雪原など物ともせず
 
 今日のASLは、G18 GOYA 腰を上げて本気でやれ。551空挺歩兵大隊の標語らしく、彼らは「不眠、凍えた足、膝までつかる雪、冷たい食べ物、幻覚」を乗り越えて、渡河点の町を占領しに行く。アメリカは10.5ターン以内に、2つの大きな建物を両方支配したら勝利です。曇っていて降る時は雪で、積雪があります。
 守るドイツは、二線級10個徴募兵10個分隊と、機関銃中2軽4軽迫撃砲2です。これを攻めるアメリカは空挺エリート23個分隊と10−2指揮官に、中機関銃2バズーカ3、81*迫撃砲3門です。
 戦力評価では、平地攻めと見ればアメリカの予想勝率は9%ですが、高い所からの迫撃砲3門の支援を戦車優勢同等とみなせば51%、初期配置ではドイツ軍を平地の前面に並べられず平地攻めでは無いと考えれば92%になります。良く分からないのでそのままやります。
 子供がアメリカ、私がドイツです。


 ドイツは1つの建物に集中して守る手もありますが、普通に戦ったら戦力的に8%しか勝てないはずので、平地移動中を狙うしかないでしょう。そこで平地を撃てる限られた場所に部隊を配置し、他は陰に隠れて隠蔽を付けます。
 するとアメリカは脅威になる所に白燐弾を落として、中央でウミガメ戦術。ドイツの射撃は1個分隊混乱させただけに終わります。高火力のアメリカ空挺に近付かれては、今さらドイツ軍が前の森に出ても死ぬだけです。しかも左右の部隊を集めようにも、移動中に迫撃砲から撃たれるので容易ではありません。
 これドイツ無理じゃない?状況説明ではいかにも雪原越えが大変そうに書いてあるけど、深雪でなかったら関係無いよね?

 第2ターン、アメリカ軍は多少の混乱を出しただけで、苦も無く町の外縁に到達し、迫撃砲や前進射撃はドイツ軍を混乱させていきます。
 第3ターン、アメリカ軍は完全に町に食い込み、ドイツがサイの目で頑張って両者混乱を出したものの、裏のモラルが高くてすぐ直るアメリカ軍に対して、低くてもう回復できそうもないドイツ軍では勝負になりません。アメリカの勝ちです。



 このシナリオはドイツ軍の射撃点がかなり限られる上、アメリカ迫撃砲はそれすら潰せるので、平地攻撃の困難はほぼありません。困難地形補正を適用せず、アメリカの勝率92%と見るのが妥当でした。背景説明と全然違うじゃないか。だめだこりゃ、別のしよ。

 
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