狭い島に直撃
昨日に引き続きSword & Fire: ManilaのSF2 Power Struggle on Provisor プロヴィソール上の権力闘争。もちろん本当に権力闘争をしている訳ではなく、パワープラントを巡る争いを意味しています。ビノンド地区からの侵攻に失敗したアメリカ軍は、新たな足掛かりをイスラ・プロヴィソール「供給者の島」と呼ばれた発電所がある島への上陸に求めた。アメリカは8.5ターン以内に日本の統制MMCを2個以下にするか、ゲーム終了時に5つの指定建物の内4つを支配していたら勝利です。
島を守る日本は、8個分隊と機関銃重1中2軽4擲弾筒1、地雷6戦力、鉄条網1、塹壕1、要塞化2です。
これを攻めるアメリカは、既に島の東側に上陸したのが6個分隊と.50cal1、中機関銃1、バズーカ1、火炎放射器1、爆薬2で、向こう岸には10個分隊と9−2指揮官に、中機関銃2、バズーカ1、爆薬2、ボート9がいます。また盤外観測員の80ミリOBAがあります。
戦力評価ではアメリカの予想勝率が134%なので、日本は3個分隊、8−0指揮官1、軽機関銃1を増やし、アメリカは4個分隊を減らして、予想勝率48%の非常に良いバランスにしました。ただ普通はこの狭さなら5、6ターンくらいのものですが、このシナリオは8.5ターンもあるので、盤外砲を撃ち込み続けられるアメリカはまだ有利かもしれません。
子供がアメリカ、私が日本です。
この島の青い建物は壁の無い作業場でTEMが0なので、まともに守れる場所は一番前のパワープラントとボイラー室くらいです。日本はその各区画にユニットを埋め、一部は隠匿と後方予備にしました。
アメリカはバズーカで白燐弾を撃ち、川向こうの中機関銃+9−2指揮官で撃った後、ボートで日本軍から見えない所を渡ります。そして日本は隠匿の機関銃スタックを出してアメリカのを撃ちましたが効かず、アメリカの爆薬攻撃も隠蔽を剥がしただけに終わりました。
1ターン後半、日本の機関銃スタックから撃てる良い位置にアメリカ軍がいなくなったので、彼らは盤外砲に備えて階下へ降ります。また擲弾筒は煙幕を撃ってアメリカの射撃を妨害し、格闘戦を仕掛けようとしています。
そして防御射撃。アメリカ盤外砲が日本機関銃スタックの所に致命的命中して、中機関銃が除去され、10−1指揮官が負傷。さらに格闘戦を掛けようと煙の中で待機していた所へ、アメリカ機関銃スタックが撃ったらこれも蛇の目で、半個分隊が2個とも混乱しました。彼らは潰走して回復したい所ですが、指揮官はFFEの中。これはダメだ、日本投了。

小さい戦闘の特に重要な所で蛇の目2連発は、一発で終わってしまいます。ただそれが無かったとしても、アメリカは白燐弾で隠蔽を剥がした所を盤外砲で狙え、狭い島を長時間盤外砲で撃てるので、8.5ターンは長すぎるように思います。それ以外は日米市街戦でもいつも通りの戦力評価でいいのでしょうか。
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