二回攻撃でも容易なことではない
 
 南方作戦1941を初めてやるY君と。前回書いた通り電撃戦の二回攻撃は禁止しないことにします。Y君が日本、私が連合軍です。

 第1ターン、日本軍は香港を落とし、マレー半島とボルネオ島に上陸しました。しかし初撃でレパルスが生き残り、それを攻撃している間に、回復したイギリス空軍と潜水艦の攻撃で、日本側にも大分損害が出ます。
 第2ターン、日本軍はマレー半島で攻撃しましたが、イギリス軍の抵抗が成功し、完全制圧には至りません。第3ターン、ついに日本軍はシンガポールに突入したものの、攻撃は次ターンまわし。
 第4ターン、日本軍は電撃戦で攻撃していますが、イギリス軍も補給で回復し、なかなかシンガポールは落ちません。またボルネオ島でも別動隊が攻撃しましたが、支配に失敗しました。第5ターンもまた、削りはしたもののシンガポールは落ちず、ボルネオ島でも支配は広がらず。
 第6ターン、さすがにこれ以上シンガポールは持ちこたえられないと見て、イギリスは部隊の一部をスマトラ島に逃がしました。ようやくシンガポールは陥落したものの、多くのエリアが守備隊を展開し終えて残っています。連合軍のVPは大分貯まっていて、これを逆転するためには日本軍が大半のエリアを占領しなければなりませんが、こうなってはもう無理でしょう。連合軍の勝ちです。


 やはり電撃戦の二回攻撃があっても、日本軍は決して強過ぎませんでした。初めてやった時電撃戦が強すぎたのは、日本軍による全海域封鎖あってのことで、単に力押しするだけではそれほどの威力を持ちません。
 逆にイギリス軍は、シンガポールに戦力を集めておき、日本軍が入って来た瞬間に、待ち伏せからの電撃戦二回攻撃をするのが強力です。これに対しては日本が銀輪部隊を使えば、待ち伏せ攻撃は防げないものの、直後の連合軍電撃戦には表のままなので損害を軽減でき、その次で裏向きの連合軍に二回攻撃を行えます。銀輪部隊はあまり役に立たないカードかと思っていましたが、意外と重要なカードでした。
 歴史上日本軍が制海権を全域では確保していなくても、マレー半島を速やかに攻略できたのは、イギリス軍の対応のまずさと山下将軍の能力によるものであり、イギリス軍が的確に対処していれば、南方作戦は相当困難だったというこのゲームの示唆は、なかなか興味深いものです。
 
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