督促戦隊大日本
今日のSword & Fire: ManilaはSF22 Bamboo Spear Banzai 竹槍バンザイ。もう悪い予感しかしないタイトル。処刑するぞと日本将校に脅され、竹槍程度の武器しか持たずに戦わされている、悲惨な植民地労働者たち。税関建物を制圧したアメリカ軍は、彼らの掃討に入った。アメリカは6.5ターンの終了時に、16VP以下の損害で18以上のCVPを稼いでいたら勝利です。エリートともあろう者が戦車までいて、竹槍労働者相手にこんなんで勝ったと言えるのかよ。
救いの無い日本は、一線級2個徴募兵9個分隊と機関銃重1軽3、ATR1、爆薬1、AP地雷6、AT地雷2、塹壕3をアメリカ軍に近い側へ初期配置。ユニットは隠匿配置できません。ユニットなのでタンクハンターもです。
アメリカはエリート10個分隊と.50cal1丁、中機関銃3丁、バズーカ1、火炎放射器1、爆薬1、75ミリシャーマン2、.50calを積んだハーフトラック1です。
戦力評価は言わずもがなの、アメリカ予想勝率87%。100%以上じゃないだけまだまし?史実が史実なので、それを尊重して戦力調整はせず、日本バランスで一線級をエリートに変えるだけにします(督戦隊かな?)。
子供がアメリカ、私が日本です。
いくら日本軍がマニラでは特別な強さを発揮することがあると言っても、さすがに安全な後背地も無いここで、大半が徴募兵ではまともに戦ってもまず勝てないでしょう。タイトル通り全員でバンザイ突撃するのも多分無理かな。そこで日本は、ダミー4エリート半個分隊2が前面の3階建て建物で足止めし、その間に他が後ろに逃げるという作戦。
でもやはりアメリカはそれを見越して、機関銃は遠く税関建物最上階から見張り、戦車と歩兵は両脇に回り込んで、日本軍の退却を阻止してきます。機関銃の射撃によって、逃げようとしていた日本スタックも削られ、なんかもう既に日本ダメそう。
1ターン後半、削られた一番手前の日本スタックは、燃料タンクに隠れて逃げたものの、他は退路を塞がれていて、その辺で散らばることしかできない。
第2ターン、アメリカ歩兵は日本軍の中央部にガシガシ食い込んできますが、徴募兵ではどうしようもない。何せ竹槍だし。さらに戦車が後ろに回り込んで来ると、途中にAT地雷が仕掛けてありましたが、効果が無く無理やり通り抜けられてしまいます。
ターン後半、爆薬を持った日本指揮官が、近付いて来た戦車にこっそり忍び寄って爆破。日本唯一の殊勲。この指揮官は処刑だけじゃなく、ちゃんと自分でも仕事できるのか。
しかし兵士を戦わせて自分らだけ前線から逃げようとしていた他の日本指揮官2人の方は、ここで.50calが2丁になったアメリカ機関銃隊に撃たれて、2人とも因果応報地獄行き。これでもう後は、前線に取り残された日本軍を倒すだけでVPが足りるので、アメリカの勝ち。

さすがにこれは日本無理でしょう。ちょっと私にはどうすればいいのか想像がつきません。
もしや日本軍全員がウミガメ戦術隊形で並んで、タイトル通り全員でバンザイ突撃したら、13%くらい可能性ある?竹槍で機関銃に突っ込まされる方々がかわいそ過ぎて、試す気にならないですが。
インデックスへ