航空支援
今日はシナリオAP11沼の猫。はい?本当にASLのシナリオ名は意味が分かりません。1日に16時間泥のように寝るのでしょうか?
44年、守るドイツ軍の全ての多へクス建物と橋をソ連軍に占領せよという、事実上の殲滅シナリオです。攻めるソ連はエリート18個分隊と122ミリ長砲身のISU-122を2両、アメリカに貰ったシャーマン短砲身4両、火炎放射器戦車1両と強力そうに見えます。しかし守るドイツ軍はエリート11個分隊に、パンサーG型1両に加え、第2ターンにはティーガーI2両が出てきます。
こんな化け物を正面から撃ち破るのはいくらなんでも無理なので、ソ連には第4ターンから航空支援が来ます。航空支援は初めてです。子供はソ連で私がドイツです。
ドイツとソ連の配置エリアの間にある街で、ドイツがどれだけ粘れるかが鍵になりそうなので、両軍とも戦力を街に一番近い所に配置します。ただソ連は両方のISU-122に搭乗兵を乗せ、これだけは勝利条件になっている橋の占領に向かわせます。
ソ連軍が駆け足で街の端に取り付き、ドイツ軍が街の半ばまで進んだ所で市街戦が始まります。まず迂闊に近づいた火炎放射器戦車とシャーマン1両がパンツァーファウストの餌食に。さらにソ連のスタック1つがドイツ主力スタックの射撃を受けて大混乱します。増援のティーガーIはISUの正面に出ても死ぬだけなので、橋を諦めて街の中に入ります。
第3ターン、ドイツの火力スタックに対しての射撃が大当たりし、堅かったドイツの中央防衛線が崩れます。橋の確保を終えたISUは街の支援に向かい、市街地中央の確保が不可能になったドイツ軍は街のはずれの初期配置ラインまで後退し、両脇を戦車で固めます。
第4ターン、ソ連は道を挟んで街の最後のブロックで抵抗するドイツ軍と対峙します。しかし戦車に阻まれ攻撃ははかどりません。やはりこれを抜くには航空支援が必要です。
まず機銃掃射で対空車両を攻撃し、一機を撃ち落とされるものの、その隙に爆装のもう一機がティーガーIを爆弾で破壊します。(実は飛行機は防御修正があるというのを全く忘れていました。本当はこのシナリオで飛行機は撃ち落とせません。ソ連も疲労で運搬力が落ちて速度が遅くなるのを忘れていたので、おあいことしましょう。)
第5ターンにはさらに機銃攻撃でパンサーが撃破され、これによってISUの接近を阻止するものがいなくなります。そのため第6ターンには最後のブロックも包囲されることとなり、ドイツ軍がごっそり降伏してしまいます。航空支援は最後のティーガーを移動不能にするのと引き換えに帰還させられ、その任を終えます。

第7ターン、ソ連は最後に残った建物に総攻撃を実施。第8ターンには包囲を完成させて守備隊を降伏させ、ソ連の勝利です。
航空支援の成否が重要なシナリオでしたが、ソ連空軍は順調にドイツの誇る重戦車を破壊していきました。また包囲の有効性も良く分かりました。
今までの経験から概ね次のようなプレイ時間が予想されます。
特別ルール確認と初期配置1時間+分隊数(車両は3個分)×ターン数(分)
例えば今回は
1+(29+13×3)×7.5÷60=9.5時間
で、実際こんなものでした。
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