ボンネットバス 其の2

 日本自動車博物館のBXD30、川崎ボディの車体です。ボンネットは旧式のBXタイプのものに交換されています。

 富山県の八尾温泉で送迎用として使用されていたトヨタDB100、クレハボディの車体です。

 白峰開発公社のBXD20、金沢産業の車体です。元北陸鉄道の車で一見4WD車のように見えますが全駆バスではありません。現在は九州自動車歴史館で保存されています。

 妙高高原のペンション村で使用されていたBXD30、富士重工の車体です。元四国交通の車で「あひる号」の愛称が付けられていました。

 奥羽本線の板谷駅から鉱山現場まで従業員送迎用として使用されていたジークライト化学鉱業のいすゞTSD43、北村製作所の車体です。

 山間に延びる一本の道をやってきたジークライト化学鉱業のTSD43、静寂な森にエンジン音が響き渡る。

 米沢市内ではもう1台、八谷鉱業所でもTSD43が活躍していました。米沢市内から鉱山現場まで従業員送迎用に活躍。

 瑞浪駅前にて東濃鉄道のBXD30、川崎ボディの車体です。ヘッドライトが2灯の前期型です。

 前橋駅前で乗客を待つ上毛電鉄の日野BH15、帝国ボディの車体で貴重な2ドアワンマン仕様のバスです。

 前橋病院で折り返し待ちのBH15、前橋駅前から前橋病院の間を運行していました。もちろんワンマン運転でした。

 濃飛バスのBXD30、帝国ボディの車体です。元江若交通の車ですがボンネットはBXタイプのものに交換されています。

 国際興業バスのTSD40「さわらび号」、北村製作所の車体です。元岩手県交通の車ですが現在は山梨交通へ移籍しています。

 北海道中央バスのBXD30「ロマン号」、富士重工の車体です。元々は四国交通の車で妙高ペンション村を経て北海道へやってきました。

 小樽駅前を行くロマン号、四国の山の中を走っていたバスが北海道の海辺を走ることになるとは当のロマン号も思ってもみなかったことでしょう。

 平成8年撮影の北海道中央バスロマン号、塗装変更されてこのような外観になっていました。現在は再度塗装変更されています。

 JR北海道バスの三菱ふそうW80、クレハボディの車体です。元は4WDのトラックシャーシにバスボディを架装した車で車体に不釣合いなほど大きなボンネットが特徴的です。

 復活ボンネットバスの元祖、東海自動車のBXD30「伊豆の踊り子号」、川崎ボディの車体です。以前は修善寺駅から河津駅まで運行されていましたが現在は昭和の森会館と浄蓮の滝の間で運行されています。

 2000年9月23日、長岡で開催されたバスの日イベントで記念運行された元山形交通のTSD40、肘折温泉以来の再会が出来ました。