連合軍の作戦
 
 よく知られているので、いまさら書くようなものでもありませんが、想定される標準的な作戦としてあげておきます。ひたすらブリュッセルの防御を固めます。



初期配置

イギリス軍
Malinesに弱い2ユニット
GHENT,Alost,Termonde,BRUSSELSに各3ユニットづつ

プロイセン軍
Gembloux 騎兵3 騎砲兵1
Perwez  騎兵1 砲兵(3CV)1 歩兵(3CV)2
Hannut  砲兵(2CV)2 歩兵(2CV)2
St.Trond 歩兵(3CV)4



移動

第1ターン
GHENT 全部Alostへ
Gembloux 騎兵1がPerwez、他がBRUSSELSへ

第2ターン
Alost 全部BRUSSELSへ
Perwez 全部Louvainへ(騎兵以外は強行軍)

第3ターン
Termonde 全部BRUSSELSへ
Louvain 全部BRUSSELSへ

これによって第2ターンには12ユニット、第3ターンには20ユニットがブリュッセルに集結できます。



東西の守り

 フランスがGHENTを占領したとしても、短期的には、失うイギリスの戦力よりも、駆けつけるプロイセンの戦力の方が多いので、問題ありません。しかもフランスは遠回りしたことにより、より多くの強行軍による損耗を受けているでしょう。
 もしフランスがそのまま待った場合、イギリスの崩壊は早くても20日です。そこで19日の昼に、プロイセン軍をLIEGEに向けて退却させます。次のフランス軍ターンは夜なので、フランス軍がBRUSSELSに入るのは20日になり、それから3ターン内にプロイセン軍に追いついてこれを撃破するのは、ほぼ不可能でしょう。
 フランスがLIEGEを占領した場合では、プロイセンの崩壊は早くても21日になります。これではフランスは22日の1ターンだけで、イギリスを崩壊させなければ勝てません。これもほぼ不可能です。

 従ってフランスがオリジナルルールで勝つ可能性があるとしたら、BRUSSELS直撃しかありません。
 
次へ
インデックスへ