迂闊な接近には逆襲を
 
 ただの幻影が幻影に終わったので、Scroungin' ASL NewsよりASL News 23 Plans Gone Astray 迷走する計画。クレタ島に降下したドイツ空挺部隊は、対空砲の排除に向かったが、それは丸太のおとりだった。そこで次にイギリス司令部を攻撃しようとしたら、イギリス軍の反撃を受けた。イギリスは6ターンの終了時に、ドイツの2倍以上かつ4以上の損害VPを稼いでいたら勝利です。果樹園はオリーブ園に、麦畑はぶどう園に、全ての建物は石造1階建てになります。
 守るドイツは弾不足で、5−4−8エリート6個分隊と9−2指揮官に、機関銃中2軽2、軽迫撃砲1です。第5ターンからは損害に数えずに西へ脱出することができます。
 そして攻めるイギリスは一線級12個分隊と機関銃中1軽3、キャリアー4台が、第1ターンに東から侵入します。
 評価基準上はキャリアーMMGが戦車扱いになってしまうのですが、実際にはブレンキャリアーと大差ないので、1両あるMMGをブレンにします。するとイギリスの予想勝率は73%で有利ですが、ドイツは最大火力と指揮修正で勝るので、このままやってみます。
 子供がドイツ、私がイギリスです。


 丘の陰に隠れて森に逃げる態勢のドイツに対し、イギリスは前面から歩兵が、側面後方からはキャリアーが接近します。なおこの時期ライダーは使えないのですが、間違えて載せて行ってました。
 すると1ターン後半、ドイツは突撃火力と石造建物を利用して反撃し、最接近していたイギリススタックの2個分隊を混乱させてしまいました。しまった。逃げるものだと思っていた。ただ残った1個分隊にはヒーローが登場します。一方丁度隙間から撃った防御射撃では、ドイツ鬼スタックが全員耐えたばかりか、9−2指揮官がヒーロー化&クラス上昇。さらに狙撃兵でドイツが2回1を出し、キャリアー2台がスタンリコール。なんかイギリスだめっぽい。
 そしてドイツは1戦力差を頼りに、1個分隊同士の白兵戦を仕掛けます。こんな戦力比1つ差くらいサイの目でいくらでもひっくり返せるわ!カラカラカン、順当にドイツが一方的勝利。

(下が東)

 第2ターン、イギリスは白兵戦で勝ったばかりのドイツ分隊に機関銃スタックで射撃を加えましたが、これも効きませんでした。ドイツ軍は森の中で狐穴を掘り始めます。ドイツはもう4VP稼いでいるので、イギリスが勝つにはここから一方的に8VPも取らなければなりません。しかし射撃力で2ランクも優るドイツスタックが、森の中の狐穴に立て籠もったら、どうしようもないのでは?
 第3ターン、もう勝てないのは分かっていますが、イギリスは最後にキャリアーで無理な移動をして、包囲前進射撃を掛けようとします。しかしキャリアーは2台とも走行不能になり、共同で撃ちに行った歩兵も混乱し、イギリスの負けです。



 イギリスは戦力で優位だったにもかかわらず、サイの目も悪かったし、1番前のスタックが近付く場所も悪く、完敗です。最高火力が防御側に劣る時は、もっと慎重に進まなければなりませんでした。

 
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