上海から一時帰ってきたあっちゃんを迎えてサクセサーズです。ペルディカスとペイトンで東に固まる天ちゃんと、レオナトスとクラテラスで難しそうな杉さん。そして私はプトレマイオスとアンティパトロスでユーサーパーでマケドニアを持つという最も(自分が)危険な組み合わせ、そしてあっちゃんはリシマコスとアンティゴノスというこれを攻めるに最高の組み合わせ。非常に危険。

 第1ターン増援カードもなく、移動の目も小さくて、補充をするしかない私に、あっちゃんはセレウコスの戦力まで加えて、マケドニアへ突進してきます。普通に考えて万事休す。
 のはずが、国境を越えたところで、まず私は脱走を出して戦力を引き抜きます。そしてそこにアンティパトロスで迎撃。1/3の確率のところを成功します。そしてさらに脱走の代わりに引き当てたのが反抗。これで正規兵も1つ引き抜いて戦力で逆転し、老練なアンテイパトロスは滅亡の淵からマケドニアを救いますが、力を使い果たし帰らぬ人となります。
 急場をしのいだ私ですが、第2ターンになってあっちゃんの戦力が復活してくると、決して安心してはいられません。しかもヘラクレスを確保した杉さんは、そのままエジプト目指して南下してきます。戦力を統合したクラテラスには勝ち目がないので、プトレマイオスはロードスに逃げ出します。しかしエジプトを落とされれば、ロードス島を襲われるのは目に見えているので、プトレマイスはさらに逃げて、マケドニアに向かいます。

 こんなことをしている間に天ちゃんは、もともと強力な所にシルバーシールドと象2回の増援を得てどうにもならない強大な戦力になって、背後の心配もなく前進してきます。
 ところがそれどころではなく、ヘラクレスを持って3ターンに勝利宣言できる杉さんは、エジプトを落として大きくVPを伸ばします。今攻撃中のロードスが落ちたら、ターン終了前に23VPに達して勝ってしまうかもしれません。
 他の3人は協力してこれを阻止しようとします。まずアテネ海軍とキリキア海賊を手に入れて海上優勢を得た私は、プトレマイオスに集めた優勢な兵力でロードス攻撃中の杉さんを攻撃。しようとしたところが、2も勝る海戦で私は敗北し、このターンは上陸が絶望的になってしまいます。
 しかし強力な戦力で迅速に侵攻してきた天ちゃんを止めることはできませんでした。あっちゃんの侵攻もあって、杉さんはこのターンの勝利を防がれたばかりか、最後には領土を全て失い、残るはロードス攻撃隊だけという初の事態となってしまいました。

 さてこうなると勝利目前なのは、天ちゃんです。杉さんの勝ちが無くなったのを確認して、有罪宣告を天ちゃんにつけるものの焼け石に水。4ターン終了時のアレキサンダー4世での勝利を待つまでもなく、23VPで勝ってしまいそうです。
 しかしそう簡単には行かせません。まず私がキャンペーンを使って、杉さんにロードスを通過させてもらってエジプトに渡り、絶妙に起きたエジプトの反乱でここの支配が崩れます。これでペルディカスの主力をエジプトにひきつけると、今度はあっちゃんが北から天ちゃんの領土に侵攻します。しかもなぜか前のターンから反乱や独立軍の侵攻がメディアで頻発し、東方三国の支配は全て天ちゃんの手から離れます。
 任務の終わったプトレマイオスは、再びキャンペーンを使ってエジプトからキレネーに逃れ、ここの支配とエジプトの牽制をしているつもりでした。ところが4ターンの最終ラウンドに天ちゃんが交換で引いたカードがキャンペーンで、プトレマイオスは予想外のペルディカスの襲撃を受けます。フィリップ3世とクレオパトラを持つ私が正当性で勝るため、天ちゃんは王室軍団を使えませんが、それでも強大な戦力です。
 回避にも失敗し崖っぷちのプトレマイオス。ところが故郷アフリカの力を得たか、何とペルディカスを撃破し大象軍団を消し去りました。しかし逆転劇にはつきものなのか、今度はプトレマイオスが戦死。遂に私のメジャージェネラルは馬だけに・・・。(カサンドロスのこと。メジャージェネラルなのに戦闘能力がマイナーと同じ2しかないので、馬鹿にされて、絵柄からこう呼ばれる。)

 第5ターン、ついに力だけの世界がやってきました。天ちゃんの象が失われた今、マケドニアの支配と最大の正当性で毎ターン2正規兵を受け取っていた私は、有能な将軍は無くとも戦力だけは最大です。私を倒せるとしたら、象5軍団を持ち、最強のアンティゴノスを持つあっちゃんだけでしょう。
 キレネーから引き揚げたマイナージェネラルと馬で、私はヘレスポントスの支配に着手します。バビロン方面での作戦を別動隊に任せたあっちゃんは、アンティゴノスの主力を西に向かわせ、キャンペーンで一気に馬に突入します。しかし機動力だけは高い馬は回避に成功し、マイナージェネラルと合流。いくら相手が馬でも、さすがに合流して最大コラムでは厳しいので、アンティゴノスはここで移動を停止します。
 今度は馬の番。逃げられるのを覚悟で、一応全軍でアンティゴノスに向かって前進してみます。するとアンティゴノスは強行軍で疲れ切ったのか、容易な回避に失敗。戦闘に持ち込まれます。
 とはいえ象5軍団を持つアンティゴノスは、そう簡単にはやられないはず。でしたが何と馬は象の対抗兵器を用意していました。これにはいかなアンティゴノスといえど手も足も出ず敗北し、私の勝利となりました。
 なめてはいけない。馬。
 
 
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