レジスタンスと0.5の衝撃
今日のASLは、FT03 Terroristen!! テロリスト!!。撃墜されたアメリカ爆撃機の乗員と重機関銃を加えたフランスレジスタンスは、行動を活発化させていた。これに対しドイツ軍は地元の民兵と共に、森に潜む「テロリスト」の掃討作戦を開始した。ドイツは5.5ターン終了時に、森の5つの建物を全て支配するか、12以上の損害VPを稼いでいたら勝利です。小川は乾いていて、林は針葉樹です。
守るレジスタンスはELR5で、5−2−7が1個3−3−7(ステルス)が8個分隊と9−2指揮官、捕獲軽機関銃2に、アメリカ操作班と.50cal1丁です。複数へクス射撃グループは組めません。
そして掃討するドイツはELR3で、二線級11個分隊と機関銃中1軽2、それとフランス新兵4個分隊です。3個分隊だけステルスにできます。
ドイツは低ELRで質0.9、パルチザンは質0.6で不釣り合いな.50calを1個分隊相当と計算しても、ドイツの予想勝率は90%。そこでパルチザン4個分隊と軽機関銃1を加えて予想勝率を丁度50%の互角にしました。
子供がレジスタンス、私がドイツです。
レジスタンスは先制射撃を受けないよう、森の一段下がった所に並びました。これに対してドイツがゆっくり隠蔽を維持して突撃での接敵を繰り返したら、その度に下がられて時間が足りなくなりそうです。そこで両翼から移動攻撃を仕掛けることにしました。
まず右手から前進。そしたらレジスタンス1.5個分隊の倍で8火力臨機射撃がバシバシ効いて、ドイツは1.5個分隊が損耗で消えたんだけど。
気を取り直して左から進むと、こちらは耐えて無事接敵に成功。そしてなんと狙撃兵でレジスタンスの9−2指揮官が死亡し、その鬼スタックが大混乱。これはドイツにチャンス到来。
ドイツ鬼スタックは満を持して、混乱したパルチザン鬼スタックが見える所に前進。レジンスタンス前線部隊の連続臨機や、生き残ったピン分隊の射撃など、みな撥ね退けた。これでドイツ勝てるか?
しかしここで隠れていたアメリカ.50calが茂み越しに撃ってきた。これに耐えられるかが勝負の分かれ目・・・ROFバーストが止まらなーい!ドイツ鬼スタックはみるみる溶けて、0.5ターンでレジスタンスの勝ち。

互角の戦力で両者が最大限火力を集中したら、サイの目ですぐ勝負が着くこともあります。だからと言ってわざわざ戦力を分散して各個撃破され確実に負けてみたり、ましてやお互いに分散して一向に戦果が上がらないようにしたりして、時間だけ引き延ばしてもゲームをやる意味がありません。ゲームとは、最大限勝つ可能性を高めるにはどうすればいいか考える所に、意味があるのです。
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