埋蔵戦車
今日のASLはScroungin' ASL News 4、正に別の橋。やっぱり意味が分かりませんが、要は一本しかない橋を越えればベルリンの最後だということでしょう。
デラックスASLで、ドイツはSS2.5個分隊と二線級2個分隊と徴募兵2個分隊、20ミリ対空砲とハーフトラックと動けないティーガーII、地雷、鉄条網に、第5ターンにはパンサーと1個分隊が出てきます。ドイツの対空砲とAFVは初期隠匿配置が使えます。また両軍ともいくつかの建物を選んで瓦礫にしておくことができ、建物は全て石造扱いです。攻めるソ連はエリートを中心に12個分隊と7操作班、82ミリ迫撃砲2、長砲身野砲の76ミリが2と85ミリが1、T-34/85が3両、SU-152が2両、IS2が2両に、火炎放射器2つや弾薬豊富な120ミリ番外砲まであり、かなり強力です。
しかしソ連は運河に架かるたった一本の橋を越えて、待ち受けるドイツ軍に突っ込みこれを全て無力化しなければなりません。子供がソ連、私はドイツです。
まずソ連は、奥の建物の3階から橋に狙いをつけるドイツ機関銃部隊に集中攻撃を加え、全て混乱させます。また橋近くの建物には火炎放射を浴びせ掃除して行きますが、その多くはダミーで、火炎放射器は1台が燃料切れとなります。
第2ターンには、ソ連は攻撃を続けながら少数の部隊でダミーを偵察に行きますが、これは後ろからの射撃で止められます。
第3ターンにソ連が戦車部隊を突入させると、ドイツは橋の正面の要塞化された小さな建物に隠れていたティーガーIIで射撃し、T-34を一両破壊しますが、2両は石壁の向こうに通り抜けます。第4ターンティーガーIIはソ連戦車をもう一両破壊するものの、真後ろに回り込んできたT-34にAPCR弾を撃たれ要塞にそのまま納棺されます。

水色は運河で通行不能
第5ターンにはソ連歩兵も本格的に橋を渡って攻め始めます。前に出ると強力な戦車や機関銃に撃たれるので、残りのドイツ歩兵は建物の裏側に隠れて、時間までの生き残りを狙います。
6、7、8ターンとソ連は前進して射撃戦を繰り広げますが、2か所に分かれて建物の奥に隠れるドイツ軍は倒しきれませんでした。そして実はこれらを混乱させられたとしても、森に隠した対空砲と建物に埋め込んだハーフトラックがあり、これらを見つけて無力化しないといけませんでしたが、とうてい時間が足りません。
ソ連は後方の4へクス建物を瓦礫に選んで、そこをドイツの防御拠点にできないようにするのが良かったかもしれません。その上で橋近くの大きな建物に番外砲撃を加えてまとめて叩けば効果的だったように思います。今回ソ連の砲撃は通信の失敗が続き、結局砲撃できませんでした。そしてソ連はもう少し早めに橋を渡り、支援の機関銃は最初から操作班に任せて、歩兵は早めに全部隊進めるべきだったのでしょう。
ただそれでもどこか分からない森や建物に埋まっている対空砲と車両を見つけて無力化するのは相当時間がかかると思われ、このシナリオはかなりドイツに有利な気がしました。
予想プレイ時間は(27.5+10*3)*7.5/60≒7.2時間で、実時間もほぼそのくらいでした。
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