長い物は巻け
 
 今日はU1さんと決戦天王寺をやってみました。このゲームは大坂夏の陣で、お互いターンごとに選択した部隊を活性化し、豊臣方は家康を討ち取るか戦意向上によって、徳川方は大阪城への突破、真田隊の全滅、戦意向上によって勝利します。徳川方は数に勝るものの部隊の質が低く、思ったほど有利ではありません。U1さんが豊臣方、私が徳川方です。


 第1ターン、イベントは毛利の奮戦で、毛利勝永は行動後隣接する敵を混乱状態にします。まず中央の本多隊が危ないと見た徳川方は、これを後退させました。すると豊臣方は毛利と真田で徳川左翼の松平隊を集中攻撃。しかし真田の目が悪すぎ、全体で2混乱を与えたのみでした。
 第2ターン、イベントは毛利の先走りで、毛利隊は全員攻撃を強制されます。徳川がまず危険な状態の松平隊を下げると、毛利が前進して攻撃。さらに榊原隊が中央で前進すると、真田は松平隊を攻めましたがまたもや除去できず、下がった松平隊は回復に成功しました。


 第3ターン、敵を押し込んで意気の上がる豊臣方は、大谷隊や遊軍も戦闘に参加し始め、徳川中央から左翼にかけての長い戦線に戦いが広がります。互いに多くの攻撃をした割に中央では大きな動きが無く、真田が徳川最左翼の村上義明を討ち取っただけ。
 第4ターン、遂に豊臣方は徳川左翼と中央の間に穴を空け、真田隊が突き進んで穴を拡大。すると徳川には伊達の増援が駆けつけ、包囲殲滅を防ぎます。一方徳川右翼では、手薄になった豊臣方左翼を狙い、藤堂隊が前進を始めました。


 第5ターン、豊臣方の薄い左翼を破るべく藤堂隊は総攻撃。しかし目が悪くまるで損害を与えられない。一方豊臣方は真田と毛利で空いた穴から回り込み、徳川中央を包囲攻撃。これでサドンデスあと一歩まで追い詰めましたが及ばず、伊達隊の反撃を受けてしまいます。しかし伊達隊は弱く、大した損害は与えられません。
 第6ターンには、松平隊も反撃に加わりましたが逆転するには足りず、真田と大谷の攻撃で徳川方の戦意が崩壊して、豊臣方の勝利です。



 個々の戦闘力の低さから徳川方はなかなか豊臣方の戦意を下げにくいです。徳川方は最初中央の本多隊を下げるのではなく、榊原隊を前に出して隙間を埋めるべきだったかも。またもっと早い内に右手の藤堂隊を進めた方がいいのかもしれません。
 実はこのゲーム、安売りされていたのを送料無料のために特別興味も無く買ったものでした。しかし小さい割には凝ったルールがあり、両軍に色々手があって、意外と良いゲームでした。
 
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