施術までのながれ

電話予約 → 訪問 → 説明・望診・問診・聞診 → 腹診・施術
  問診では、現在お困りのことを伺いますが、他に東洋医学に
 そくしたものをお聞きします
  例えば、お通じの有無や体調、寝汗、夜間痛、おしっこの回数
 などです
  腹診ではお腹(肋骨からへそ下の辺り)を触診します

経絡治療とは
 昭和の初期、柳谷素霊が、中国の黄帝内経(『素問』と『霊枢』)を研究を始めた
 そこへ井上恵理、岡部素道らが集まり、鍼灸治療のあるべき姿として伝統的な経絡観、生理観、病理観、診断法などを再構築し、「経絡的治療法」と名づけた

特徴は
@鍼灸治療における疾病を全身に巡っている12経絡の気血の変動であるとし、
 四診法(望診、聞診、問診、切診)により経絡の変動を虚と実としてとら
 え、これを手技・手法で対応する(補瀉)ことで治療する。虚とは内因(病因)
 や大病後に精気・体力が虚乏した状態であり、実とは病毒が体内にあっても、
 それと拮抗する精気、体力が充実している状態をいう
A脈診を重要とし、臓腑経絡の虚・実は、最終的には寸関尺診(六部定位脈診法)
 で決定する
B病因として外因と内因を設定し、病因によって症状を分別する
C治療は証(診断の結果から得られた病態像)に従って施される