使はこうしょっちょう日本に来るのか。薩長は総武を取り、徳川が京師を奇襲すれば、勅命降下で取って返して撃退して時を待ちます。そしてついに来た!
外国人殺傷事件
 日本は外国に支配されてしまいましたとさ。

 薩長にとって理想的な展開で進んでいたはずでしたが、外国人殺傷事件や公使会見といった黒カードはばんばん出るのに、新政権樹立はたった1回しか出ず、結局日本は闇に包まれてしまいました。無念。

 
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