ヘッドライトリレーについて

ヘッドライトリレーについて         ’08.02.21全面改訂

バイクのヘッドライトはバッテリーから電線がアチコチ引き回されてからバルブへ接続されている。
そのため電圧ドロップが大きくて暗くなってしまう。
でもって〜 バッテリーとヘッドライトバルブを太い電線で直結してしまえば明るくなる!
という訳でヘッドライトリレーを作ってみました。
今回はタカチのSW30という30x20x20mmにプラスチックケースに納まるように作りました。
また下の方のは一回り大きいSW40ケース用の配線図もupしときました(加工はこっち楽)

リレー+高効率バルブの組み合わせがもっとも効果を発揮するようです。
(各々単体だと対して効果がない)



まずは回路図です。










←をクリックすると回路図と配線図、配線方法が拡大表示されます。






今回使ったケース。
タカチ製
30x20x20mm

これくらいのサイズだとハーネスの途中にぶら下げても目立たない??
(ヘッドライトケース内に収納できなくてもOK?)











中に入れる基板です。
古い基板だと銅泊の部分が錆びて茶色くなっています。
そうするとハンダが付きにくくなるので
1000番程度の紙ヤスリで上下左右に磨きまくります。
表面がピンク色になったらOKです。

これで基板の準備完了









次にFETの頭の部分を切り取って背を低くします。
金切りのこで切るのですがFET本体にストレスがかからない用に
銅の部分を万力に挟んで切ります。

銅は柔らかいので100均ののこぎりで充分切れます。












FETの銅をカットした部分をヤスリで面取りした後
ハンダを盛ります。
これはさび止め兼 電線引き出し用です。














カット後のFET
背が低くなりました。















基板に実装した画像です。
















次に電線を付けます。















基板裏側
















ケースに入れてみました。
電線を引き出す部分のケースを削ります。
これでフタがピッタリしまります。

この後エポキシ樹脂を充填します。
これは防水とFETの放熱を兼ねてます。
100均で2液製エポキシ接着剤を売ってますのでそれを使います。
樹脂を充填しないとFETの温度が上がりますので充填した方がいいです。









フタをしたところ

















全体の画像です。

これは嫁入り予定なのでバイクへの取り付け画像はありません。
↑の図面を参照して下さい。













 ←はSW40ケースを使った場合の図面です。これはFETをカットしなくても納まりますので制作は楽です。





SW40ケース画像