郵便局は決して傷つかない
今日のSword & Fire: ManilaはSF14 The Price of Postage 郵便料金。アメリカは市役所を攻めている間に、城壁東側に残った最後の日本軍拠点、非常に硬く要塞化された郵便局への攻撃を始めた。アメリカは攻撃前3日間に渡って激しい砲撃を加えたが、建物にはほとんど損傷を与えられなかった。アメリカは6.5ターン終了時、日本より多く郵便局の区域を支配していたら勝利です。曇っています。
守る日本は、8個分隊と、機関銃重1中2軽4、擲弾筒1、地雷12、鉄条網4、塹壕3、要塞化6です。
これを攻めるアメリカは、12個分隊と9−2指揮官に、中機関銃2、バズーカ1、軽迫撃砲1、火炎放射器1、爆薬4を東側に初期配置。そして第2ターンに、4個分隊と.50cal1、軽迫撃砲1、火炎放射器1、爆薬2が、南から入ってきます。アメリカ兵はステルスで壁登りができます。
さて戦力評価では、周り中にある弾痕と東側に1つある建物が、平地攻撃の不利を打ち消せると考えるかどうかで、予想勝率が全然違ってきます。さらに6つも要塞化されている所を攻めるには、アメリカの火力が不十分で、時間が足りなそうなのも問題です。そこでアメリカに指揮官とバズーカを加えるバランスルールを使った上、さらに1ターン延ばしますが、代わりにアメリカ分隊を2つ減らしてやってみます。
子供が日本、私がアメリカです。
第1ターンは、アメリカが郵便局に相対するインシュラー製氷工場を取るだけ。
第2ターン、雨が降り始めました。東のアメリカ軍は製氷工場から隠蔽をつけたままじわじわ進み、増援は西の端を進ませます。すると隠匿中機関銃に撃たれて、西で1個分隊が混乱しました。
第3ターン、東ではまたじわじわ進み、西の主力は機関銃に狙われて進みようが無いので、一旦林で遠距離戦の態勢を取ります。郵便局の東側両脇には鉄条網が並んでいて、そうするとその間の郵便局前面には地雷がありそう。
第4ターン、丁度雨が止んだので、アメリカは郵便局に白燐弾を落として隣接しますが、どうせ地雷がある所に突っ込んでも死ぬだけだろうなあ。これ、なんか攻めようあるの?
第5ターン、ターンを延ばしたにもかかわらず、回り込んでいる時間など無いし、遮蔽物が無い所に回ったところで状況が好転するとも思えない。もう正面から突っ込んでみるしかないや。
当然地雷があって、一つは除去。残ったもう一つも、モラル6では反撃に耐えられるわけがない。やっぱりどうしてみようもなくアメリカ投了。

アメリカは1へクスすら取れるとは思えず、全然勝ち目がありません。これまでも周り中の弾痕と飛び飛びの林では平地と見てきましたが、これに小さな建物が1つ加わった程度では、平地の不利は変わりませんでした。平地攻撃であれば、アメリカの予想勝率はマイナス18%です。
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