防御側の方が強い?
今日のASLは、シナリオ82、名誉だけのために。パリ陥落後フランスの休戦申し出に怒った騎兵学校の士官候補生たちは、名誉のためだけにドイツに最後の戦いを挑んだのだとか。ドイツは農場の中心の建物2つを8ターン半の終了時に両方支配していたら勝ちです。
攻めるドイツ軍は、9−2指揮官率いる12個分隊と81ミリ迫撃砲2門、37ミリ対戦車砲2門に、第2ターン12個分隊、第3ターントラックに曳かれた37ミリ対戦車砲1門です。これを迎え撃つフランス軍は塹壕が7つあり、9−2指揮官率いる11個分隊に、第2ターンH39戦車4両、第3ターンに16個分隊。防御側の方が数が多くて一方的に戦車もいるって、これでは戦わずに降伏なんてしてられないというのも納得なほど潤沢な兵力です。
建物は全て石造で、ドイツの砲は設置ができず、爆弾の無いドイツ戦闘機が1機ランダムに支援に来ます。子供がフランス、私がドイツです。
ドイツの配置場所は北から西にかけての広い範囲なので、フランスはそれぞれの方向に前衛を置き、中央の2階建て農場建物1階に主力を置きます。ドイツは北の農場側に主力と迫撃砲、対戦車砲、北西側にも迫撃砲と対戦車砲、西側に助攻部隊を置きます。
ドイツは第1ターンに射撃でフランス前衛をすり減らし、第2ターンには増援と共に西側の森に前進します。フランス軍は大軍の接近に西の森を明け渡して後退します。
第3ターン、北側のフランス前衛も追い払い、ドイツは全方向から農場の見える位置に出ます。一方フランスも戦車で農場建物の周囲を固め、歩兵の増援が農場を目指します。第4ターンにかけてもドイツはフランス軍と撃ち合いますが、対戦車砲は農場建物から遠くて戦車を倒せず、石造建物に籠る9−2フランス機関銃部隊も強くて全然倒せません。そうこうしている内に多少脇から撃たれて損害を出しながら、フランスの増援歩兵も後方の建物に到着します。
うーん。最初から分かってたことですが、防御側のフランスの方が兵数が多く一方的に戦車が4両もおり、これに対抗するドイツの対戦車砲はずっと離れたとこにいる。地形でも攻撃側に不利で、周りの麦畑は攻撃側が撃つには邪魔だけど、前進する時は火線が素通りで、目標は石造建物。これ、どうすればいいの。
ドイツは煙幕を撃って麦畑から無理に進んでみましたが、戦車に撃たれた上にオーバーラン食らって撃退され、建物の森側には戦車が埋め込まれててとても入れない。そして次からは順次塹壕にフランス兵が入り込んできます。ドイツ無理です。後何ターン掛かるとかじゃなくて、もう全く進めません。

ドイツは普通に攻めたらだめそうで、作戦を練り直して後日再戦です。
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