SOUTHERN FRONT NATO
 
 SOUTHERN FRONTでは特に戦力差が大きいので、WPがミスをしなければ、NATOのできることは限られています。逃げるための後方地域がないので、各国は最も有利な地形に篭ることになります。



ユーゴスラビア

 第一撃を生き延びた全部隊を、サラエボ付近の山岳やベオグラードに篭らせます。1都市さえ守り切れば、WPには何も入らないのです。無理に攻勢に出ても、第3ターンのソ連軍増援に潰されるだけです。



ギリシャ

 第一撃を生き延びた全部隊を、アテネに向かう山岳道とサロニカに置けるだけ置き、余りをアテネに置きます。そしてサロニカの部隊が混乱を受けたら、アテネの部隊と海上輸送で交換し、回復させます。WPがギリシャの都市を占領するのは、かなり難しくなるでしょう。



トルコ

 第一撃を生き延びたヨーロッパにいる全部隊と、イシュキダルの部隊を、イスタンブールに入るだけ入れ、もし余るようならボスポラスのアジア側に下げます。そしてイスタンブールの部隊が混乱を受けたら、対岸の部隊と交換します。それ以外の部隊はイズミールを守ります。また可能ならダーダネルス海峡(西側のトルコ海峡)のアジア側の港を守ります。それ以外の場所で守るのは、ほとんど地形効果がないので無意味です。
 もし第1ターンに、WPが全力でトルコを攻撃しなかったら、トルコはイスタンブール後方に、大量の予備部隊を持つことができ、イスタンブールは難攻不落となるでしょう。



航空作戦

 ほとんどプレイヤーズノートに書いてある程度のことしかできません。しかし第1ターンのトルコへの攻撃を、途中でつまずかせることができると、イスタンブール陥落を引き延ばせるという大きなメリットがあります。そのためターンの早い時期の、戦闘比が十分でない攻撃には、リスクを冒して対地支援をするのも一つの手です。

 
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