微妙に離れたトーチカ
 
 Flight of Fancyがすぐ終わったので、Buckeyes!のBuck10 Buckeye Blitzkriegをしました。ブーゲンビルで侵入してきた日本軍に対し、アメリカ第37歩兵師団バカイ(オハイオトチノキ)は戦車を伴って排除に乗り出します。アメリカは7.5ターン以内に、26以上の損害を受けることなく、5つ中4つのトーチカを支配したら勝利です。浅いジャングルの太平洋地形で曇っています。
 守る日本は、一線級6個二線級6個分隊と爆薬1、狐穴8、非隠匿で場所指定でトンネル不可のトーチカ5、75*歩兵砲1門、81*迫撃砲1門です。
 攻めるアメリカは、16個分隊と火炎放射器2爆薬3、40L(IFE8)対空砲1門を初期配置し、第1ターンにスチュアート3両が入って来ます。また日本の配置地域内に予め鉄条網や狐穴を置けますが、日本軍が初期配置されていたら除去されます。
 戦力評価ではアメリカの予想勝率27%で、アメリカの砲もジャングルではあまり役に立たなそうなので、日本2個分隊減アメリカ4個分隊増と機関銃等調整して、アメリカ65%(砲を除けば52%)としました。子供がアメリカ、私が日本です。


 日本は5つのトーチカの内2つを守れば良いのですが、飛び飛びの配置を指定されていて微妙に守りづらい。特に左側の2つは大きく離れていて無理なので、中央右の2つを守ることにしました。また最前線に置くといきなり高火力で撃たれるので、一歩下がって配置します。そして中央のトーチカ周りには砲2門を配置して、正面でも裏に回り込まれても撃てるようにしました。
 するとアメリカ軍は二手に分かれ、右側では戦車を利用してそこの日本軍を半包囲。これは日本の配置まずかったか?しかし隣接戦車には対戦車ヒーローがあるし、左隣の竹林には伏兵もいるし、何とかなるだろう。

 第1ターン後半、日本分隊は戦車に向けて次々と対戦車ヒーロー呼び出し。しかしいきなり二連続で断固拒否されてピン。これは敵前から逃げられず最悪です。さらに残った分隊でも呼び出し続けて次々突っ込ませますが、上限の4人全員が途中で戦死。だめだこりゃ。最後は隠匿半個分隊が爆薬を仕掛けようとしたものの、これも混乱して失敗。完全に終わった。
 ピンで取り残された日本兵は防御射撃でボロボロになり、2か所で仕掛けた対戦車白兵戦は1か所日本が勝ったものの、もう日本に2か所のトーチカを守れる戦力は無いので投了。

(右側に残っているように見える隠蔽部隊は、ほとんどダミーです。)


 日本はもう一歩後ろに置くべきでしたし、もしかすると若干距離は離れても右端2つのトーチカを守るべきだったかもしれません。そしてサイの目もまた良くありませんでした。しかもトーチカは一番近い2つでも完全には集中して守れず、アメリカの砲も全く使えない訳ではなかったので、アメリカの戦力をやや優勢にしたのもやり過ぎでした。作戦、サイの目、バランスと、少しずつ悪いのが重なって日本は完敗です。

 
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