長野合宿2007
 
 今年は行事が重なってこちらからは、あっちゃん、天ちゃん、私の3名だけで、全体では18名でした。


1日目

Successors
 ターカヌさんを加えてプレイ。ターカヌさんはペルディカスとプトレマイオスでなかなか強力、私はアンティパトロスとペイトンで両端をとる。それにくらべてあっちゃんはアンティゴノスとレオナトス、天ちゃんはリシマコスとクラテラスと、中央に位置してやりにくい形。
 あっちゃんはロードス、天ちゃんはフェニキアとヘラクレスを手に入れ、私はアテネを落とす。天ちゃんに有罪宣告し、増援も得て強力な戦力となったターカヌさんは、棺をバビロンで焼いた上で中央に前進し、天ちゃんの主力を破りヘラクレスを手に入れる。
 さらにターカヌさんの主力はフェニキアに進むが、ここで天ちゃんの暗殺が成功。しかしターカヌさんは別動隊だけでも結構な戦力があり、ヘラクレスも回収されて、他のプレイヤーはこれにつけいることができない。3ターンの終わりに、私がギリシャを落として正当値+VPでターカヌさんを上回るものの、主力が復活してくれば次のターンのターカヌさん勝利は防ぎようがないと、あっちゃんはイベントで私のギリシャ支配を崩し、ターカヌさんの勝利。
 後で天ちゃんとあっちゃんはそれぞれエジプトやメディアに進むべきだったんじゃないかと言ったら、今回無念にも参加できなかったY君の怨念だろうという話に。(狐を恐れて虎を放つのリプレイ参照)

TITAN
 部屋に戻って3人で対戦。あっちゃんも私もタイタン部隊にコロッサスを取るが、あっちゃんはヒドラもサーペントもあり、全体の戦力では完全に勝る。
 しかし私は天ちゃんのタイタンを倒して、先にタイタンテレポートができるようになる。私のタイタン部隊は、タイタン自身の強さに加え、ユニコーンが2匹いて明らかにあっちゃんより強いので、6が出ればすぐに勝てるはずだった。
 ところがここから山にいたあっちゃんが1を連発。いつまでも6を出せない私を尻目に、コロッサスを増やしたあっちゃんの勝利。


2日目

Hannibal
 あっちゃん、天ちゃん、ターカヌさん、takaさんでSuccessorsをする間、TraJanさんと対戦。今回はいつも私が使っている戦力計算は10CUで頭打ちルールで、私がカルタゴを持つ。
 2損害でアルプスを越えたハンニバルは、戦力増強を優先し、2ターンの初頭に13戦力を持って南下を開始する(もちろん内3戦力はジスコ持ち)。これに対しTraJanさんは小戦力を西ヌミディアに上陸させるとともに、果敢にも繰り返しハンニバルに戦いを挑む。
 しかし後詰めがいてほぼ常に10戦力を維持するハンニバルは強く、ローマ軍はどんどん戦力を失っていく。一度だけ脱走によってカード枚数で上回り、ローマがあと一撃で勝ちそうになる場面もあったが、ハンニバルは寸でで戦闘中撤退に成功し難を逃れる。
 その間アフリカでは、ローマ支配になりそうになると、カルタゴがイベントでかわすなどして、なかなかローマ支配は広がらないでいた。しかしカルタゴにもハンノで掃討に行く余裕はなく、一進一退が続く。
 ローマが伝令捕まるを引いたのに比べ、カルタゴはカードが一巡しても、マケドニア参戦もシラクサイ寝返りも引けないでいた。しかしイタリアでの連勝は大きく響き、カプアをカルタゴにつかせることにも成功して、スキピオ登場直前ごろには、イタリアのかなりの部分がカルタゴ支配になっていた。だが相次ぐ戦闘でハンニバルの戦力も10を割り始めたので、ローマは勝負どころと見てキャンペーンで連続攻撃をかける。
 しかし1つ目の戦闘にハンニバルは無損害で勝利し、2つ目の戦闘では二重包囲でローマ軍を全滅させる。ローマ側は危機的状況である。ローマは休戦を出して急場をしのぐことに成功するものの、イタリア内のローマ側支配エリアはローマ市とルカニアだけとなり、ハンニバルは戦力を補充してしまう。
 そして登場したスキピオは、カルタゴの「ハンニバルは平和のために来た」カードで全ての同盟国を失うという逆境の中、最後かもしれない戦いをハンニバルに挑まれ、これを受ける。カード枚数4枚差で防御側という苦しい戦い。しかしなんとスキピオはこの劣勢をはねのけ、みごと勝利を収める。恐るべしTraJanさんの終盤の強運。
 しかし勝利は探りによるものだったため、損害は1つ差に終わる。互いに予備兵力はないので、すぐさま再戦を挑めば、ハンニバルは未だ優勢を維持している。二度目の奇跡は起こらず、スキピオは破れ、アフリカのローマ軍も消滅して、ゲームは私の勝利となった。
 ちなみにSuccessorsの方は、アンティパトロスとペルディカスを持ったあっちゃんが、人に有罪宣告をつけ、象を4つもとって、暗殺も背信も仕掛けられたのにはずれて、棺をペラに運んで圧勝だったとのこと。

Lords of the Sierra Madre
 天ちゃんが流鏑馬を見に行っている間、私、あっちゃん、ターカヌさん、ENDさん、takaさん、ああああさんらと7人プレイ。
 私は全財産を投げ打って、早い時期に鉱山開発の賭けに出、途中金融パニックの危機にさらされるものの、ぎりぎり開発に成功し、分析試験で3の大収入をソノラに確保する。ENDさんがこれに繋ぐための近くの精錬所を競り落し、私はその間の鉄道を自前で手に入れる。
 その後あっちゃんも近くで鉱山を開発し、イベントや精錬技術の特許もあって、この3人は皆毎ターン6の収入を手にする。そのあとにアメリカでも鉱山が出るが、時期が遅く大きな稼ぎにはならない。結局私とあっちゃんは互いの牽制で、ハレー彗星による軍隊の再購入やスパイ、特許の購入費が高くなり、2つの農園を持って両方収入を7に延ばしていたENDさんの勝利となった。

DUNE
 私、あっちゃん、天ちゃん、ああああさん、Y口さんら6人。アトレイデの私は砂嵐の位置と席順が悪く、最初の2ターン動けない。代わりに皇帝の天ちゃんが、2ターンに10ユニットでスパイスを刈りにくるが、3ターンにサンドワームが出て全滅。結果的に無損害で済んでいたアトレイデと、ああああさんのハルコンネンが組み、他はあっちゃんのフレーメンとY口さんのギルド、皇帝とベネジェセリットが組む。
 ほっておくと他の同盟に勝たれるので、ベネは皇帝に運賃を払ってもらって、ハバニャリッジシーチに大軍を降ろす。そこにアトレイデは1戦力を降ろし、さらにハルコンネンも1戦力を、フレーメンが大軍で守るシーチタブルに送る。両方とも無難に1戦力側が負けるが、フレーメンはリーダーを殺される。
 4ターン再び1戦力でシーチタブルを攻めるハルコンネンに、周りは裏切り者を疑う。このまま勝たれてはつまらないと、ギルドはアトレイデのいるアラキーンに、あるだけの予備10ユニットで降下し、同数での戦闘をしかける。どちらかの同盟が両方で勝てばその同盟が勝利し、1勝1敗なら皇帝、ベネ同盟が有利になる。
 最初のハルコンネンとフレーメンの戦闘では、期待通り裏切りでハルコンネンが制する。これで次のアラキーンでの戦闘では、もはやこのターンの勝ちがなくなったギルドが、全滅覚悟でアトレイデの支配を阻止してくるであろう。するとクイサッツハデラッハがなく、部隊数も最高のリーダーも同じアトレイデが勝つには、一方的にリーダーを殺さなければならない。
 難しい戦いに見えたが、アトレイデには予知を利用して揃えた十分な武器と防御兵器があった。戦闘での予知も効果的に働き、信頼できる指揮官もいたアトレイデは、この戦闘に勝利。アトレイデ、ハルコンネン同盟の勝利となる。
 終わった後で、実はベネにレーズガンとシールドがあったことが明らかになる(もちろんアトレイデは知っていたが)。もしこのターンでどちらも勝っていなければ、生き残りに止めを刺して勝つ目論見であったが、日の目を見ることはなかった。

TITAN
 部屋に戻ってまた3人でする。部隊数最大の私と、出遅れたあっちゃんに対し、結構な数の部隊を持つ天ちゃんは、ついにコロッサスを手に入れる。これかヒドラが天ちゃんのタイタンである。
 しかしなかなか2匹目コロッサスを取れないでいる間に、私はそれら以外の大半の天ちゃんの部隊を食ってしまう。私の軍にはサーペント部隊が2つあり、さらにタイタン部隊がヒドラ3匹となった時点で、実はヒドラ2匹がタイタンだった天ちゃんが投了。タイタン部隊しかないあっちゃんももちろん投了して、私の勝ち。


3日目

信長包囲戦
 Y口さんとの対戦で、私は反織田。突撃命令が来なくて1ターン遅れる織田だったが、反織田も最初の一撃で長島本願寺が消され、大大名の参戦が遅かったので、あまり有利を拡大できない。織田は浅井、朝倉を滅ぼした後は、大大名に手をつけず、中央の安定を優先し、終盤近くになって顕如を倒す。
 どちらも隙を見せず、互いに決定的な戦果を許さないため、ゲームは均衡を保ったまま最終ターンを迎える。織田8対反織田6で、あと1つ取れば織田が勝てる。武田を放置すれば東でポイントを取られるので、織田は武田を攻めるしかないが、滝川が後ろにいて分進合撃が使えない。そのため兵たんの確保が無ければ織田は負けだが、忍者の反乱にも耐えて兵たんの確保は残った。
 石山を奪還されたものの、武田の本拠を落とし、さらに水軍で四国に上陸した織田の勝利となる。最終ターンまでやったのは2人とも初めてだった。


 今回はこちらからの人数が少なかったのがかえって幸いし、他の方々とたくさん対戦できて良かったです。

 
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