囲んで撃ちまくれば?
今日のASLは、デラックスシナリオ2、バーサーク!。スターリングラードの戦いのさなか、ドイツのエッサー軍曹は、上官が皆死んでしまってバーサークし、周りの兵士を引き連れソ連軍に突っ込んで行きました。ドイツは7ターン終了時に、中央の3ヘクス建物にソ連より多くの混乱していない分隊がいたら勝利です。
ソ連はエリート中心に17個分隊。ドイツは一線級で、北に6個分隊、南に13個分隊です。北にいる8−0指揮官は、準備射撃の初めにdrし、1が出たら1回だけ勝手に隣接するユニットごとバーサークします。
戦力評価はソ連14.6%の優勢で、予想勝率8割。ROARでもソ連が勝率65%とソ連が有利のようです。しかし周りから囲んで高火力で先撃ちすれば、ドイツも結構何とかなるのでは?子供がソ連、私がドイツです。
ソ連は配置範囲の中央ブロック一杯に広がって配置し、ドイツ軍の火力が高い南側に全部の隠蔽を付けます。一方ドイツは北と南の大きな建物に、1区域1ユニットずつ置いて巨大火力グループを構築。そして30火力の鬼スタックは東側に置いて、バーサークを支援できるようにしました。
第1ターン、いきなりバーサーク発生。半個分隊2個が、鬼スタックによって混乱させられたドイツ分隊に突っ込みます。また南側では半個分隊を建物に突っ込ませ、隠蔽が解けたソ連分隊に36火力の待機射撃でこれをKIA。ドイツ順調ですが、鬼スタックはソ連中機関銃の反撃で2個分隊が混乱してしまいました。

第2ターン以降もドイツはひたすら撃ち続け、弱った所を狙って少しずつ部隊を押し進めていきます。火力が大きいせいもありますが、ドイツの目が良くソ連の目が悪くて、ソ連軍はどんどん混乱、クラス低下、損耗していきました。ただ逃げ延びだ部隊は、コミサールによってバシバシ回復しています。その一方でドイツ鬼スタックは弱く、機関銃の故障が3回、ソ連の反撃でも2回混乱し、ほとんど30火力を発揮できていません。そして第4ターンころには、ソ連は徐々に後退態勢に入ります。
第5ターンにドイツは、中央ブロックへの本格的な突入を開始します。しかし減らしたと言っても元々戦力的にはソ連が有利で、ドイツもそれなりに損害が増えていて、戦力比はそれほど有利にはなっていません。そのため勝利条件建物に近づくにつれてソ連軍の密度は高くなり、ドイツの前進は難しくなっていきます。
そして第6ターンもドイツは攻撃を続けますが、ソ連軍には大した損害を与えられないまま、勝利条件建物に集結されてしまいます。もうこうなってはドイツ軍は手も足も出ず、ソ連の勝利です。

射撃の目が良くドイツは上手く行くかと思いましたが、やはり戦力差はどうにも覆せませんでした。ドイツももう少し効果的な攻め方があったかもしれませんが、最後のガチガチの状態を見ると、それで何とかなったとは思えません。
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