ジャングルきつい
 
 今日のASLはA97のTasimboko Raid。ガダルカナルで日本軍がヘンダーソン飛行場を奇襲しようとしているのを察知したアメリカ軍が、逆にこの奇襲部隊を奇襲したという話。アメリカ軍は8ターン半の終わりに、日本軍の駐留する中央のボードの小屋を全て支配していたら勝利です。
 奇襲される日本軍は、8個分隊と北西を向いた75ミリ歩兵砲3門(敵を見るまで方向転換不可)と、3個分隊が第2ターンの増援。アメリカ軍は、第1ターンに東から海兵隊16個分隊と、第3ターンに西か南西から5個分隊が入ってきます。海兵隊は自動火器を持ち静粛です。またアメリカには第4ターンから、爆弾の無い戦闘機1機の航空支援があります。
 アーカイヴでは日本10勝アメリカ11勝、私の戦力評価でも日本がわずか1%の優勢と、互角のようです。子供が日本、私がアメリカです。


 日本は村に狐穴を掘りながら布陣し、アメリカはジャングルの小道を3つに分かれて進みます。日本はアメリカが来る前に増援も村に入れ、アメリカは増援を南西から進めます。
 アメリカは村の外縁から攻撃を始めますが、日本は村の中に隠していた3門の歩兵砲で応戦を始めます。日本は小屋と塹壕で自在に効率の良い射撃グループを作れるのに対し、アメリカ側は密生ジャングル、クナイ、竹林だらけで、まともに射撃グループが組めません。前進も火線に邪魔されて思うに任せません。

(下が北)

 アメリカはジャングルの隙間に10−2指揮官と機関銃のフルスタックを持ってきて、これで勝負を挑もうとしましたが、今度は白燐弾を落とされて妨害されます。
 アメリカはしょうがなくヤシ林の方にシフトし、隠ぺいを付けて75ミリ砲の正面に出て撃ち合いを挑みますが、頼みの綱の10−2指揮官が負傷。日本の重中機関銃も歩兵砲も強くて、日本にろくな損害を与えられていない状況でこれ。アメリカ投了です。



 なかなか混乱せず包囲下にもならない日本軍は、このような場所では強かったです。これを攻めるのにアメリカの攻撃正面は狭すぎました。もっと横に広がって前進し、誰かがやられても残りが攻撃する形にすればいいかと思ってもう一度やってみましたが、やはりだめでした。
 以前のシナリオでもそうでしたが、ジャングルを通って開けた所を攻めるはきついです。戦力評価ではこれも困難地形として0.75の修正をした方が良さそうです。

 
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