
二輪車の定理として、ホイール(タイヤ)のサイズが小さくなると、機動性が増す変わりに直進安定性が損なわれます。ストライダーのホイールサイズは約12インチ。このサイズはストライダーの車体サイズにもっともバランスの良いサイズです。
このサイズより小さなホイール(タイヤ)になるとどうなるでしょうか。 もちろんサイズが小さくなる分、軽量化ができます。見た目的にもスタイリッシュに見えるかもしれません。 ですが、ハンドリングはふらふらと落ち着かなくなり、車体はちょっとした体重移動に反応しクイックに曲がろうとします。つまり不安定な走行しかできなくなってしまいます。
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二輪車の基本設計でまず一番大事なことは、「安定してまっすぐ走れること」。 ここを疎かにして、デザイン性や更なる軽量性を追い求めてはいけません。
ストライダーは、安定性と損なわずに自由なアクテビティを可能にします。
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最初から二輪車を上手に乗りこなせるキッズはいません。 自転車やバイクに乗る場合、体に余計な力を加えてはいけませんが、最初からなかなかそうはいきません。ハンドルを支える腕には余計な力が入ってしまい、ふらふらと不安定なものです。
「2才から安心して乗ってもらうために、どうすればよいのか?」
ストライダー開発チームは、このために独自のシステムを開発しました。 自転車に乗りなれているお父さんやお母さんにとっては違和感を感じるかもしれませんが、ストライダーのステアリング(ハンドルの動き)の初期設定はあえて硬めに設定してあります。これにより、より安定した走行が可能となります。なにも分からない2才の子供が走行中両手をハンドルから離してしまっても、ハンドルの急激な切れ込みを防ぎ、転倒を防ぐことができます。
なおかつ、ストライダーを使用するにしたがって、ベアリング部分の摩擦が軽減し、ハンドルの動きは徐々に軽くなっていきます。つまり、お子様の成長に合わせてストライダーも進化するのです。
初期状態=お子様がなれないうちは・・・ →安定性重視の車体セッティング
お子様がストライダーに慣れるにしたがって・・・ →機動性重視の車体セッティング |
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