華麗なる覚醒
 
 今日のASLは、ラスト・フラーより46のBirds of Prey「猛禽類」。ベルギー軍が、ドイツ空挺部隊に占領された橋を奪還しようとしますが、そこにスツーカが襲い掛かって・・ベルギーは9ターン半の終わりに橋を支配していたら勝利です。
 エリート9個分隊で守るドイツ軍に対し、ベルギー軍は自動火器を持つエリート16個分隊。しかし最高指揮官はベルギー9−1に対しドイツ9−2で、ドイツには強力な8−3−8が2個おり、ターン数より小さい目を出したターンから4ターンの間、2機の爆装スツーカが支援します。橋は大きな建物の前の1つしか無く、建物は全て地上レベルのみです。
 アーカイヴの勝率はドイツが6割、私の戦力評価でもドイツが9%の優勢で予想勝率55%程度。いいバランスのようです。子供がドイツ、私がベルギーです。


 ドイツは橋の前の建物に主に陣取り、脇の林に少しの部隊がいます。ベルギーは林のドイツ軍を狙う部隊、建物の正面に出る部隊、見えない所をひたすら前進する部隊に分かれて進みます。
 ドイツは半個分隊を前の建物に進めますが、ベルギー軍がウミガメ戦術で前進射撃を掛けてやると撤退します。そしてベルギー軍はそのまま前進を続けますが、ここでドイツの鬼スタックが反撃。8−3−8が2個と5−4−8が1個に軽機関銃2個と9−2指揮官は、前進射撃でも16火力−2修正もあり、ベルギー軍先鋒は撃退されます。


 そしてここで(第4ターン)スツーカが登場。鬼スタックは強いわスツーカは怖いわ、ベルギーはしばらく森の中を進みながら、遠距離から気休め程度に撃ち合うだけ。狂暴化したドイツ半個分隊を討ち取ったものの、スツーカに削られ続けます。
 そしてやっとスツーカが帰る第8ターン、ベルギーは生垣沿いに部隊を並べ次からの攻撃に備えます。するとドイツは橋の前に突撃で何か1つ出してきました。

 第9ターン、ベルギーは運河沿いの道路に半個分隊を並べて進ませ、生垣や林には分隊を送り込んで、橋の前に前進射撃。ところが自動火器にもかかわらず、ドイツ半個分隊は耐えきります。でも半個分隊くらい白兵戦で倒せばいい。ベルギーは隣から分隊を突撃させました。
 そしてサイを振ると、ドイツ3、ベルギー12。はあ?2対1なのにベルギー分隊完敗?なんだそりゃ!
 ドイツはさらに橋の前に部隊を送りこもうとし、ベルギーはそれを止めようと撃ちまくります。結局橋の前にはもう半個分隊が追加されました。しかも橋の前を狙うドイツ部隊も多数。
 ベルギー最後のターン、まず準備射撃で橋の前のドイツ半個分隊を2個とも除去できないと、そこでベルギーは負けですが、射撃は2回とも効果なし。ドイツの勝ちです。


 石造建築のドイツ鬼スタックが強すぎて、ベルギーは攻撃側なのに撃ち勝てません。なので奇襲的に橋の前に進んで耐えるしかありませんが、白兵戦の逆転負けが致命的でした。
 ただベルギーは鬼スタックを恐れず、もう1ターン早く橋の前の道路に突撃で半個分隊を出しておけば、もっと分の良い戦いができたと思います。しかしドイツはもっと早く半個分隊を橋に送っておくこともできるので、やはり少しドイツ有利なのかもしれません。

 
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