隠れても無駄だよ
今日のASLは、ASLジャーナル2よりJ17のClearing Kakazu。沖縄嘉数の戦いで、日本軍主力が後退して残された後衛部隊の掃討戦です。アメリカは6ターン半の終了時に、建物・瓦礫へクス25の内22を支配していたら勝利です。
日本残存部隊は9個分隊と爆薬2、地雷12火力、洞窟2で、建物3個を要塞化でき、対戦車設置爆薬を1つ使え、全ユニットが隠匿配置されます。アメリカ軍は、12個分隊と4個操作班に、火炎放射器2、爆薬2、M4A1が2両、32火力の火炎放射器戦車1両に、100ミリ盤外砲があります。天候は雨です。
アーカイヴでは日本の勝率が3割ですが、私の戦力評価ではアメリカ26%の優勢で、日本の勝率は0割と予想されます。なので日本を有利にするバランスを使いますが、例によって焼け石に水と思われます。子供がアメリカ、私が日本です。
どこに日本軍が隠れているか分からない村に、アメリカは左右から半個分隊や操作班で探りを入れていきます。左手から来た半個分隊に、右手の日本中機関銃がファイアレインで撃ちますが、スネークアイズで相手を倒したものの、萎縮でファイアレイン消失。絶妙の位置だったのに残念。その後もやって来る左手からのアメリカ軍に、日本軍はあちこちから反撃し損害を与えていきます。一方右側でも日本軍は抵抗するものの、見つけられた中機関銃部隊が火炎放射器の餌食となり消滅。やっぱりね。
第2ターン、日本は戦車の来る右手で立ち向かっても無理と考えて、こちらの村には少ししか部隊を置いておらず、アメリカ軍は順次建物を無血占領していきます。そして日本軍は左手で応戦を続け、アメリカ軍にけっこうな損害を与え続けます。しかしこの状況を見たアメリカは、こちらに火炎放射器戦車を持ってきたので、日本軍も後退せざるを得なくなりました。そしてターン後半、右手から弾痕に進んできたアメリカ鬼スタックに対し、日本は重機関銃で乾坤一擲の射撃。これが決まって、アメリカ鬼スタックは全員混乱して後退します。

しかし日本の組織的な反撃もここまでで、第3ターンに右手の日本重機関銃、中機関銃は、アメリカ軍の白兵戦を受けて倒されます。またM4が対戦車地雷原に突っ込みましたが、運良くくぐり抜け、さらに隠れていた対戦車ヒーローがそれに突っ込みましたが、結局倒せず終わり。しかしアメリカも一番大事な火炎放射器戦車が故障し、修理も失敗して、痛恨のリコールを食らってしまいます。がっでむ。
と言っても残る日本の戦力は少なく、第4ターンにアメリカは盤外砲で煙幕を落とすと、残るブロックに総突入してきます。M4が支援に駆け回り、2両とも地雷原に入ってしまいましたが、どちらも被害なし。

第5ターン、アメリカ軍は最後の建物に突入し、日本軍は不意を突いて逃げ出したものの、第6ターンには捕まり倒されます。日本は最後の奪還用に隠れていた部隊もありましたが、洞窟も入り口で待ち構えられ、村にも守備隊をばらまかれては、とても逆転できるほど奪還することはできません。アメリカの勝利です。
まあやっぱり日本勝てるわけありませんでした。ちょっとやそっと損害を与えても、戦力差ありすぎです。完全隠匿配置でよっぽどうまくいけばということかもしれませんが、アメリカが安全着実に来たらまず無理でしょう。
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