ボンネットバス

 かつてはバスといえばボンネットバスが主流でしたが、箱型バスばかりとなった現在でも、
観光用やイベント用に活躍するボンネットバスの勇姿を見ることが出来ます。このページでは
私が鉄道と共に撮影対象としているボンネットバスの写真を紹介します。

 伊那大島駅近くのバス車庫にて、伊那バスのいすゞBXD50、北村製作所の車体です。昭和56年11月の撮影ですが、この時点でBXD50は伊那バスに2両が残るのみだったようです。

 江若交通のいすゞBXD30、帝国ボディの車体です。湖西線堅田駅を基点に運用されていました。1081号車は江若交通では最後まで残った1台です。

 花折峠を行く江若交通のBXD30、つづら折の坂道をエンジン音を響かせて登ってきました。

 肘折温泉のバス車庫にて、雪の埋もれて出番を待つ山形交通のいすゞTSD40、北村製作所の車体です。訪問した日はかなりの積雪でしたがTSD40の出番は有りませんでした。

 阿波池田駅前にて発車を待つ四国交通のいすゞBXD30、富士重工の車体です。昭和57年5月の撮影ですが、四国交通のボンネットバスが一般路線用として活躍したのはこの頃までだったようです。

 南谷で折り返しを待つ四国交通のBXD30、山深い狭隘路線、ボンネットバスによく似合うシチュエーションでした。

 京王八王子駅前に姿を見せた西東京バスのBXD50、元伊那バスの車が夕焼け小焼け号として昭和57年秋より再デビューしました。当時の京王バスにはまだバス窓車も健在。

 陣場高原下で折り返しを待つBXD50、京王八王子駅から陣場高原下までを走っていましたが現在は同路線からは引退しイベント運転用となっているようです。

 一ノ関駅前に姿を見せた岩手県交通の日野BH15、金沢産業の車体です。東北新幹線開業に合わせて復活し、一ノ関駅前から中尊寺までを運行していました。

 中尊寺で折り返しを待つBH15、弁慶号の愛称が付けられ側面にはイラストが描かれたちょっと派手な装いでした。このバスも現在では引退したとのことです。

 千曲バスのBXD50、北村製作所の車体です。元伊那バスの2両の内の1両ですがこちらはトップドアに改造されていました。夏季のみ野辺山駅周辺で運行されていました。

 軽井沢駅前にやってきた千曲バスのBXD30、川崎ボディの車体です。元備北バスの車で夏季のみ中仙道宿場めぐりトコトコバスとして活躍していました。

 東八幡平交通センターで待機する岩手県北バスのTSD40、中央の車は富士重工の車体で両脇は北村製作所の車体です。東八幡平交通センターには4両のTSD40が配置されていました。

 東八幡平交通センターで発車を待つTSD40、川崎ボディの車体です。積雪期の山間路線、全駆バスが本領を発揮する場面です。

 近鉄大和八木駅近くの営業所にて奈良交通のBXD30、帝国ボディの車体です。大和八木駅からJR桜井駅まで明日香路巡りの路線で使用されていました。

 甘樫の丘付近の狭隘区間を行くBXD30、狭い道路に古い町並み、ボンネットバスがよく似合います。