俺たちの畑は俺たちで守る
今日のASLは、Aussie `97 PackのPBP12 ソフト麺。中国軍の貧弱な農民兵は、装備の充実した日本の侵略者には勝てそうもなかった。彼らは製麺所に送るための麦を作っている農村にいて、日本軍が近づいているのに気づいていなかった。日本は8ターンの終了時に16個以上の小屋を支配していたら勝利です。建物が小屋、道路が小道になり、乾いた田んぼがあるのを除いて、太平洋地形ではありません。
守る中国は、徴募兵9個分隊、徴募兵9個分隊と軽機関銃、一線級6個分隊と機関銃中1軽1の3つのグループを、離れた3つの指定個所に分けて配置します。第1ターン中は隠蔽になれず、決死隊は2個しか作れません。
攻める日本は、二線級10個分隊と操作班2個に、機関銃重1軽2擲弾筒1、機関銃2火力の94式豆戦車が第1ターン以降に北か東から侵入します。侵入時は盤外からバンザイ突撃で入ることもできます。
戦力評価では、中国軍相手なので2火力しかない豆戦車も戦車に数えますが、非力のため無敵戦車とは見ないことにします。すると日本の予想勝率は16%しかないので、レベル3のバランスで中国徴募兵を4個減らして、39%に上げました。
子供が中国、私が日本です。
中国は中機関銃のある一線級を入り口に近い側に配置しました。一般に攻撃はできる限り高火力で長時間攻撃し、どれだけ敵を倒せるかが鍵ですから、日本は遅らせることなく全軍を南東入り口近くの中国軍グループにぶつけます。
なお日本軍はバンザイでも入れますが、二線級では中国軍と同じ火力で格闘修正1の差しかなく、白兵戦は大して有利ではありません。倍もいる相手にそれは無謀なので、普通に入ります。
まず日本は戦車で村の前面の歩兵2個をオーヴァーランしますが、撃ってきた中国中機関銃は故障して、運良く1個除去1個混乱させました。さらに戦車は小屋に突っ込んで軽機関銃にも耐え、2列目の射撃も止めます。これで日本歩兵は安全に前進でき、前進射撃は効かなかったものの、順調かと思われました。ところが中国兵は白兵戦で2を出して戦車を1両撃破。やはり一線級は伊達じゃない。
後半には前線の中国軍が一部後退し、後方の部隊は大きな村に向かって移動します。

第2ターン、まず日本鬼子スタックが撃ちましたが、火力の割に効果無し。そこで日本戦車が単独移動でオーヴァーランし、歩兵が隣接しました。
ターン後半中国軍は、最初に混乱した分隊が自己回復に成功し、村では隣接する日本分隊2個を減少させ、逃げられる者は逃げ、奥の部隊は防御態勢を整えます。そして日本軍は防御射撃で1個分隊を除去し、もう1個を混乱させましたが、なんと狙撃兵で最強の10−1指揮官が死亡してしまいました。これはきつすぎるぞ。
第3ターン、日本は射撃と包囲で周りの中国3個分隊を除去し、鬼子スタックには9−1指揮官を回し、それ以外の分隊は前進します。しかし日本戦車は起動失敗。そして中国7−0指揮官は疲れた日本減少分隊に白兵戦を挑み、これを削りました。中国指揮官強い。

第4ターン、日本軍は大きな村に向かう途中の林で、そこにいる中国兵に対し前進射撃から破れかぶれの白兵戦。最初に言った通り分の悪い手ですが、この状況ではもう賭けるしかありません。そしてこの賭けに日本は勝ち、一方的に中国2個分隊を除去しました。後半に日本軍はもう1個分隊も除去し、苦しかった状況がだいぶ好転して来ました。
第5ターン、日本軍はさらに次の林にいる中国2個分隊もディスラプトさせ、思いのほか順調な前進。しかし隠蔽して村で待ち受ける中国軍を倒し切れるのか?
第6ターン、日本鬼子スタックが村の先頭の中国兵を混乱させた後、他の日本兵は平地を避けて接近しますが、いくらか削られます。戦車はまたお休み。ターン後半も射撃戦でお互いに損害が出ますが、やはり鬼子スタックを持つ日本の方が有利で、後は時間が間に合うかどうか。

第7ターン、ここで右の一軒家を攻めていた日本分遣隊が、奪っていた中国中軽機関銃を両方故障させてしまい、ここの攻略に黄信号。村での戦いも、ちょっとどうなるか分からない。
ところがターン後半、一軒家前の日本部隊が機関銃を両方一発修理に成功した上、9−1付き中国分隊の射撃が大はずれして、日本は予想外の占領成功。しかし村の方では、撃たれた日本9−1指揮官が死んでしまい、混戦になっていた格闘戦でも中国決死隊が勝って、さらに混乱した中国部隊は匍匐後退でゾンビ防壁を作ってしまいました。これは一体どうなるんだ?
最終ターン、ひとまず日本は防壁に穴を空けないと最後の小屋にたどり着けませんが、占領に必要な兵も残さなくてはなりません。すると8火力で撃つのが限界ですが、これは無事に混乱半個分隊を除去できました。
その後日本兵は手分けして小屋を占領して行き、最後2か所の白兵戦のどちらかで一方的に勝たないとなりません。まず奥の方では日本分隊が疲れて不意打ちを取られ、隣を奪還されて失敗。そして残る手前ですが、向かった減少分隊が臨機射撃で削られて、1戦力対3戦力の苦しい勝負になっています。ところがここで中国は12を出し、日本兵が中国兵を一方的に倒して、日本のきわどい勝ちとなりました。

中国軍は農民徴募兵でも手強かったですが、日本は中盤からの目が良くぎりぎり逆転勝利できました。これで家にある日中戦争シナリオは全てやり終えましたが、日中戦争は独特の展開を見せるおもしろいシナリオが多かったです。
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