300本データ集計
子供とASLを始めてからプレイしたシナリオが300本に達したので、また戦力評価データを集計してみました。矢印の左側は前回の結果です。
戦力優勢率の絶対値区分ごとの優勢側勝率
・5%未満 52%→57%(117サンプル) 新理論勝率59%
・5%以上10%未満 71%→79%(85サンプル) 新理論勝率76%
・10%以上15%未満 86%→96%(48サンプル) 新理論勝率94%
・15%以上20%未満 98%→100%(22サンプル)(初期に作戦誤りで負けたが、後で必勝と確認した例を、優勢側勝利扱いにした) 新理論勝率111%
・20%以上 100%(28サンプル)
集計元データ
戦力評価集計表は、追加された評価項目に合わせて改良してある他、予想勝率や予想プレイ時間も出るようにしました。
戦力評価方法の追加改良により、戦力と勝率の相関がさらに高まりました。今までは戦力優勢1%(端数切捨て)につき予想勝率3%増加で計算して来ましたが、これにより今後は切捨てない1%あたり3.5%増加で計算することにします。また予想勝率は他の要因により感覚で平均1割程度の誤差があるため、有効数字的に意味は薄いですが、今後はリプレイでの予想勝率を1%単位で表示します。
新理論勝率は検証のため、区間の単純平均に3.5を掛けたものです。5%未満では実際の勝率が少し下回りますが、これは優勢率が0.00%の場合は常に引き分けとしてカウントし、50%に近づける効果があるためと思われます。
それから以前に計算した国別の攻撃の得意さですが、それまで日本攻撃アメリカ防御や、日英戦の例が少なかったので、その後それらを重点的にプレイして来ました。すると日本の防御性が弱まり、イギリス防御性の方が上回りました。
考えてみると攻撃性は対戦相手国の攻撃性に引きずられるので、どこと多く戦うかによって変わってくるのも当然です。防御型同士の日英が戦えば互いに防御性がより高くなりますし、攻撃型のアメリカと戦えば日本の攻撃性は下がります。またソ連はほとんどドイツと戦うことになるので、攻撃型同士で攻撃性は高目になっているでしょう。
そのため出た数字を単に比べても誤差が大きく、今のところソ連、ドイツ、アメリカは攻撃型、イギリス、日本は防御型という程度のことしか言えないようです。
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