腐っても鯛
今日のASLは、J238 Derrick's Show。オーストラリア軍はニューギニア北岸に上陸し、多くの日本軍拠点を占領したが、最後の拠点では戦車が使えず、攻略が難航していた。しかしここでデリック軍曹の活躍が、戦況を一変させることになる。オーストラリアは6.5ターンの終了時に、6つ以上のレベル4ヘクスを支配していたら勝利です。浅いジャングルの太平洋地形ですが、繁みはそのままで、小川は乾いています。また回復と潰走に関して狐穴を林として扱います。
守る日本は、一線級5個(内2個は減少)二線級5個分隊と機関銃中1軽2、擲弾筒1、狐穴8を初期配置。そして4ターンに南から、二線級2個一線級半個分隊と軽機関銃1が入って来ます。地形にかかわらず?を置けます。
これを攻めるオーストラリアは、エリート9個(内2個は6−4−8)一線級4個分隊と9−2指揮官に、軽機関銃4、軽迫撃砲3です。
この戦力評価は少し難しいです。太平洋地形ですが、竹林が無く、主戦場の丘にはジャングル・クナイも多くなくて、むしろ丘攻めの助けになり、丘攻めも尾根の狭い面からの攻撃が可能なので、攻撃補正は無しとします。
またこの間のように特別ルールがオーストラリア贔屓となっています。
・オーストラリアは、隠密、初回煙幕9以下、9−2指揮官が負傷に強いヒーロー、格闘選択可
・日本は、隠密でない、一切隠匿できない、増援が後半
そのためこれについては日本の質を−0.1することにします。
これで評価するとオーストラリアの予想勝率は16%です。そこでオーストラリアバランスにより、オーストラリア一線級分隊2個をエリートにすると、エリートが8割以上になって質が0.1上がり、オーストラリア33%になります。後は特別ルールの影響が正確には分からないので、これでやってみます。
子供がオーストラリア、私が日本です。
丘の上全体を守る日本に対し、オーストラリアは常道どおり狭い尾根側のジャングルから攻めます。さらに1スタックは、丘の裏側まで回り込んで来ました。多少の混乱は出しましたが、接近自体は順調です。ターン後半日本は裏のスタックに煙幕を撃ち、正面のイギリス軍に撃たれる所からは後退しました。
第2ターン、オーストラリア軍は北のジャングルから日本軍に接敵し、6−4−8がレベル4に登って来ます。後半日本は、動いて来た裏手のオーストラリア軍に白燐弾を置いた上で、6−4−8を迎撃しましたが効きませんでした。北西側のオーストラリア軍は追い払ったものの、日本は少し苦しい感じ?

(下が西)
第3ターン、オーストラリアはここで勝負を決めに行く!尾根の上に煙幕を置いて次々と日本軍に隣接していき、有利な比率で通常の白兵戦を仕掛けます。高い比率の時はリスクの少ない通常の白兵戦の方が有利なのです。
ところがなんと2か所とも、日本が一方的にオーストラリア兵を倒す大逆転勝利。しかも内1つはオーストラリアの頼みの綱6−4−8で、一気に状況が覆りました。(全部を狙っていないので、残りは混戦になっています。)得意の白兵戦闘力を弱体化させられていた日本軍ですが、腐っても鯛でした。
ターン後半、もう一つの6−4−8まで格闘で倒されかねないところでしたが、それは免れました。しかしそれでも2か所が混戦で戦線は押し戻され、オーストラリアは間に合わないか?
結局第4ターンも白兵戦が続き一進一退の状況ですが、戦線が崩れていない状況で日本の増援が到着してしまっては勝ち目が無いと、オーストラリアは投了しました。

オーストラリア有利な特別ルールと2個の6−4−8の強力さで、最初は戦力評価よりオーストラリアがずっと有利に見えました。しかし白兵戦はぶれが大きく、このシナリオは白兵戦を繰り返すことになるので、事故による逆転が起こりやすいようです。平均程度なら多分互角くらいではないでしょうか。
戦力バランスが傾いているシナリオでは、きちんと他の条件でバランスを取って来るアンディさん。さすがです。
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