ゲームの評価法
 
 ゲームの良し悪しを評価するにはいろいろな方法がありますが、個々の項目をいくら積み重ねてもゲームの良し悪しは測れません。代わりに簡単かつ正確な5段階評価法を紹介します。5が最高です。

1 ルールを読んだだけでやる気がしない、または、最初からつまらない。
2 1時間以内に飽きる。
3 10時間以内に飽きる。
4 100時間以内に飽きる。
5 100時間以上やっても飽きずにおもしろい。

 これで評価してみるとウォーゲームがいかに良いものかわかります。私の場合、5の評価がつくのは大半がウォーゲームで、それ以外ではブリッジとホールデムくらいです。逆にここ20年程度以内にやった一般ボードゲームは皆3以下で、大半が2以下です。
 当然のことですがあくまで私の評価です。ものごとの好みに客観性などというものは存在しません。自分にとってのおもしろさを数字にできるだけで、他人がやっておもしろいかどうか測る方法はありえません。


 とは言っても、どうしてもゲームの良し悪しを項目に分けて分析したい人もいるでしょう。どうしてもということであれば、私ならこんなところでしょうか。

・勝利条件の悩ましさ
・戦略の多様性
・長期計画の深さ
・相互作用の複雑さ
・初期状況の変化の多さ
・運と作戦のバランス

 しかしこれでも項目ごとの評価の合計が高さが、必ずしもゲームの良さの指標になるとは限らないでしょう。また人によってゲームに求めるものが違うので、誰にでも参考になるとは言えません。
 ただこれらはウォーゲームがなぜおもしろいかを考えるヒントになる気がしています。
 
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