使えんホーシャキ
 
 今日のASLはシナリオ4コミサールの家。名前に反してコミサールは出せません。スターリングラードで、ソ連の2つの拠点からソ連軍を叩き出すシナリオです。奥の拠点は要塞化されており、それを攻めるためドイツは戦闘工兵が火炎放射器と爆薬を持って来ています。子供がソ連、私がドイツです。


 ソ連の配置は、木造の要塞化されていない拠点を捨て、要塞両翼の前衛ブロックにある程度の戦力を分散配置して足止めし、主力は要塞内を固める形です。置き場所に困る塹壕は右手の森の中に詰め込みます。また3個分隊の隠匿配置がどこかに潜みます。
 一方ドイツは手前の3階建て建物の最上階に機関銃の鬼スタックを作り、中央に10−2指揮官と戦闘工兵3個の近接射撃部隊、他は両翼に広がり半包囲態勢です。

 相当な火力を持つソ連軍の巣にいきなり突っ込むのは無謀なので、ドイツは主要な部隊に射撃待機させ、半個分隊を偵察に出します。左翼は順調に制圧して第2ターンには正面のアパートを占領しますが、右翼は初めて撃った火炎放射器がいきなり12を出して壊れ、攻め込んだ部隊も反撃で大混乱して多難です。

 そして第3ターン、左翼後方に回り込もうとしたドイツ9−1指揮官と爆弾火炎放射器満載の戦闘工兵フルスタックに向け、奥の建物に隠れていた親衛赤軍フルスタックと軽機関銃20火力の猛射がピンゾロ!スタックは壊滅的打撃を受け、結局2つの火炎放射器は一度も火を噴くことなく消え去りました。
 そんな中でもドイツ中央の2つの−2指揮官スタックは効果的な射撃を続け、それに助けられて第4ターンにドイツ左翼の部隊は要塞から2へクスの位置にずらりと並びます。これだけ並んでいるとものすごい火力になり、指揮官修正なしで要塞を撃ってもかなり効果が上がります。

 第5ターンにはドイツ右翼も要塞が見える位置まで前進し、要塞のドイツ左翼側内部は空になります。満を持して第6ターン、ドイツは左翼から爆薬を仕掛けて壁に穴を空け、建物内に大々的に侵入です。(実は敵が居なければ穴を空けなくても侵入できたことは後で知りました。)
 第7ターン、要塞内のソ連軍は最後の抵抗を試みるも結局皆混乱し、見込みがなくなったので投了しました。


 ソ連が防御に適さない木造拠点を捨て、要塞両翼を守り包囲を防いだのは良い配置でしたが、要塞内の正面に部隊を置き過ぎて、中央の強力なドイツ軍主力の攻撃をまともに受けてしまったのが厳しかったようです。1区域には1個分隊にして、ローテーションで耐えた方が良かったかもしれません。
 あとソ連は地下道移動が使えたのですが、どう生かせば良かったのかわかりませんでした。

 
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