もう地下には頼らない
 
 今日のSword & Fire: ManilaはSF16 Struggle Without End 終わりなき苦闘。アメリカ軍は病院・大学複合施設の主要な建物の制圧を終え、残った建物の掃討に入った。アメリカは6.5ターン終了時日本配置エリアで、日本より多く石/レンガの建物/瓦礫ヘクスを支配していたら勝利です。
 守る日本は、17個分隊、爆薬3、200ミリロケット砲電話、AP地雷12、AT地雷4、120L対空砲1門、20L(4)対空砲1門、12.7(12)対空砲1門、ロードブロック3、鉄条網3、塹壕4、狐穴3、埋めた爆弾1、要塞化3を初期配置。そして第4ターンに3個分隊がやって来ます。
 攻めるアメリカは、エリート16個分隊、余剰操作班2と9−2指揮官に、火炎放射器2、爆薬3、105ミリシャーマン2両、75ミリシャーマン4両、ミーチョパー1両、輸送ハーフトラック3台、航空観測150ミリ盤外砲です。
 このシナリオはアメリカが高火力市街戦の条件を満たしますが、SF地下室が無いので、それでも日本はその威力を軽減できるかを、検証するのに丁度良いシナリオです。完全高火力(2倍)ならアメリカ予想勝率103%、軽減(1.5倍)なら58%になります。このままだとどちらにしろアメリカ有利なので、アメリカは1個分隊減らし、日本は4個分隊増やします。すると完全ならアメリカ70%、軽減なら30%になり、どちらが有利だったかで判断しやすくなります。
 子供が日本、私がアメリカです。


 日本はリザルホールが突出していて守りにくいので、そこを捨てて布陣します。日本軍には隠蔽が無いので、アメリカは囲んで配置し、隠蔽をできるだけ置かれないようにしました。
 アメリカはあちこち煙幕・白燐弾を置いた上で、近距離から一斉射撃。なんか思ったほど効かないなあ。そして日本は隠匿の120L砲、機関銃スタック、12.7ミリ対空を出して応射。105ミリお家シャーマン炎上、鬼スタック大混乱、副鬼スタックピンになって炎上の煙に巻かれる。日本の配置が良くて、日本軍の方が撃ち勝ってるぞ。
 1ターン後半、アメリカ鬼スタックの混乱分隊は、2個とも箱車で損耗。近くにいたシャーマンはタンクハンターに耐え続けたものの、120Lはまた別のシャーマンを燃やす。アメリカ軍の射撃は、機関銃が無力化しているのであまり効かない。アメリカ絶望的。

 第2ターン、アメリカはAT地雷を抜けて戦車を突っ込ませ、12.7ミリを沈黙させた上で、そこに爆薬を仕掛けました。付近の部隊も前進し、回復した鬼スタックの成れ果ても復帰して、再攻撃に望みを繋ぎます。そしてここで日本は、超兵器200ミリロケットを発射!これが順調に効けば一気に勝ちを決められるが、運悪く誤爆すれば一気に不利になる。しかし結果は誰もいない所に空撃ち。でも120Lはまた1両シャーマンを燃やし、左手の米戦車はストレートに全滅しました。
 ターン後半、日本軍の真っ只中に突っ込んだシャーマンは、あちこちから突っ込んでくるタンクハンターを躱しまくり、未だ健在。そしてついに航空観測が、120L砲と日本機関銃を捉えた。これでアメリカは盛り返せるか?

 第3ターン、付近吹き飛び炎上!けどそこは要塞で、機関銃スタックこそ皆減少したものの、120L砲は無傷。おかしいな。右正面から接近している部隊も、瓦礫が片方燃え出して接近路が狭まり、塹壕まで入り込んだ部隊も、日本の逆襲で撃退されます。旧鬼スタックも、日本機関銃に撃たれてまた混乱。
 ターン後半、米重機関銃は一発回復し、日本機関銃は攻撃を避けて階下に降りました。そして今度こそのFFE2攻撃!効かん。戦車を救援に行ったアメリカ分隊は混乱して、退路を塞がれて降伏し、戦車も走行不能。この周辺では、アメリカが突っ込んでも逆襲や不意打ちで倒されるのを繰り返して、一向に埒が明かない。


 第4ターン、このターンには日本の増援がやって来るから、いいかげん日本120Lと機関銃を制圧しなけりゃ負けだ。まず盤外砲、無線交信!接続失敗・・アメリカ投了。


 射撃、MCの目は日本が良かった代わりに、日本のロケット砲は外れ、アメリカ150ミリ砲は狙った所に落ちたので、運のバランスは割と取れていたと思います。それでもアメリカが不利だったことから、ひとまずSword & Fireでは、地下室が無くても日本が高火力市街戦の効果を軽減できることにします。これは今後のシナリオでもまた検証していきます。

 
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