弐〇〇参年三月一日(土)
で、三月になったわけだが。唐突に寒い。かなり寒い。外歩くのにレザーコートと革手袋あってちょうどいいもんなぁ。夕方から宵の口にかけての時間だが(笑)。
本日はチケ取り。夏のミュージカルを狙ってのことだったんだが、これがまた一向に電話が繋がってくれない。とうとう取れなかったし。ぎゃあ。
BGMは、チケ取りのためにも朝起きようと試みてHOOBASTANKとTHE
CULT、そして44MAGNUMという布陣にしてみたものの、見事に昼まで寝てしまう。意味ねぇよ。昼までは一人で電話と格闘していたおかんが親父殿と出かけるというので、その後を引き継いで午後は俺が格闘。で、玉砕と。
途中、「おかけになった電話は、大変混み合ってかかりにくくなっております〜」というアナウンスを右から左へ流しながら音りすとの整理を続行し、やっぱり途中でGackt『MOON』なんか久々に出してみたものの、あまり引っかかりは強くなく。
弐〇〇参年三月二日(日)
やはり昼頃まで寝てしまう。起きる気はあるんだけどなーちょっとだけ。
BGMは昨日のHOOBASTANKとTHE CULTを継続。合間にやっぱり音りすとの整理してるもんだから、気になって気になってとうとう久々に手を出してみました、Gargoyle。ついでにBattle Gargoyleも。
結果、玉砕。散ったね、見事に。俺は所詮、牙様に勝てるような器じゃないということがよくわかった。というかそもそも、玉砕するとわかっててあえて聴きたくなっちゃうから厄介だよなぁ。
もっと言うと実は「見たい」方が「聴きたい」欲求より強いんだが、それやり始めるとほんとに見入ってしまってなにも手につかないまま拳を振り上げ首を振ってしまうので却下(笑)。
弐〇〇参年三月三日(月)
今日も今日とてまったりと音りすと再編作業。熱が冷めてくると作業ペースが落ちるのはわかってたんだが、案の定落ち始めている。学生時代、最初に音りすとの原型をワープロで作った時は、今よりも絶対数が圧倒的に少なかったとは言え、丸二日大学サボっただけで仕上げたもんさ……若いっていいねぇ。(←ナニ)
というわけで本日のBGMは昨日と同じ。Gargoyleは昨日も今日も『future drug』辺り。「ガキ帝国」で集中できない辺りがだめだめです、俺様。
夜、accessをFMにて捕獲。その出演時間終了間際から、河村隆一出演の民放ドラマスタート。それが終わった直後、スペースシャワーTVにてSOFT BALLETとSADSのPVを捕獲。しかしソフバの直後に来たのが実は「MOTHER」by LUNA SEA。ギャップが。さっきのドラマとギャップが(笑)!
実は先月辺りから俺の部屋のテレビではSSTVが映らなくなってしまった。というよりそれまで映ってた方がむしろおかしいので、正常に戻ったというべきだが。そんなわけでSSTVを見る場合、階下に降りねばならない。降りるとおかんがまったりしている茶の間を占拠して毒々しいことこの上ないPVの数々を捕獲するハメになるわけで。
今日もLUNA SEAの「MOTHER」見てる際に、おかんが突然口を開いた。
「あら。真ちゃん、アゴがあるわ」
……母よ……(号泣)。
そりゃ確かに「MOTHER」当時の真矢は今よりは細かったけどな。皆まで言うなー! と思った時にはもう言われちゃってるわけで。切ねぇ……。
話を戻してソフバだが。あれは新曲? 「BRIGHT MY WAY」ちゅうタイトルだったが。そしてPV中に携帯ががさがさ出てきてるということは往年じゃないわけで。そしたら新曲なわけか。知らんかった。調べねば。
ところで、PVの中ではフジマキの後頭部にナニかが生えてたのだ。正確には後頭部の髪をよっこらしょっと針金入れながら編んで、下から上へとカーブを描いて固定してあったようなんだが。えーと……発案者は誰ですか。そこが知りたい(笑)。
弐〇〇参年三月四日(火)
起きたら、視界は白かった。全部じゃないが。車の上には雪が乗っていた。……桃の節句も過ぎたというのに。
寒いからおかんのお迎え行ったらなあかんかなーと思って電話したら「寒いから出てこなくていい!」……親子間で感覚がズレている模様。なんだかな。
そんなわけで今日もTHE TRANSFORMER『空』辺りをだらだら流しながら一日ほっこりと。浅本さんちのお嬢ちゃんのお写真に爆笑してみたりとか。
夜、某薬局のお姉さんからメールが。一日の日記に書いてたミュージカルのチケ取り、我が家では電話がつながってくれなくて取れなかったんだが、お姉さんが別ルートの先行予約抽選に応募してくれて、見事取れてしまったというのだ。
そのメールを読んだ俺の第一感想。
これで一般発売の日に早起きしなくてすむー!(←喜びどころがズレている)
そんなこんなでまったりした後、日付変更前にSSTVでとんでもないものを捕獲してしまう。
一曲はBUMP OF CHICKINの「sailing day」で、映画「ONE
PIECE」のテーマになっているせいで主人公ルフィのコスプレが三十人もメンバーの間を疾走していくというもの。それはそれでツッコミどころ満載で楽しかったのでいいんだが、問題はもう一曲だ。
LINKIN PARKの新作PV。室内インテリアに妙な和テイストが入ってるのとかはまぁいいよ。そもそもデビュー時からして何故かそこここに和テイスト漂ってたからいいんだよ。問題は。
なんでインテリアとしてガンダムのプラモが置いてあるかってことだ。しかも二体。それも恐らく初期型。
一体は間違いなく初期型であろうガンダムなんだが、隣にあった全部が赤くてアタマ丸いのはあれはザク? しかもシャアザクとかいいますか、もしかして。そこはかとなくそんな雰囲気が。初期ガンダムよく知らないから断言はできんのだけれども。
いやー、謎だった……。
あ、昨日書いたSOFT BALLETのPVの曲は今月二十六日発売の新曲だった模様。チェックし損ねてたよ。
ということは二十六日はそれなりに出費がかさむことに。
JのDVDとT.M.RevolutionのアルバムとSADSのアルバムとLINKIN
PARKのアルバムとSOFT BALLETのマキシ。わかってるだけでこんだけ。まだありそうな気がしないでもない辺りが怖い。
弐〇〇参年三月五日(水)
まったり起きてもまだ寒かった。外は白い。嫌になるほど白い。車の上部は完璧に雪が被っている。後で降ろさねばならぬ……。そのために外に出るのは癪だったのと面倒だったのと寒かったのとで、おかんのお迎えに出るまで放置。
お迎えに出る前にネットでこんなニュースを拾う。なんですと! ダフー、ダフー、また日本来ねぇかなーダフ好きー。
そして出かけた後、本日終了のキャンペーンでポイントを稼ぐため、いつものCD屋ではなく新☆堂へ。下記戦利品げっちゅー。ほんとはさーほんとはさー、SOFT BALLETの往年の映像を集めたDVDがあったからそれが欲しかったんだよーでも税抜で壱萬円超えはきついよ……(落涙)。
というわけで帰宅後に戦利品に手をつける。その前は昨日のままにTHE
TRANSFORMER『空』垂れ流しだったんだが、いい加減飽きが。
最初に手を出したのは坂本お嬢ちゃん。相変わらずだねー、の一言で流せてしまった……嫌いじゃないんだよ、彼女は。だが、どっぷり浸かるタイプの音でもないな、と。流れたい時に流しておくとちょうどいいのかもしれない、と思う。
そして、その後にどっち行こうか迷ったんだが、迷いに迷ってROD。
……あ、俺の知ってるCRAZEの藤崎"ROD"賢一だ。(←第一印象)
ソロでインディーズで出直した時より、明らかに声の出がよくなっています。戻ってきてます。RODりたーんず。おめでとう。そんな感じで。前作より全然流せないで、ちゃんと届いてくるものがあって大変によろしい感じです。びっくり。
しかし、三曲目と五曲目のお歌はどうなんだろう。歌い手がRODじゃないんだが。SONIC SMART SUZZYというバンドと一緒に作ったアルバムで、その人たちの一部が歌っているものらしいんだが、それはどうにもこうにも。その彼らはギターだったりベースだったりする。ということはやはり、歌おんりー、ギター持つけど稀っていうRODとは根本的に「うた」の質が違うのかもしれんなぁ。
反面、やっぱりRODは「うた」の人だったんだね、伊達に歌ってきたわけじゃないんだね、とも思えたわけだが。
そんなこんなを気にしながらくるくる回し続けていたら、DISTURBEDに手をつけぬまま日付変わっちまったい。
……ところで、本日行った地元新☆堂、RODのアルバムが「drug store cowboy」のコーナーに、DISTURBEDは洋楽の「サ行」のコーナーにあったんだが、新手の嫌がらせだろうか。DISTURBEDはアルバムタイトルとバンド名を勘違いしただけとわかるが、RODのはどうよ。なんで「藤崎賢一」が「タ行」のdscのとこに。謎だ。
<本日の戦利品>
・坂本美雨『風光る』〔MCDS〕(01.10.24)
・DISTURBED『THE SICKNESS+5』〔AL〕(2002.5.29)
・藤崎賢一&SONIC SMART SUZZY『SONIC SMART SUZZY』〔MAL〕(2003)
弐〇〇参年三月六日(木)
音りすとの整理中、タイトル打ったらどうしても聴きたくなって、shame『LOSERS』からタイトル曲を延々と一曲リピート。
どうしても勝てないから潔く負けを認めてしまおう、な曲だが、負けたまま終わりではなく。いつか見返してやるぜこの野郎、な感じもあって、なんかまっすぐ強くなりたい時に手が伸びる曲。かなり好き。しかし、これに手が伸びる時は大体、ムダにダウナー入ってることが多い。
さらに、唐突に戻りたくなってしまったので、何気なくBUMP OF CHICKEN。とりあえず、だいぶ前に編集して以来久しく聴いてなかったMDで。アルバム『jupiter』以前の手持ちを端から叩き込んだヤツ。
ところがこれまた唐突に、何故か知らねど『THE LIVING DEAD』のアタマと尻尾の曲で泣きかける。何故。
あれこれ考えてみての結論。彼らの曲の歌詞というのは、普段全然引っかからずに流せることも多いが、聴き手が腹になにか抱え込んでダウナーになってると、ざくっと刺さってきて残っていくものがある。ような気がする。そのせいだと思う。
弐〇〇参年三月七日(金)
今日も継続してBUMP OF CHICKEN。今日はアルバム『jupiter』で。最後の二曲がとても好きだ。……やっぱり弱くなってんだろうか、自分。
宵の口に、地元FMでBUCK-TICK櫻井氏のコメントが流れるというのでラジオに貼り付き。
……お誕生日ですか、本日。調べてみたら三十七歳におなりだそうで。おめでとう。
でも、「勝手ながらワタクシ、本日誕生日です。おめでとう」って自分で言って照れ笑いするのはどうだろう。そんな三十七歳ってどうだろう。しかも、呆れる気になんてまったくならない自分もどうなんだ(笑)。
夜、薬局のお姉さんが、夏のミュージカルのチケットを配達してくれた。
……すっげぇ良席なんですけど。いや、SじゃなくてAだが。その中ではけっこうな。いやもうどうしよう。そんな感じでわたわたと喜んでみたり。
弐〇〇参年三月八日(土)
天変地異の前触れのように、俺が親より先に起きた。いや、実際問題今日は三月に入った割には寒くて雨が冷たくて嫌な感じだったりとか明日の天気予報が雪だったりとかするんだが。それにしたって。
実は今日から一泊二日で、両親そろって母方のじーちゃん宅へ出張なのだ。俺だけ留守番なのだ。で、最終打ち合わせとかその他諸々のために起きてみただけなんだが。ちなみにちゃっかり昼寝はした。そこら辺がダメ人間たる所以。
十時半頃出発準備の整った親と共に、車二台に分乗してとりあえず駅前へ。買い物を済ませたところで親はそのままじーちゃん宅へ向けてご出立。俺は車を放置して徒歩で図書館へ。借りてた本を返し、新たに二冊借りてきて、車を回収して帰宅。で、昼寝。
BGMはBUMP OF CHICKENからYoujeen『BEWITCH』、そしてコンポに入れっぱなしだったnil二枚エンドレスへと変遷。Youjeenはやっぱりアルバムトータルの印象で考えると1stの方が重さ的に好みらしいよ、俺。
で、nilはやっぱ二枚だけをくるくる回してると、高野哲の唄に全部持ってかれる感じ。それはZIGZOでもそうだったわけだが。
ZIGZOの方が軽いのと重いのの落差があって面白かったが、nilの軽すぎない感じも場合によってはハマれることが発覚。ただ、ダウナーになりすぎてて人生やめたくなったりしてる時に「The
end is near! The end is near!」とかはやめといた方が無難かもしれない、とは思う(笑)。
そうそう、なんと昨夜、昨年十二月に馬鹿やって壊した左手人差し指の爪の、傷部分が完全に伸びきって切断できた。思ったより治りが早かったので一安心。
ただ、傷ついて浮いた分を全部切ったから、超深爪状態なんだな。ただでさえ他の指も長年かけて深爪してんのに、それよりさらに二ミリほど深い。完治、とはまだ言えないらしい。
ところで、音りすとを整理しててふと気づいたんだが。
……俺、聖飢魔IIの音源ってナニ持ってたっけ……?(←発掘しないとわからないらしい)
親のいない朝でも用事があればそれなりに起きられることが判明。や、遅刻寸前の時間にやっと起きただけだが。本日は久々に某お姉さんと映画デートである。ネタは『ロード・オブ・ザ・リング 二つの塔』である。
なんとか映画館にたどりついた時には待ち合わせの三分前。あっはっはー相変わらずギリギリ。お姉さんごめんなさい。そして今更ながら「明けましておめでとうございます」とか挨拶してみたり。
互いに予告編からムダに見たがる質なので、ちゃっかりそこから見て。
爆笑。ペプシのベッカム他サッカー選手出演しまくりのCMを見てしまったのである。選手の中には恐らくアメリカ人っていないんじゃなかろうかと思うんだが、なんでそれで西部劇なんだか。おーかーしーいー……
そして映画本編の直前、現在撮影中だというトム・クルーズ主演『ラストサムライ』もちらっと。しかし、後でお姉さんとご飯中に「剣を構えた時の肘が日本の剣道と違う」という点で意見の一致を見る。細かいよ、自分ら。
さあさあそして本編。
……………………………………………………長っ。
さすがに腰痛くなった……長いだけでつまらないというパターンではないから良かったが、それにしたって。
ついでに、シリーズ一作目の最後の辺りでパーティーが三分割された上、そのまま三組分同時進行で話が進むので、二作目の今回はとにかくシーン割りが細かい。ちょっと疲れた……。
で、この作品の唯一の難点。シーンが変わっても、身体特徴が似たりよったりの人間が出てくることである。女優はけっこう幅広くいろいろいるが、問題は男優だ。なんでみんな前髪センター分けでちょっと長めで髭面なんだ。これで髪や肌の色がくっきり違うとか、衣装に大幅な違いがあるとかってんならまだ区別もつけやすいが、その辺までみんなあんまり差がないから困ってしまう。
ただでさえ外国人さんの顔の区別があまりつかない俺としては、大変な難点である。
「あれ、この人さっきのシーンで死ななかったっけか?」てーなことがよくある。ほんとにしょっちゅうある。なんだかな。
あ、あともう一つ。ホラー系統のグロテスクな描写が苦手な俺様、今作は前作にも増してそんな感じが強く、ちょっと困った。まぁ、話が進むにつれて冥王の本拠地に近づいていくんだから、モンスター等のグロさが増すのは当然と言えば当然だが。
十時からの回で見たため、終わるとなんと一時半。凶悪。移動してまったりご飯を食い、合間に映画のパンフを引っ張り出してあれやこれやとツボを語ること数時間。気がつきゃ外は日暮れタイム。お姉さんとはそこでお別れし、帰路についた。
のはいいんだが、伝統的に渋滞になって当たり前のエリアに、これまたちょうど渋滞になって当たり前の時間にハマってしまったため、なかなか凄いことに。だってナンバー一桁の国道で、街中だから信号交差点が多いとは言え、信号五つ分くらいの距離を車で移動するにの三十分って。なんだかな。えれぇこと。
帰宅すると、さすがに親も帰還していた。近所の風呂屋に和みに行った親父殿の再帰還を待って、晩飯。後、爆睡。気づいたら日付変わってたしよ。
BGMは朝起きにCRAZE『ZERO』『ZtsG〜code_number_7043〜』『4/4'll
b unknown』の三枚。どれもこれもいまいちなところもあり、でもどれもそれぞれに好きだったり、色々。移動中はT.M.Revolution好き勝手編集MD。
そう言えば昨日ガンダムSEED見てたら、今月二十六日発売のアルバムのCM入ってたなぁ。西川、車転がしてましたがな。そしてタイトル『coordinate』って。それはとってもSEED用語。まぁ狙ったわけではあるまい……と思いたいがどうだろう。
あ、帰宅後におかんから渡されていた下記戦利品。特典CDは先着三百名というので慌てて申し込んだのが受付開始翌日だったんだが、届いてみたらシリアルナンバーが二桁だった……全然余裕だったっていうそれもちょっと切ないな……。
<本日の戦利品>
・GITANE『live -the key of 20021208-』〔DVD〕
・GITANE『Close to You』〔MCDS〕※DVD予約特典
弐〇〇参年三月十日(月)
朝まったりと眠りこけていたおかげで、どうにか起き上がる気力はチャージできた模様。中距離運転と長編映画だけでこれとは……まぁあのー、れっどうぃーくが近くてひたすら眠い時期に差し掛かったってのもあるんだろうが。
BGMは昨日のCRAZE三枚継続から、飽きてきたのでGITANE『Close to You』へ。なんか聴き覚えのある曲だなぁ……そう言えばサイモン&ガーファンクルのカバーもやってたし、これも懐かしの洋楽だったことは間違いないと思うので、往年の誰かの曲だ。たぶん。しかしアレンジがちゃんとGITANEなのでちゃんと好きだ。……惜しいな……。
夕刻、おかんから電話。迎えに行く予定時刻を変更して、今すぐ来いと。勤め先宅のお嬢ちゃんにプレゼント持参しろと言われたので、いそいそとお出かけ。それ自体はまぁほんわかできて楽しかったのでよいのだが。
問題は、おかんの勤め先近くに路駐した車から降りた時。正確には、降りてドアを閉めようとした矢先。
ドアの角で左肩クリーンヒット。痛かった……。
しかもその後、夕食時にがすがす食器やらドレッシングの瓶やらを落としかけ、おかんに呆れられる始末。なんだかな。俺の厄はまだ続行中ってかい? おとなしくしてろってことか? なぁ。
弐〇〇参年三月十一日(火)
今日はナニゴトもなくまったりと……LUNA SEAデー。何故いきなり。
や、実は昨日の終わり頃から『EDEN』『MOTHER』『STYLE』という中期お気に入り三作を回してたんだが、どうも入りきれない感じがしてたんだな。大好きだ畜生!な曲が数多く入ってるエリアなので、問答無用でお気に入りだったはずなんだが、どうもズレてたらしく。
それならこれでどうだ、と本日日中から『SHINE』『LUNACY』『LOVE
SONG』という、むしろどっちかといえばちょっと距離を置いてた末期エリアに突入してみた次第。
そしたらば。
……すっげー好きかもしんない。特に『SHINE』が。
ツボな曲はピンポイントなら以前からちゃんとあったんだが、それがとっても大変に好きになってきたらしいよ、俺。『LUNACY』と『LOVE
SONG』も、特に『LOVE SONG』は終幕発表と同時だっただけに感傷的になってしまうことも多かったんだが、素直に聴いてみてもやっぱり好きだったし。くそう、大好きだ馬鹿野郎。
参考までに本日のツボは「MILLENNIUM」「BROKEN」「Love
Me」「UP TO YOU」辺り。割と好きだった「Unlikelihood」とか「ANOTHER」「BREATHE」辺りは比較的どうでもよく。自分でも謎だ。
『LINACY』の方も、「white out」とかが割と苦手だったんだが、意外と聴けたし。「Crazy
About You」も同様。あんまり好きじゃなかったんだが。うーむ。
打っててふと気づく。これが、こういう「後年聴いたらツボが変わってて面白かった」なんていう現象があるからほとんど聴かなくなったCDを中古屋に持っていけないんだよな、俺は。
日中、現L'Arc〜en〜Ciel(のはず)のyukihiroのプロジェクトだとかいうacid
androidなるモノのPVを見てみたんだが。音が大変にゆっきーです。すごくゆっきーです。それだけは嫌ってほどわかります。ええ。でもCD買わなくてもいいかなぁ……うん、買ってまで聴かなくてもいいかもしれない。
インダストリアルにはハマりにくいらしいです、俺。それっぽい音をたくさん使ったハードロックとかならいいんだが……ノイズいっぱいは楽しくないと聴けないらしい。ちなみにこの場合の「楽しい」は、例えて言うなら現NookickyのFULL氏のような楽しさでも可。むしろそれ希望。そんな感じ。
ところで、安易に「インダストリアル」とか「はーどろっく」とか言ってしまったが、俺はこの辺の用語の一般的な定義をよくわかってません。あくまでも雰囲気の話。……うわー、適当だなー俺。
まぁ、ノイズいっぱいのyukihiroの音はOPTIC NERVEで経験済みなのでそれでいいかな、と。そんなところ。
弐〇〇参年三月十二日(水)
BGMをそのままに、まったり。超まったり。夕刻おかんをお迎えに行った後、宵の口に俺だけお出かけ。
昨日はおかんがコーラスの練習で夜遅くまで不在だったので俺一人でコンビニ飯だった。今日はおかんがひとりで晩飯の日だった。俺はどうしたかっちゅーと。
この日記ではすっかりお馴染みの薬局のお姉さんと、近所の高三のお嬢ちゃん(浪人決定)と三人でお食事だったのだ。
お嬢ちゃんがどっか受かっていれば戦勝会になった可能性あり。それだとお嬢ちゃんの母上と俺のおかんも一緒なんだが、残念会ってところで三人だけに。
で、そのお嬢ちゃん。謎でした。謎すぎました。
なんで文系クラスにいて理系学科ばっか受けてんだ!?
いやー……そう言えばmy兄貴殿も理系クラスにいながら文系科目の成績がいいという謎の人だったが、それでも受験した大学は情報処理系で数学かなんかが受験科目にあるとこだったはずだ。それに対してこのお嬢ちゃんは……いや、謎。かなり謎。まぁ謎と言えば高校は家政科で大学が文学部だった俺も謎か?
それはさておき、とにかく「東京」という土地そのものに憧れるあまり、自分の成績と噛み合わない大学ばかり受験したらしいお嬢ちゃん、あれこれ聞いてみたらなんと、受験しなかった他の大学については、まったく検討していなかった模様。同じ科目で受験できる他大の他学科なんかいっぱいあるのになぁ……と呆れてしまった。俺でさえそのくらいは検討したのに。やれやれ、とんでもない受験生もいたもんだ。
ま、唯一そのお嬢ちゃんのいいところは、ほとんどメゲてないってことか。ほんと。よく笑うしよく食うし。お肌の感じを見てもよく寝てるっぽいし。いいことだ。
帰宅後に気づく。明日もおかんはコーラスの練習なので、平日限定で俺とおかんの二人暮しなのに、三日連続で別々に晩飯食うんだ……珍しいこともあるもんだ。
弐〇〇参年三月十三日(木)
そういうわけで留守番。BGM変化なし。見事なひっきー生活よのう……。
ここに書いてなかったんだが、なんと。
今週、雪降りっ放しです。驚異。だって三月だぜ、雛祭りも終わって春間近だぜ!? なのになんで今更雪! しかも何故積もる!?
……そうなんだよ、積もるんだよ。積もっても日中に溶けるから、何日も降り続いて何cmも積もるわけじゃないが。積もっては消え、積もっては消えの繰り返しだが。それにしたって。
今日も、夜遅くに戻ってくるおかんを迎えに駅まで車を出そうとしたら、フロントガラス凍ってやんの。ワイパー動かしてもざりざりざりって。ありえねぇ。
ちなみにおかん曰く、電車で移動する途中に通る山間部では吹雪だったそうな……冬はいつまで続くのかねぇ……
弐〇〇参年三月十四日(金)
やっとおかんと晩飯〜しかし本日は親父殿ご帰還〜まぁそれは時間が遅いので置いといて。
本日もおかんをお迎えに行った以外は家を出ず。
昨日からどうもレッドウィーク到来してるっぽいんだが、どーも始まり方がこれまでにないケースなので違和感。すごく違和感。なんだろう。変だ。
BGMはまだ変わらず。『SHINE』の「UP TO YOU」聴く度にライヴビデオが見たくなる。しかも終幕ライヴ。でもビデオどこやったっけー? LUNA SEA、ZIGZO、THE TRANSFORMER辺りは、一度ハマるとなかなか抜けないのが特徴。
そうそう、たりたり続いている音りすと再編作業、なんとか目処が立ちつつあるが、埋もれさせてしまったビデオ等の収録曲データが引っ張り出せないのと、「その他」のページの構成で困っている。ビデオは、yukihiroのソロとかTM NETWORKとかが本体行方不明。たぶんあの辺だが。オムニバスは手をつけるも億劫だなー……なんせ、「未整理の戦利品」以前から持ってるヤツも一作もデータ作ってないからねぇ。ま、ちまちま行きましょ。
関係ないが本日、途中から『天空の城ラピュタ』を見た。懐かしかった。ドーラばーちゃんが飛行石の力を目の当たりにして目を輝かせたシーンを見て、『となりのトトロ』のメイがおじゃまじゃくしを見つけた時の顔と同じだと思った。即座にそんなことが思い浮かぶ辺り、俺はやっぱり宮崎作品が好きらしい。
弐〇〇参年三月十五日(土)
朝、親が起動する音でなんとなく意識が浮上し始める。そう言えば今日は親父殿が東京まで出張って遊んでくるちゅーて早朝の新幹線に乗るって言ってたなー……と思いながらうだうだして、結局まともに起きたのは十時ごろだった。それでも俺にしては十分早いが。
なんで起きたか。おかんが県庁所在地までコーラスの関係で行かねばならぬので、それにくっついていって普段は行かない外資系CDショップとか某インディーズ専門店とか行こうという計画。懐に余裕があるわけじゃないが、まぁよし。
というわけで昼前に出立。BGMは朝起きにも使ったT.M.Revolution好き勝手編集MD。やっと通常ペースに入ったれっどうぃーくの割に眠くなることもなく到着。しかし、高速降りる直前になってガソリン残量が非常にヤバいことを思い出し、ちょっと慌てる(笑)。
昼飯後におかんと分離して、俺はまず某外資系CDショップへ。欲しい音はいくつかあったものの、何故か俺は洋楽を輸入盤で買うのが嫌い。ものすごく対訳に頼って聴いてるわけでもないんだが、何故か輸入盤は苦手。謎。で、欲しかった音はみんな輸入盤だったため断念。あと、『ロード・オブ・ザ・リング』の限定盤DVD、特典ディスクにやたらとメイキングが入ってるらしいヤツがまだ置いてあって、メイキング大好きな俺としては非常に気を引かれたんだが、まだインディーズ専門店を見てないので、そっちで何もなかったら戻ってきてこれを買おうと決心。
余談だがメイキング好きはおかん譲りだ。飲食店のカウンター席とかなにかの製作作業現場とかは大変に大好きなのだ。例えば『スター・ウォーズ』や『ジュラシック・パーク』辺りは本編を通しでまともに見たことがほとんど、あるいはまったくないのに、メイキング番組はよく覚えていたりするのだ。飲食店のカウンターとまったく同じ感覚(笑)。
で、インディーズ専門店に出向いて、しっかり下記戦利品購入。やっぱりなー……しかし、他はあまり食指の動くものもなく。いい加減、金出して聴きたいと思える音も減ってきてますなぁ……。
購入動機はkyoちゃんは純粋に欲しかったため、test-No.はBY
SEXUALからずっと続いてる弦楽器ペアが気になるが故、S-RAVEはT.M.Revolutionのサポート歴の長いg.SUNAO氏のバンドなので面白がって、そしてSCREAMはex.Panic
two Diesのvo.MOTCHY氏が歌っているらしいので前々から気になってて。以上。
用事を済ませたおかんと合流し、お茶して買い物して帰宅。さすがに疲れていたので晩飯も外食。で、そこから直で帰宅はせずに、駅へ回ってちょうど帰ってくるタイミングに当たる親父殿を拾って、今度こそ帰宅。やれやれ。
その後、まったりしながら久しぶりにポップジャムを見て、Gackt捕獲。……タンクトップにジーンズにスカジャンってどうなのよ、この男。どうなんだ。なんでこんな「普通にそこら辺にいそう」なスタイルが全然似合わないんだ。謎過ぎる。タンクトップにジーンズでも、上が単色のシャツジャケットとかなら似合うだろうに。ラフの方向を間違ってるとしか思えん……いやー、謎。
そして締めに本日の戦利品のCD三枚に手をつけてみる。どれも微妙っちゃ微妙だなぁ……ま、詳しくは明日以降。疲れたので今日は寝る(倒)。
<本日の戦利品>
・kyo『CLIPS』〔DVD〕
・SCREAM『THE END OF CENTURY SONGS』〔MAL〕
・S-RAVE『Neeklace』〔MAL〕
・test-No.『test-No.000』〔MCDS〕
弐〇〇参年三月十六日(日)
超まったり。BGMは昨日の戦利品のCD三枚を順番に。
聴いた順に行くと、まずtest-No.。
……S.O.A.P.と一緒です、感想が。すごく一緒です。
『これで個性的で上手いヴォーカリストさえ拾ってくればOKなんだが』って。
ほんっと一緒だ。音そのものはかなりツボなんだが、おうたがどうにも。ほんとにどうにも。
で、dr.のMATARO氏はえーともしかして前のバンドでは魔太郎とか書いてた方だろうか。なんとなく覚えがあるんだが。まぁいいや。
次、SCREAM。
……なっつかしーなー……いやほんとに。マジで。えらく懐かしいニオイがするよ。うん。音的にもアレンジ的にも。
そしてMOTCHYさんは前のバンドとあまり印象も変わらず。いい感じだ。でもトータルの印象が微妙だ。懐かしすぎて。
そしてS-RAVE。
えーと……楽曲のインパクトがもう少し欲しいです。全部がさらりと流して聴けてしまいます。もうちょっとなんだがな。あ、でも「もうちょっと」レベルで言うとTAKUIより下だ。TAKUIはほんとにもうちょっとでいいんだが、S-RAVEはもうちょっとが三つくらいだろうか。そんな感じ。
音は良い子だった。とても良い子だった。そして本日のBGM三バンドの中では最もvo.がまともだった。ただ、上手いだけなんだよなー、どっちかってーと。楽曲ともども個性がもうちょっとだけ欲しい感じがする。
しかし、もしかしてSUNAO氏のギターだけやたら浮いてたりとかしたらどうしようかと思ったんだが、それはなかったのでそこは合格(俺様尺度)。
そうそう。昨日書き忘れたんだが、店内で見かけたCDについてた解説によると、どうやら新潟バンドで「SCARE CROW」なる方々がいるらしい。初耳。俺の好きないずみさんのSCARE CROWとはまったく別なんだろうけども、やっぱり名前が同じとか似てるとかなるとかなり気になる。
弐〇〇参年三月十七日(月)
さすがに昨日のBGMだけでは足りないので、途中からBUG『FREAK e.p.』に。あさきちの曲がやっぱり気になる。しかし現在のBUGって、ミニアルバムだから丁度いいというか、フルアルバムにするとバランス取るの大変になりそうだなぁ。
えー……あとは特に動きもなく。平和。しかしイラク情勢が気になっていたりもする。色々面倒だねぇ、世界は。
弐〇〇参年三月十八日(火)
BGMを相川七瀬に。割と久々かもしれない『The Last Quarter』。
考えてみたら俺の音歴の中に、彼女はデビュー当時からちらりほらりと引っかかってはいたのだ。でもCD買うほどじゃねぇよなーと思ってたのに、昨年七月のライヴのネット中継見て以来、がっつりハマってしまっている。
その原因を考察してみた結果、わずか三秒で解答が弾き出された。
簡単なことなのだ。真矢に石川俊克に柴崎浩なんていうとっ散らかってることこの上ないメンバーを後ろに、平然と「自分のうた」を歌ってたからだ。それだけ、ちゃんと「自分」を持ってるんだと感じてしまったらしいんだな、どうも。
少なくとも、もの凄く上手いわけではない。実際、上記ライヴ中継を見てても思った。上手くはない。ヘタでもないが。
でも、その荒さが気にならない。それよりも、バックメンバーの散らかり過ぎの感さえある個性的な音の上でも揺るがない彼女自身の「うた」が、ちゃんと俺のとこまで届いてきた感じ。それは決して嫌な感触などではなく。だからだな、きっと。
というわけで本日は七瀬デーなわけだが。今日CD屋に行けば入荷してるはずのベスト盤はまだ買ってきてないのだ。出かけるのが面倒だったためである。おしまい。
弐〇〇参年三月十九日(水)
今日も七瀬。昨日のに加えて『Shock of Love』を。やっぱり二曲目が好きなんだなー。うん。
あと、久々にSSTVでオンエアされた各種PVばかりを録画したビデオを見返してみたり。PVオンリーのテープはすでに五本目に入っていて、数えてみたら軽く百曲以上録っていた。なんだかな。しかもオンエアされたものの中で見たい、残しておきたいものを端から録るから、並べて流しておくとエラいことに。かなりとんでもないことに。
しかし本日はそれらをとりあえず置いといて、緊迫するイラク情勢について一言。
俺は戦争という非生産的且つ負のエネルギーのカタマリとなるであろう行為に反対します。
理由は簡単。嫌いだからだ。以上、おしまい。
そもそも、アウシュヴィッツ強制収容所とか南京大虐殺とかヒロシマ・ナガサキとか東京大空襲とか南太平洋各地の激戦とかひめゆり部隊とか、二十世紀に少なからずあるいは全面的に日本が関わったものだけでもあげればキリないが、そういう話の数々を小学校半ばから映像やら本やらで見て、それを好きだとか好ましいとか素晴らしいとか言える人って、日本にはあまり多くなさそうな気がする。ちなみに、こういう話を選んで歴史を知るのが好きなのと、こういう行為が好きなのとは大幅に違う。俺は当然前者である。
嫌いなのだ。そういう悲惨な歴史を知ること自体は好きっちゅーか抵抗ないが、そこから「俺もこういうことしたい」とは絶対に思わんし、むしろあんな歴史は繰り返さんでよろしいと思う。現在までその悲惨な歴史の数々を語り継いでる人も多いが、それだって若い世代に同じような体験をしてほしくて語ってる人はおらんだろう。その悲惨さを説いて、同じ過ちを繰り返さんようにと願ってる人が大半であるはずだ。俺が見聞きした日本人の戦争経験者の体験談はそういうものしかなかった。
そういった歴史を一つ知る度に、戦争を嫌いになっていった二十代がここに(挙手)。
だから俺は戦争という行為そのものに反対する。
万に一つも自分が被害者になる可能性がないとしても、自分が嫌いなことを目に見える範囲で他人に見せつけられて、気分いいわけあるか馬鹿野郎。
そして、改めて思う。
自身の幸福は、他人の不幸の上になど成立しない。だから、他人を蹴落としてまで自分がいい思いしようと思っちゃならん。
互いにわかってて競争に臨むなら別だよ。オリンピックに代表される各種のスポーツ競技なんかがいい例だが。あれは競うのが目的だからな。だが戦争は違うだろ。別だろ。スポーツなら準優勝があるが、戦争にはないし。
…………………………やっぱり嫌いだ。
弐〇〇参年三月二十日(木)
昨日に引き続いてPVばかりのビデオをかけてみたり、他にも幾つか。聴きたい音は一つあるんだが、今は手を伸ばすのがちょっとなー……ってな感じでついついあれこれとっかえひっかえ。
ちなみに手を出したくて出せない音はBUCK-TICK「極東より愛を込めて」だったりする。
あれは今の状況では重い。大変に重い。重すぎてアタマ止まってくれなくなること請け合いなのでとりあえず回避。
実は俺というヤツは、小学六年生の日本史の授業でB29が落としていったという焼夷弾の不発弾を実際に見せられたその日とか、中学時代に湾岸戦争が始まった時のニュースで爆撃の映像を見た日とか、そんな時に眠れなくなったヤツだったのだ。
要は怖いのだ。
戦争が。人を殺すことが正義だと声高に叫んでまったく悪びれないヤツらが。そいつらが権力という強大な力を平然と手にしている世界が。
とても嫌いだ。こんな世界がもの凄く嫌いだ。
アメリカ大統領の演説の全文をネットで見て、思う。
自分の正義を主張することは構わない。俺にだって正義と言っても良さそうな「自分の当たり前」の一つや二つはある。
だが、他人の正義を無視するかのように自分の正義だけを振りかざして権力を行使する姿を、俺は素晴らしいとは思わない。絶対にそうは思わない。無論これは、ただの戦争を「聖戦」と称するイラク側にも言えることだが。
質問。この地球上の「絶対悪」とは何ですか。この戦争に積極的に関わる国々のトップと末端の兵士と一般市民それぞれの意見を聞いてみたいところ。
弐〇〇参年三月二十一日(金)
休みなので親父殿が昨夜から在宅。逃げるようにおかんと買い物。それもどうだろう。俺はともかく、おかんは。一応恋愛結婚した間柄では。いいのだろうか。まぁ俺はべつにおかんの味方なので構わんわけだが。
出先でいろいろあちこち回って珍しくいっぱい買い物したらそれだけで疲れてみたり。しかし、俺の行動半径内で一番行かないCD屋でちゃっかり下記戦利品のうちSYSTEM OF A DOWNを購入。BUMP OF CHICKENはいつもの店で。七瀬のベスト盤が延期になったことは今日知った。遅いよ。
SYSTEM OF A DOWN、アメリカのバンドながら、ちと他の方々とはスタンスが違う気がして、PVを数曲見た時点で大変に気になっていた。ので、買ってみた。
解説を見て納得。アルメニア系アメリカ人なのだね。道理でルックスもちょっとアメリカ大陸系じゃないと思ったらそういうことだったのか。まぁそれだけで完結してしまうのが難しいというか、一言じゃ語りにくいバンドなんだが。えー、なにより気になるのはメンバー全員の、髭。えれぇ気になる。特に、アタマは見事なまでのスキンヘッドなのに髭が顎の一部だけ長くてしかも編んでる人。ものすげぇ気になる。
というわけで帰宅後にBUMP OF CHICKENから手をつけてみる。ちなみにどっちを買おうかあれこれ迷って、結局ONE
PIECE盤じゃない通常盤を購入。ここのメンバーのごく普通にそこら辺りにいそうなふつーのルックスもけっこう好きなので。
収録曲はおまけを除いて両方ともPVで見て知っていたので、わりと素直に入りこんでくる感じで。アルバムに収録した場合、どっちもポジショニングが楽しみです。
そしてSYSTEM OF A DOWN。だめだった。このバンド、軽い気分で手を伸ばせん。重い。大変に重い。だめと言いつつも好きではあるんだが。うーむ……。
なので、階下に逃亡してみて、おかんが購入した馬鹿CDを回してもらう。
これである。リンク先で試聴可能なので要チェック。Flash要るけど。
……馬鹿なのである。かなーり力抜けるのである。親父殿との間の些細なことで機嫌を損ねかけていたおかんが、脱力するあまり怒りを忘れたほどに腰砕けにしてくれるのである。参った。
夜、地元FM局でも長寿の域に入るであろう番組でT.M.Revolutionのコメントを捕獲。しかし、番組エンディングで来週が最終回だと知り、ちょっと切なくなる。大学時代、実家のおかんに頼み込んでまで毎週録音してもらっていた番組だったのだ。録り逃しも多かったが(笑)。そうまでして聴いていた番組だっただけに、残念。
<本日の戦利品>
・SYSTEM OF A DOWN『SYSTEM OF A DOWN』〔AL〕
・SYSTEM OF A DOWN『TOXICITY』〔AL〕
・BUMP OF CHICKEN『ロストマン/sailing day』〔MCDS〕
弐〇〇参年三月二十二日(土)
特記事項なし。そんな一日。だいぶあったかくなってきたため、親はそろって買い物に出かけ、土だの木だの花の苗だの種だの、そんなものをあれこれ買ってきて、一日かけて外で土をいじっていた。
この、雪がなくなって土をいじれるようになる頃が楽しくて仕方ないらしく、実際汚れてもいい服装で長靴をはき首にタオルをかけた両親の姿は非常に楽しげだ。それは見ててこっちの幸せになれるので構わんのだが。
……だからって公道から玄関までの敷石の周囲を密林にするのはやめてください。
と、毎年何度となく言ってるんだが聞き入れてもらえたためしがない。おかげで我が家の敷石の上は、時々トカゲだかヤモリだかそんなものの横断歩道になっている。小型の蛇も稀に見かける。ミミズ等に至っては言うに及ばず。……苦手なんだってば、そういうの……。
夜、親父殿が飲みに出かけたのをいいことに、おかんと二人で外食。親父殿がいないと気楽に食事に専念できるのでいいんだが、料理が出てくるまでの暇潰しに、久々に手話の指文字表を出してやってみたら、あれこれ忘れてることが多くて難しくなっていた。精進が足らんぞ、俺とおかん(拳)。
BGMは先日SSTVで特集組んでて聴きたくなったのでLINKIN PARK『HYBLID THEORY』。やっぱり俺の手持ち洋楽の中ではアルバムの流れが大変に俺好みなんだよなぁ。謎だ。
弐〇〇参年三月二十三日(日)
親父殿が個人的に用事があるというので、それを放置して俺とおかんでのんびりお出かけ。のために、朝起きた。頑張った、俺。朝起きBGMにはLINKIN
PARKの他、BUG『BUGMANIA』とFAKE?『TOMORROW TODAY』を使用。
あと、出かける前にWOWOWで吹替え版と字幕版の両方がオンエアされた『ロード・オブ・ザ・リング』をばっちり録画予約。映画館で見るのは字幕版なんだが、吹替えは吹替えで声優さんが気になったりもするものなのさ(笑)。
駅まで車で、駅からは新幹線で新潟まで移動。更に「きらきらうえつ」という名のなんとも可愛らしくて嫌になるルックスの電車で村上まで日帰りちび旅行だったのだ。
目的は、町屋に残るという数々の雛人形。雛祭りはとっくに終わってるが、この辺りではけっこうな種類の季節の行事が丸一ヶ月続けられるため、雛人形も四月まで出しっ放し。代表例は他に鯉のぼりで、これも六月まで出しっ放しのところが多いんだそうだ。村上では町おこしだかなんかで、古い型の雛人形をあちこちの店やら一般家庭で無料公開しているというので、それを拝みに。しかし軒数が半端じゃないため、幾つかに的を絞ってれっつごう。
まずは駅から最も遠方にある郷土資料館。その後、一度駅前へ戻って、なぜかファミレスで昼飯。俺もおかんもべつにグルメに拘らないので、食えればよし。金もかからなくていい感じである。そこから、駅を挟んで反対側にある伝統工芸の資料館へも行ってみたんだが、ここで道に迷ってかなりの大回り。でも俺とおかんの足なのであまり苦労もせず。
再び駅前に戻ってお茶タイム。入った小さな小さな喫茶店は、おばちゃんが一人で切り盛りしてるらしいんだが、これが。このおばちゃんが。おかんがお菓子付の抹茶をオーダーすると、「ちょっと待っててくださいねー、今おいしそうなの見繕ってくるからー」と言い置いて、俺とおかんを店内に置き去りにして買い物に出てしまう(爆笑)。他に客が来たらどうするんだろうとか、俺らがレジだの冷蔵庫だの荒らす可能性は考えないのかとか、色々思いつつ大人しく待つこと数分。おばちゃんは、店の窓から見える向かいの和菓子屋で桜餅を買ってきた模様。なんだかな。
そこからまたしても町屋の方へ足を踏み入れ、二軒ほどお邪魔して退散。その家々の方が解説してくれる場合が多いんだが、語るのが上手い人もいればどうにもならない人もいたりして、大変に田舎である。でもそれがいい感じでもある。
夕刻、再び「きらきらうえつ」で新潟まで戻り、新幹線で自宅最寄駅までリターン。さすがに電車内ではちょっと寝た。おかんはたっぷり寝ていた。俺も帰宅後はぱったり。
弐〇〇参年三月二十四日(月)
昨日の十キロ歩行がさすがに痛くて全身筋肉痛でばきばき。なっさけねー……大学時代なんて片道四キロ半歩いて通ってたのになぁ。というわけで一日まったり。超まったり。BGMは昨日の朝起き三枚から変わらず。
弐〇〇参年三月二十五日(火)
そして今日も遠出。まぁ今日は車、しかも下道で一時間しかかからんところなのでまだ気も楽だが。
仕事上がりのおかんを拾いに行く前に駅前で下記戦利品をごそっとげっちゅ。そしておかんを迎えに行った先で、お店のお嬢ちゃんとちょこっと縄跳びして遊び、おかんとともに出発進行。
本日はミュージカル『ファンタスティックス』。宮本亜門演出のコメディーで、何故か知らねどなすびが出るというのでちこっと話題になったりもした作品の地方公演だが、俺とおかんの目当ては『エリザベート』以来になるナマ井上芳雄ちゃんである。らぶである。
他には、名前も知らない役者の方々が幾人も。ステージの上まで客席が作ってあったりして外観そのものが楽しい状態だったんだが、逆に言うとそれだけセットがシンプル。どうなるのやら。
始まった直後、オープニングで登場する役者がまだ全員はそろわないうちに、ステージの客席から一人の女の子が芳雄ちゃんに駆け寄り、プレゼントらしい袋を手渡そうとした。そこは客席だと言われていたわけだから、当然そこにいるのは客のはずであって、俺とおかんがツッコミ入れたのは言うまでもない。いくらなんでもやり過ぎだろうと。ところが、後々発覚したんだが、彼女を含めあと二人、名前がついてるわけでも出ずっぱりでもない端役の方が、そのステージの客席に混ざっていたらしい。それならそれなりのカッコするか、最初にプレゼント渡された時の芳雄ちゃんにもっと派手且つわざとらしいリアクションさせてくれたらわかったのに……さすがに心配したもんさ、最初は。やれやれ。
で、話そのものはまぁまったりのほほんとしたギャグだったのでよしとして、なすびもいたりしたんだけどそれも放っといて(悪くはなかったんだがやはりヘタだったので)、セットのシンプルさ。これが凄かった。
セットどころか小道具もほとんどなし。照明でいくらでも調整きくだろうと思ったら、ステージの客席があるからこれもそう派手な変わり方はせず。ステージ中央に、ひし形に近い舞台をいくらか傾斜をつけた状態で設置し、そのひし形の両端、ステージフロント辺りにポールを二本。それだけ。あとは、役者が軽々持ち運べる黒い直方体の箱が二つ三つ。以上。
それをあれこれ並び替えたり積んだり動かしたり乗ったり運んだりと色んな使い方をするわけだが、その箱を一番活用するのが、劇中で唯一まったく口を開かない人。彼が、俺とおかんの目には一番かっこよく映った。芳雄ちゃんは芳雄ちゃんでよかったんだけどね、もちろん。他の方々もそれぞれに良かったんだが。
その語らない人は、パンフでプロフィール見たらJAC出の大変に身体能力が高いと思われる人だった。事実彼は、ジャンプすりゃかなり高いし、舞台横のポールに人の頭よりまだ高いところまで簡単に昇ってしかもそこに片手でしがみついたまま歌を半コーラスくらいは聴いてられるし、ついでに語らない上にハンティング帽で目の辺りが隠れてる分、口元だけでにまーっと笑ってみたりしてて、大変に目を引かれたのだ。そんな俺とおかんは脇役好き(笑)。
芳雄ちゃんは芳雄ちゃんで、歌うと他の出演者に完璧に勝ってしまう人になっていた。まぁ今作は、ミュージカル初出演とか久しぶりとか舞台自体が初なんて人も多いキャスティングだったから、ある意味当然と言えば当然だが。そして、『エリザベート』で初めて見た頃よりずっと声の伸びがよくなってて、作品がコメディーだからというのもあるだろうが随分と肩の力を抜いて楽しく歌える人になっていた。これも、『エリザベート』はどうやっても笑顔を見せられない役だったから当然かもしれんのだが。
結論。大変に楽しい舞台であった。以上。
移動中のBGMはT.M.Revolution好き勝手編集MDからTHE TRANSFORMER『空』。後者で「プライマリーカラーズ」の歌詞が唐突に刺さる。戦争報道が続いて戦死も報じられる中で聴いたらそりゃ刺さる。戦地に赴く兵士だって、家に帰れば一般人だもんなぁ。
帰宅後、なんとなくT.M.Revolutionから手をつける。しかし、新曲の数が少ないのでちと物足らず。でも新曲の感触がいい感じなのでヒマではなく。
<本日の戦利品>
・相川七瀬『ID:2』〔AL〕
・SADS『13』〔AL〕
・J『2003.1.4. Live at BUDOKAN The
Judgement Day』〔DVD〕
・SOFT BALLET『BRIGHT MY WAY』〔MCDS〕
・T.M.Revolution『coordinate』〔AL〕
・LINKIN PARK『METEORA』〔AL+DVD〕
弐〇〇参年三月二十六日(水)
疲れが蓄積されていたせいで超まったり。しかし朝、何故か起きてしまった。悪いことではないんだがね。うん。
で、朝からネットをさまよって、不吉な文字を発見。SEX
MACHINEGUNS解散。うあー……。
BGMはSOFT BALLETの新譜から流れて相川七瀬のベスト盤。七瀬、産休前のシングルで発売当時の印象が残っているものがほとんどなくて、復帰後の「終わりない夢」が好き、と思ってたんだが、実は産休前もけっこういい曲があったことが判明。
弐〇〇参年三月二十七日(木)
今日もまったり。まだまったり。先日録画した『ロード・オブ・ザ・リング』を、好きなシーンだけ両方のヴァージョンで見るのが好きなのだよ、セリフが大違いで(爆笑)。
朝飯を昼頃に食いながら朝刊読むのが習慣なんだが、その本紙広告にざっくり全面広告で『ミス・サイゴン』再演決定の文字が! わーい、見たことないんだよねー、見たいわー。ちなみに広告そのものはオールキャスト・オーディションの応募要項だったんだが、そんなものは俺には関係なく。再演されることが大事。
BGMは昨日の夜から続いてLINKIN PARK。和テイスト満載の曲があるという話はインタビューで知っていたが、違和感がないのは彼らが、使用した和楽器の音の特性をある程度以上理解してから使ったからじゃなかろうかと思う。彼らの得意なパターンも見えてはいるんだが、それだけに留まらない、前作とは違う空気もあって、俺は好きだ。とても好きだ。しかもやっぱり、先にPVで見た「SOMEWERE I BELONG」の他にも引っかかる曲があって嬉しい。
弐〇〇参年三月二十八日(金)
朝から起きてしまう。実は昨日辺りから近所で大掛かりな工事をしているらしく、家が揺れるのだ。けっこう派手に。
というわけで徒歩五分足らずの近所の図書館へ逃亡。出かけてみたら工事は玄関真正面の畑の向こうにあった家の取り壊しだった。
図書館では、「指輪物語」を捜索。案の定というかなんというか、そろっているはずのハードカバー本は映画化された分が出払っている(笑)。しかし、他にもう一そろいあるはずの大判本が見つからない。しばらく棚の間をさまよううちに、はしゃいで声を上げる子供を制すること数度(笑)、やっと発見したそれは、大活字版広辞苑よりデカいんじゃなかろうかというシロモノだった。しかも古くて傷んでるし。怖くて借りて行けねぇ……仕方ないので映画一作目の分をざっと読み流し、原作と映画ではかなりシナリオが異なっていることを知る。
しっかし、訳文が古いね。仕方ないっちゃ仕方ないんだが。なんせ刊行されたのが四半世紀ほど前だし。あと、ハードカバー版の追補編にあったのをちらりと見たんだが、作中にあるエルフ語の文法解説とかまであったりして。それははっきり言って、「日本の法律上の区分で言う児童」向け文学の域を脱していると思う。どっちかっつーと中高生向けだろう。児童書のコーナーにハリポタとかダレン・シャンはまだしも、ゲド戦記や指輪物語が一緒くたに並んでるのはどうかと思う。
おかんを迎えに行ってみたら、勤め先宅の嬢ちゃん坊ちゃんがいい子で遊んでいたのでちょっと構ってみた。最近には珍しく、二人とも照れて丸まってしまうでもなく愛想よかったので俺までご機嫌(笑)。
買い物に行った先で『ロード・オブ・ザ・リング』のDVDのボックスセットの方を発見(注:市内で発見したのは初)してしまい、慌てる(爆笑)。しかし、今日はほんとに財布しか持ってないのでとりあえず諦める。
勢い余って、行ったことのない市内図書館へ向かってみて、ちゃっかり「指輪物語」より前の時代に当たるという「シルマリルの物語」を借りてきてしまう。刊行されたのは「指輪物語」より後で、トールキンの没後だそうだが。「指輪物語」そのものはやっぱり、特に映画化された分に関しては出払っている模様。そりゃそうか。でもハリポタより読みづらいよ、これ。どう考えても「児童」文学じゃねぇよ。
BGMは引き続きLINKIN PARK。九曲目が妙に気になる。
弐〇〇参年三月二十九日(土)
昼まで寝る。しかし、起きた後はおかんと二人で奮闘。屋根裏に上げてあるノーマルタイヤ四本を階下に運び、更に車に積んでGSへ。タイヤ交換とワックス洗車を頼んで、すぐ隣にあるユニクロへ。カジュアルなものばかり着ているくせに、俺とおかんはユニクロに来たことが一度もなかったのだ(笑)。結果、おかんの長袖Tシャツと俺のシャツジャケットを一着ずつ購入。この時期に上に羽織れるものがほとんどなかったので、俺様ちょっとご満悦。しかしやっぱりレディースでは無理だった(撃沈)。
帰宅後、嫌になる前に、とスノータイヤを全て屋根裏に上げる作業をやってしまう。しかしここで、屋根裏に上げる手前、二階にタイヤを置いた瞬間、ホイールで膝頭を強打。泣くほど痛いわけじゃなかったが、後で見てみたら見事に色が変わって膨れていた。ちなみに直径1.5p。かわいいもんだ。
出先でとうとう下記戦利品を購入。GOOD CHARLOTTEはSSTVでPV見てやたら楽しかったので、ついうっかり。
BGMはT.M.Revolution『coordinate』。「Meteor」は割と好きだ。PV見ててもそう思ったが、PVは映像のストーリーの関係で、音を無茶苦茶なところでぶった切ってくれてるので、ちゃんと繋がった状態で聴けたのは発売後だったのさー。
夜中に、『ロード・オブ・ザ・リング』の追加されたシーンが気になって気になって仕方なかったので、結局三時ごろまでかけて追加シーンを見てしまう。……アラゴルンが歌ってるよー! しかもあんましうまくない(爆笑)。
<本日の戦利品>
・GOOD CHARLOTTE『THE YOUNG AND THE HOPELESS』〔AL〕
・『ロード・オブ・ザ・リング スペシャル・エクステンデッド・エディション』〔DVD〕
弐〇〇参年三月三十日(日)
まったりと。親父殿が朝になってから帰還し、昼前に結婚式出席のため出立。夕方まで帰ってこなかったので、おかんと超ゆったり。昨日のタイヤによる筋肉痛が微妙に出てるせいもあったりする(苦笑)。
BGMはまた戻ってLINKIN PARK。七曲目とラストも耳が引っ張られるなー。
しかし俺はいつになったらSADSの新譜を聴くんだろう(笑)。
そして夜中にはまたしても指輪DVD鑑賞。
映画館で見た時からちょっと気にはなっていたんだが、レゴラスはなんで走る時の姿勢がジョギングスタイルなんだろう。なんか彼一人だけ背筋まっすぐで膝がしっかり高く上がって前に出てて、大変に軽い走りなんだよなー。まぁパーティーの大柄な方々が、ガンダルフはじーさんだしあとの二人は重装備だからその差もありそうだが。それにしたって。あれは役者本人の癖だよなぁ。楽しい楽しい。
弐〇〇参年三月三十一日(月)
そして今日も指輪満載。図書館で借りてきたシルマリルはようやく百ページほど読み進んだところ。字体は古いわ字そのものが小せぇわ印刷薄めに見えるくらい字細いわ、そんな感じで大変に読みづらいので。
DVDは昨日辺りから、本編ディスクに収録されているオーディオ・コメンタリーの役者版を見ては一人でけらけら笑っている。役者が居並んで画面見ながら、このシーンは素晴らしいとか衣装がこんなだったんだとか実は裏でこんなことがあったんだとか、そんなことをコメントしてて、その音声が映画の画面と小さくされた音声に被ってるものなんだが。可笑しい。かなり可笑しい。
なんだって、悪役のサルマンやってるクリストファー・リーがホビットくんたち含む旅の仲間の役者と一緒に談笑してるんだ。
画面ではちゃんとワルモノやってる人が平然と混ざってるのって違和感ありまくりで、なかなか楽しい。
このオーディオ・コメンタリー、他にも監督・脚本チーム、デザインチーム・制作チーム編もあるというので、そっちも楽しみ。……このDVD全部見るのって何日かかるんだ(笑)。
BGMはLINKIN PARK『METEORA』から、唐突に戻りたくなって坂本美雨『DAWN PINK』。久々に聴いてもやっぱり不思議voiceだよなー、上手くもなければ下手でもなく、特徴がもの凄くあるように思えたりそうでもなかったり。でもいろんな声を使い分けて歌ってるわけではないので、印象は統一されているという。謎だ。