常道の向かい合わせトーチカ
今日のASLは、U35 Semper Paratus いつでも準備万端。なんだそうです、このカナダ連隊は。カナダは4ターン終了時に、全てのトーチカを支配するか、混乱していないドイツMMCがいなければ勝利です。麦畑はありません。
守るドイツは、二線級5個徴募兵2個分隊と機関銃重1軽2を、全て5つのトーチカ(隠匿不可)内に配置します。
攻めるカナダは、エリート10個分隊と9−2指揮官に、機関銃重1軽1、軽迫撃砲1、捕獲75L対戦車砲1門を配置します。ただしその内5個分隊までと指揮官、SWを、脇から第1ターンに侵入させることができます。
戦力評価ではカナダが予想勝率103%の必勝なので、ドイツに2個分隊を加えて、丁度50%の互角にしました。子供がドイツ、私がカナダです。
ドイツの守り方は、トーチカを森の中で互いに向い合わせる、トーチカ支配勝利条件では常道の配置です。正面には砲があり、側背面からも攻められるので、他に手は無いでしょう。ただドイツ兵を増やしたせいでトーチカに入りきらないので、その分はトーチカと同じヘクスに置くことにしました。
第1ターン、カナダ軍は隠蔽を維持したまま隣接できる所に進んで白兵戦。ところが9−2指揮官が不意打ちを取り損ねた上に倒されてしまいました。これはひどい。さらにターン後半の反撃で、最初に突撃したカナダ部隊は皆追い払われるか除去されました。

第2ターン、カナダは全トーチカに白兵戦を掛け、勝ったり負けたり混乱したり。トーチカは混戦にならないので、生き残ったトーチカ内のドイツ軍は、上に乗っているカナダ軍を隣から撃てるのです。
第3ターン、今度はカナダ軍も順調で、ドイツ軍も残りわずか。ただカナダ軍の残りも、次ターン必ず勝てるというほどありません。

最終ターン、ここで隠蔽のドイツ分隊を倒し損ねると、森の外に逃げてドイツが勝つところです。しかしカナダは有利めな最後の白兵戦を順当に制し、ゲームに勝ちました。
こういう自由配置でトーチカ自身が勝利条件のシナリオでは、当然このようにトーチカ自身だけを守る配置になるでしょう。これはゲームとしては構いませんが、現実でトーチカというのは敵の進撃を止めるための施設であり、外を撃てない配置のトーチカにあまり意味は無いと思うのですが、なぜデザイナーはこういう非現実的なシナリオを作るのでしょうか。突破勝利条件を加えるだけで、ずっと現実的なシナリオにできるでしょうに。
インデックスへ