英仏伊の第1ターン
 

枢軸第1ターン終了時の英仏伊の配置


フランスの初期配置

 マジノ線を全て埋める配置もありえますが、急速にパリに迫られる危険があるので、一般に知られているマジノ線を一つ明け渡す二線防御が無難でしょう。機甲による敵空白ヘクスへの攻撃は、突破攻撃時にも可能(anytime)だからです。
 イタリア国境は歩兵1補充2で埋め、その後ろに機甲で第二線を作ります。ドイツ方面はP25のマジノ線突出部を空け、ベルギー軍を含めて二線になるようにします。



イギリスの初期配置

 ドイツの英本土上陸阻止とイタリアへの上陸がテーマになります。
 本土はスカパフローとポーツマスに各艦隊1、それ以外の各海浜に歩兵1、ポーツマスに航空全部を置きます。エジプトはポートサイドに4−5機甲、2−5機甲、艦隊2を置きます。ただしもしイタリアがエジプト国境に機甲を置いているなら、2−5機甲と1−3歩兵でカッタラ低地に戦線を張る方が無難でしょう。



イタリア作戦

 第1ターンにイタリアが参戦した場合、イタリアの防御が手薄なら、ダブルアタックを利用したイタリア攻略作戦が可能です。これにはフランス国境からローマを目指す作戦と、強襲上陸する作戦があります。
 強襲上陸ならば、まずシブラルタルの2艦隊が、ポートサイドで機甲2を積んだ2艦隊と合流し、コルシカに移動したフランスの航空を使って、東側の海浜に上陸します。そして第2ターンには、必要なら上陸点とコルシカにイギリスの航空基地を置いてイギリス航空も使い、ローマを攻撃します。
 そしてイタリアが実際に降伏した場合、次のターンにはトルコが連合軍に立って参戦します。こうなっては枢軸の敗北は明らかでしょう。



イタリア防衛

 枢軸に10航空戦力を与えるイタリアがいつ参戦するかは、フランスの降伏時期に直結し、それはそのままイギリス作戦の成否に影響します。したがってイタリアは第1ターンに参戦させなければなりません。するとイタリアは防衛体勢を整えなければなりませんが、はっきり言ってイタリア軍だけでは守り切れません。ドイツ軍の助けが必要です。
 第1枢軸ターン終了までに、フランス国境は1−3歩兵2、補充2、ドイツ機甲1で三線を作ります。そしてタラントには艦隊、残りの2つのイタリアの海浜にはそれぞれ3−3歩兵2のスタック(片方はドイツ)、山の中(X23)に1−3歩兵1を置き、対独委譲した航空部隊をベニスとトリエステに置きます。また北アフリカには1−3歩兵と2−5機甲を追加配置して、東西に侵攻します。
 
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