Epilogue(Now and Then)
"The Lonesomeness after the festival"もいいもんだ!
- そして帰って来た -
無事に帰国してこのサイトを作りながらこれまでの整理をしているけど、なかなか言いたいことが書けずに我が身の不甲斐なさを痛感しているんだ。ナニハトモアレ最後まで読んでくれた貴方に感謝します。そして、今回の旅に係わってくれた皆さんへお礼を申し上げます*1。どうもありがとうございました。皆さんの存在なくして、僕の旅は成立し得なかったことを断言します。
ところで、もしこのサイトを訪れて僕が誰だか分かったとしても、「読んだよ!」なんて気安く肩を叩かないで欲しいんだなあ。だって、そんな時は必ず赤面しちゃうくらい僕は小心者な訳で、絶対に走って逃げ出したくなると思うんだ。ホントだよ。だから、武士の情けって言うか、放っておく優しさって言うか、まあ要するに“ここだけの話”ってことで気に留めておいてくれると助かるんだ。そして、そう言う人だけ読んでくれて「ふぅ〜ん*2」とかって思って貰えれば、僕としてはそれだけで本当に嬉しいんだ。
さあ、話はおしまいだ。さて、次は何をしようか?
追伸:
“祭りのあとの淋しさ”は、“遠足前夜の胸騒ぎ”と同様に出発前から楽しみにしていた。イベント大好き人間なのに群衆の中の孤独を好み、美談にも涙しながら疑うタイプとして、帰ってからどんな変化があるものか、目の前の出来事を素直に受け止められるか、と実は期待していたのだけれど、やっぱりって言うか、まだって言うか、今のところ大きな変化はないみたい。でも、なんとなく言葉にはできない熱いナニカが胸の中で生まれつつあり、これからの行動を支配するような気配を感じているんだ。そして、この感慨を件の米国人へ伝えた時に、"It meant something to you."って言われてジ〜ンとなったのは誰にも内緒*3だ。
追伸の追伸:
現地の状況とか金銭支出なんかの具体的事項については、ありのままを書いたけど、それらはあくまで参考情報としての価値しかなく、これを読んでくれている現在(いま)でも同じだとは限らないよ。
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*1:以下、メモです。
- $1札だけで払ったつもりでいたのに$5が一枚混ざっていたのを見つけて返してくれたスタジアムの売店のおじさん、ホット・ドッグと共に暖(あった)かくさせて貰ったよ。
- テーブル席を一人で独占していたら途中から相席となり、ニコニコしながら演奏を聴いて「今のはピアノが良かったわね」とか解説してくれた車椅子の御婦人は、僕のチップの額も計算してくれたっけ、これまでのダラしなさを痛感したね。
- 毎朝ミネラル・ウォータを買っていたホテル玄関横の小ちゃな店の台湾から来た若い店員嬢は、荷物運びのごっつい兄ちゃんが僕にぶつかった時に心配してくれたけど、お陰で大都会恐怖症にならずに済んだなぁ。
- 本を買ってウエスト・サイドへ行くのに乗った地下鉄が実はダウン・タウン行きでブルックリン地区に迷い込んでしまった時、地図を出して戻るルートを教えてくれて、乗り換え駅でも「ここだよ」って車両の遠くから合図してくれた中国人の学生君、なんと心強かったことか。
- 「ヤンキース・ショップはどこですか?」って尋ねたら、嫌な顔せず丁寧に道順を教えてくれた5番街のお巡りさん、世界一有名な観光地の公僕としてのプライドを垣間見ることが出来たと共にそのフレンドリーな対応に感心しました。
- ボストンで道を教えてくれた買い物帰りのかわいい子供連れの若いお母さん、分かりやすい英語を使ってくれて嬉しかったなあ。
そして、下記サイトの管理人さんから多大なる有益なアドバイスを頂きました。多謝。
以下のガイド・ブックも参考にさせて貰った。
*2:「某TV番組の影響を受けている!」とお思いのアナタはTVの見過ぎです。(^_^)v
*3:こんなサイトを立ち上げといて“内緒”もないもんだって思うよね(笑)。そんな意見・苦情・感想などは、こちらへどうぞ。