マルヌの本当の奇跡
 
 Imperial tideを、また子供が中欧、私が連合でやりました。


 ドイツは最初の攻撃で、ベルギーでもセルビアでも圧勝し、前回同様5戦力のフルタワーでブリュッセル、カンブレーは埋め尽くされます。フランスはまた倒されてしまうのか?しかしここで連合は「マルヌの奇跡」!そしてフランス軍はたった1戦力だけでカンブレーを攻撃?!
 フランスは2D6で5以上を出し、結果はドイツと1戦力ずつの痛み分け。そして残ったドイツ軍はカードの効果で強制退却となりますが、退却先のブリュッセルは満杯で退路が無く、ドイツフルタワーは全滅です。マルヌの奇跡はこうやって使うものなのか。ドイツ投了してやり直しです。


 フルタワーにこんなリスクがあるとなると、中欧がフランスを降伏させるのはやはり簡単ではなさそうです。そこで中欧2回目は、ドイツの進撃をブリュッセルまでにし、戦力を東に向けてロシア攻めを行います。
 すると今度はアントワープに再建されたベルギー軍が、「マルヌの奇跡」!ブリュッセルのドイツフルタワーを、ベルギーから追い出しました。そこにはその後イギリス軍が入ります。
 ドイツはもう西部なんて放置して、ロシア攻撃に専念します。ドイツの本気は強く、リガを攻略するのに成功。しかし連合もフランス軍で消耗攻撃を繰り返し、空いたフライブルクからシュトットガルトまで進出します。
 空のベルリンに入られたらいきなり負けなので、ドイツはここに1戦力を建造。するとフランス軍はフランクフルト、エッセンと進んで、フランス国境沿いのドイツ軍を全て補給切れにしてしまいました。
 あと中欧に残るカードは予備部隊と塹壕のみで、資源も無し。中欧はまずベルリンの1戦力を西に送って、そこに予備部隊を出します。そして塹壕を資源に緊急変換してエッセンを奪還し、西部のドイツ軍壊滅は免れます。あっ、でもこれでは肝心のベルリンが空いてしまっていた。フランス1戦力がベルリンに進み、連合のサドンデス勝ちです。戦線の穴はすぐ塞がないと、後からでは大変になります。



 マルヌの本当の奇跡。戦線の空いた穴から大突破。小ぶりなゲームなので、何度かやるとすぐパターン化するんじゃないかなと思っていましたが、予想を超えたバリエーションがあり良くできています。
 またシュリーフェンプランの手順についてBGGで質問し、以下のようになると回答を得ました。Q&A
1.まずエッセンのドイツ軍が、シュリーフェン表で一方的にリエージュを射撃。
2.次にもし1.でベルギー軍が要塞も含めて全滅していなければ、再度エッセンのドイツ軍がリエージュを通常の手順で攻撃する(同時適用)。
 
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