モルタルの丘
今日のASLは以前私が日本軍をやってどうにも攻められず負けたA117 Maggot Hill。もう一度私が日本軍、子供がアメリカ軍でやります。
アメリカ軍は2つの丘を中心に置き、北側の少し上がった森に部隊を少し出しています。前回日本軍は南から攻めずに西側に回して失敗したので、今回は南側にずらりと並べて撃ち合おうと思っていました。しかしアメリカの初期配置が終わって見てみると、どう見ても火力が強そうで撃ち勝てる気がしません。そこで南からの攻撃は南東から森を通って丘に攻める登ることにし、擲弾筒をメインにした一部の部隊を南北から引き抜いて東からの攻撃も加えることにしました。
第1ターン、日本は前進を開始し、南は丘の中腹まで、北は前衛に接触してこれを混乱後退させます。また前回日本軍はかなりの数を半個分隊に展開して、回復を繰り返しながら進もうとしましたが、今回展開は一部の部隊だけにし、損害を出しても速く進むことを優先しました。
第2ターン、日本軍擲弾筒部隊は東に登場。南東と北西では戦闘が始まります。後半には擲弾筒の白燐弾により東側のアメリカ分隊を1つ混乱させます。
第3ターン、日本軍はさらに南東の丘に迫りアメリカ軍の一部を混乱させます。一方北西では逃げ遅れたアメリカ軍にバンザイ突撃を掛け、倒していきます。しかし反対の丘からは見えないと思って北側から東側に進んだ日本の機関銃部隊。これが実は見えていて、軽迫撃砲、重迫撃砲、9−2指揮官率いる機関銃部隊に激しい防御射撃を受け、最強指揮官ともども半壊状態で離脱。大失敗です。迫撃砲は森だと−1修正が付く上、1/2の確率でまた撃てるので、隠蔽が付いていてもどんどん当てられてしまいました。

(薄暗い森を迫る日本軍)
私はこれでもうだめだと思いましたが、やめるには早過ぎると子供が言うので、もう少しやってみることにしました。
第4ターン、日本軍が南東の丘に一斉接敵すると、やはり北西の丘からの強力な射撃もあって、南側の攻撃は撃退され、北側のアメリカ軍は一歩後退して、結局一方的に日本軍がやられた状況です。
そこで日本軍は第5ターンを攻撃準備の移動に費やし、第6ターンに東西同時総接敵を行います。しかし北西の丘は数が足りなくて攻めきれず、南東はまた一歩下がられます。そして北西の丘からまたの迫撃砲、機関銃攻撃を受けて、東から迫った日本軍の機関銃部隊は壊滅します。これでもう北西の丘を取れる見込みがなくなり、日本軍また投了です。
よく考えたつもりでしたが、やはりまだ日本軍の生かし方をつかめていませんでした。何度も撃ち合うと火力に勝るアメリカ軍は強力なので、一回の撃ち合いと白兵戦で一気に片を付けないといけないようです。おそらく日本軍は丘の外のアメリカ軍を掃除した後、配置を整えてから両方の丘に一回で一斉接敵するとともに、丘を撃てる位置に擲弾筒を並べるのではないでしょうか。
擲弾筒の火力は弱いですが、煙幕や白燐弾を撃てるので突撃支援に有効です。突撃フェイズで隠蔽のまま隣接し、アメリカ軍プレイヤーターンに撃ち合った後、煙幕を掛けてから弱った相手にバンザイ突撃すると効果的な気がします。
逆に遠距離での撃ち合いに使うべきと思っていた機関銃は、迫撃砲が相手では勝てないので、迫撃砲から撃たれない位置に隣接させて使った方が良さそうです。
果たして3戦目をやる機会はあるでしょうか。
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