私をおいていかないで
前回ドイツが全くどうしようもなく負けてしまったので、A100雨のドーセットウッドをもう一度やりました。前回と同じく子供がイギリス私がドイツです。
ドイツが左の村を攻めていたらまず間に合わないことが分かったので、こっそり森の右端を進み、抜けたら一気に駆け抜ける作戦にします。1、2ターンを使ってドイツ軍は森の右端の先端まで進み、第3ターンに歩兵は駆け足スタート。イギリスの防御射撃で一部損害を受けますが、多くの部隊が中ほどまで到達。3号突撃砲2両は事前の綿密な計画どおり、正面の街のセンターサークルを撃てる位置に進んで、アキレスが入って来れないようにし、ティーガーは村に近づいてイギリス軍の転進を妨害します。
3ターン後半、動けるようになった村のイギリス軍は、ほとんどを防衛ラインとなる街に近い側に置いてあり、街に向かって全力で走ります。すばやく街に近づくため、迫撃砲で白燐弾を撃った上で(煙幕は弾切れだった)、最強指揮官のフルスタックで平地を渡りますが、これをティーガーとドイツ機関銃に撃たれて大混乱。ちょっと無理し過ぎたか?増援のアキレスは撃たれないぎりぎりまで前進し、対戦車砲は道路の出口を封鎖にかかります。

第4ターン、脱出口への競争となり、ドイツはさらに前進し、迫撃砲によってさらにいくらか混乱しながら、正面の街の外縁に到達します。転進中のイギリス軍は、優秀な指揮官以下混乱していた機関銃部隊が回復し、ティーガーの射線を避けて街の後方に向かいます。また若干の早く到達した部隊が、街の中で時間稼ぎにつきます。
第5ターン、ドイツ軍は街の外縁に展開し、イギリス前衛と戦闘に入ります。この時うっかりアキレスから生垣越しに撃たれたドイツ中機関銃分隊が、致命的命中で除去されてしまいます。その後ドイツ軍はイギリス前衛を倒すものの、その隙にイギリス軍主力が街の後方に入ります。またドイツ戦車が攻撃のため移動したので、アキレスは街の石垣センターサークルに入城し、睨みを利かせます。
第6ターン、このままアキレスに居座られてはドイツ軍の前進はままなりません。ドイツは戦車3両とパンツァーシュレック2つでアキレスに迫ります。また右端ではイギリスの薄い前衛を破って、ドイツ軍は最後の森に入ります。
そしてターン後半、逃げようとするアキレスに次々と射撃するドイツ軍。しかしこれをことごとくかわしたアキレスは一歩後退に成功します。このまま逃がすわけにいかないドイツは、唯一まだ見える3号で追加射撃をし、これがようやく当たってぎりぎりアキレスを倒します。しかしこれと引き換えにイギリス軍は完全に街を固めてしまいます。
第7ターン、ついに地面は泥になります。街の中を突っ切るのはもう難しいので、ドイツは右端の森で歩兵を進ませ、3号を犠牲にしながら、機関銃部隊を大きな建物内のイギリス機関銃部隊に隣接させます。しかしイギリス機関銃部隊はそこからの後退に成功し、木造建物で対戦車砲とスタックして、最終防衛拠点を築きます。

第8ターン、これを倒さなければ進めないドイツ軍。全軍でイギリス拠点の前面に出て、最後の決戦を挑みます。勝つのはどっちだ?激しい射撃戦の結果、イギリス機関銃部隊と対戦車砲は全て混乱しますが、ドイツの歩兵もかなり混乱し、一番前のティーガーが走行不能に陥ります。
これでVP的にぎりぎりになってしまったドイツ。後は回復の目が頼みです。そしてまずドイツの回復は、全て失敗。一方イギリスは9−2指揮官が無事だったのが利いて、半個分隊と操作班が回復に成功。最後の最後で門番が立ち塞がります。ドイツはもはや歩兵だけではVPが足りず、後は3号を速度超過させて突破するのに賭けるしかありません。と言っても成功は2個振りで3以下のみ。当然ながら失敗してイギリスの勝利です。
村を放置して前進するドイツの作戦で、前回よりずっと勝負にはなりましたが、やっぱりややドイツ苦しい印象です。
8.37時間の予想プレイ時間に対し、今回のプレイ時間もまた8時間程度でした。
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