ポーランド戦
 
 ゲームはポーランド作戦から始まりますが、ここで既にプレイヤーの資質が問われます。



次善の防御


 まずワルシャワを2−3歩兵の2個スタックで守り、川越えにならない南東のヘクス(N35)は2−3歩兵1、それ以外は1−3歩兵1で、ワルシャワの周りを囲います。そしてN35への攻撃が川越えになるよう、残った2個の1−3歩兵をブレストリトフスク(N36)とO35に1つずつ置きます。
 しかしこれは次のような攻撃を許しポーランドの陥落率を高めるので、最善ではありません。


次善の防御に対する最善の攻撃

 まず2航空戦力で航空優勢を行います。そしてワルシャワの南西(N34)を機甲1歩兵2で攻撃し(5:1)、N35を歩兵2航空支援6で攻撃します(2:1)。
 N35への攻撃が成功すれば、N35に機甲を突破展進させて川の効果を無効にし、機甲3航空支援12でワルシャワを攻撃します(3:1)。N35への攻撃が失敗しても、なおN34から川越えで2:1攻撃が可能です。つまりこの攻撃法では、2:1攻撃が2回とも失敗しない限り、ポーランドを降伏させることができるのです。


最善の防御


 ポーランドの防御を最善にするには、ブレストリトフスクの歩兵をO34に持ってきて、N35を歩兵で攻撃できないようにします。
 これでドイツは、N35とワルシャワの2回の攻撃の際に、戦力の不足からどちらかを2:1で攻撃しなければならず、それが失敗するとポーランドは1ターン生き延びてしまいます。



同時期の西部戦線

 ポーランドを攻める暇に、西部戦線でドイツは何をするべきでしょうか。ソ連を攻めないという前提があるわけですから、デンマークからノルウェーと進んでムルマンスクを妨害するのは無意味です。ここはオランダに消耗攻撃をかけ、只で占領を狙います。
 連合軍はBRPを節約することで、第1ターンから第2ターンにかけて、ダブルアタックを行うことが可能です。いきなり第2ターンにドイツが降伏してしまわないよう、ターン終了時までにはポーランドから機甲を持ってきたりして、西部の守りをきちんと固めてください。
 
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