河でバシャバシャ
今日のASLはTAC24地獄の曲がり角。ガダルカナルのヘンダーソン飛行場への攻撃で、迂回部隊が回り込む一方、ここでは事前砲撃の後、九七式中戦車が先導する渡河攻撃が開始されました。おもしろいことにGoogle先生はChi-Ha tanksをちゃんと九七式中戦車と訳してくれます。日本は8ターン終了時に34VP以上が河を渡っていれば勝利ですが、10VP以上は動ける戦車が含まれていなければなりません。
アメリカは11.5個分隊の初期型海兵隊(1個分隊相当が隠匿)と37LL対戦車砲2門、105ミリ盤外砲(計画砲撃と弾幕あり)に、第3ターンには75ミリオープントップが出てきます。日本はエリート19.5個分隊と九七式が9両もいます。
河には渡れる砂州があり、川岸に隣接するところも砂地になっていて島は無く、河は歩兵が渡河可能(全移動力で1へクス、突撃では入れない)です。子供が日本、私がアメリカ、戦力評価も良いバランスとなっています。
アメリカは砂州の中ほどに鉄条網、砂州のこちら側に大半の壕と部隊を置き、左側の河幅の狭い所に少数の部隊を置きます。日本は砂州しか渡れない戦車を砂州の前に、そして歩兵の大半は河幅の狭い所に置きます。日本軍が射撃戦で勝てるわけないので、耐久力を生かして最初からバシャバシャ河を渡って駆け抜ける作戦です。
まず事前砲撃ではアメリカ軍、混乱損耗する奴、ヒーローになる奴、狂暴化する奴、なんか無茶苦茶です。
そして河に突っ込みびしょびしょになる日本兵たち。撃ってきたアメリカ重機関銃は日本の重中機関銃が無力化しますが、日本のもその後故障。対岸のアメリカ守備兵も、日本兵の射撃で全滅します。アメリカは盤外砲をこちら側に降らせ、結構な損害を与えますが全部を倒せるわけではなく、それなりの数が渡れそうです。
一方砂州側でも戦車が全速前進。これを支援するために擲弾筒が煙幕を撃ちますが、3つの内1つしか煙幕がありませんでした。しかし先導した戦車小隊は2両がスモークディスチャージャーの射出に成功。これはいけるかなと思ったら、隠れていた対戦車砲がまず煙幕のない所にいた2両を破壊。
その後も防御射撃で1両が走行不能。第2ターンはさらに前進する戦車にも当たりまくり、3両が破壊。そして防御射撃でまた2両破壊。いくらなんでも当たりすぎでしょ。日本たった2ターンで可動戦車が1両だけになり、勝利条件を満たせなくなって敗北です。

確かに砂州の方は計画砲撃で狙われていて、こちらから全軍で進んでいたら日本に勝ち目はなかった気がするので、日本の作戦はこんなもので後は運任せでしょう。しかしアメリカの対戦車砲があまりに効きすぎで、たかが37ミリ弾がほとんど貫通してました。まあ日本の誇る大?チハ車部隊が珍しくアメリカと戦えたという事だけでも、やった甲斐はあったというものでしょう。
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