フランス戦
フランスはイギリス上陸のために必ず通る道ですが、作戦的にはパリへの一本道なので、注意点はあまり多くありません。
枢軸軍
フランスの初期配置が悪ければ、ポーランド征服を後回しにして、第1ターンからフランスへ攻撃します。特に第1ターンにパリまで到達できる場合、フランス軍の反撃がパリにほとんど限定されるので、例え即時奪還されても、既に侵入した部隊で次のターンにほぼ占領でき、大きな利益を得られます。
フランスがしっかり守られていれば、第2ターンに低地諸国を制圧することで直線的な戦線を作って反撃を防ぎ、第3ターンから航空戦力の差を背景とした本格侵攻を行います。
ドイツは第1ターンに空挺部隊を生産し、ニュールンベルグに置くことで、フランスに北から南までの三線防御を常に強要し、1ヘクス当たりの防御力を低下させることができます。あとは弱い所を狙ってパリを目指すだけです。
イタリアはアフリカで東西に侵攻し、フランス、イギリス軍を釘付けにします。もし連合軍がフランスへ引き抜かれたら、モロッコ、スエズ運河を占領し、ジブラルタル攻撃、イタリア艦隊脱出を狙います。
連合軍
フランス軍を全て本国へ引き揚げ、イギリス6個軍団を派遣してパリ前面を守ればフランスはかなり堅くなります。これによってフランス降伏は悪くとも’40年夏、少し運が良ければ秋まで遅らせることができるでしょう。フランスが長く生き延びるほど、イギリスが生き残る可能性も高まるので、できるだけそうしたいところです。
しかしフランス降伏前にモロッコまで占領された場合、ここをジブラタル空襲、空挺降下の基地として早々使われてしまいます。またスエズ運河の4ヘクスを早期に占領されると、イタリア艦隊脱出を防ぐために1艦隊が必要となり、イギリス防衛戦の為の艦隊が減ってしまいます。枢軸軍の動きを見てバランスを考えながら部隊を引き抜くべきでしょう。
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