ロシアには勝てない
 
 Imperial tideを、前回やった以下のルール調整に加えて、マルヌの奇跡は1914年限定としてやりました。またY君が連合、私が中欧です。
・クラクフとウィーンの間に道がある。
・ロシア革命は1917年(3都市支配)なら2VP、1918年(2都市支配)なら1VPとする。
・要塞・山岳に対する毒ガスは、年によらず右1シフトに変わる。

 14年、今回はロシア攻めを最優先し、セルビアすらベオグラードを取っただけ。その甲斐あって2つの補給都市前面まで到達します。
 15年、ミンスク陥落。塹壕はきつく戦闘カードがあって運が良くてやっと一歩進める感じ。セルビアももう一歩前進。西側の消耗攻撃もきつい。
 そしたら最後にセルビア軍がソフィアに毒ガスを使って、ブルガリアは降伏してしまった。えええ?だいたいそれ以前に西部でも東部でも中欧の方が戦力少なくなっていて、これ以上攻勢なんて無理。中欧負け。


 うーん、このゲームは中欧が全力でロシア攻めしても、戦力が明らかに足りず勝てません。中欧はロシアに対してベルリンとブダペストの2点で守り、毒ガス重砲でヴェルダンを落としてフランスを降伏させるか、バルカンの小国を攻めるしか無いようです。フランスは重砲を付けて守っても目が出たら一発で終わり、中欧の攻撃に対しバルカンの小国ができることは少なく、どちらにしてもあまりおもしろい展開にはなりそうもありません。
 コンパスのゲームは今までに4つ買いましたが、スパルタクス、プラグマティックウォーに続いてこのゲームの3つが、アイディアはいいのにどうにも救いようの無いゲーム。初めて買ったハーツアンドマインヅは良かったけれど、これは他社のライセンスだし、この会社はディヴェロップチームが弱いのかな。値段高いのに。
 
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